タイトル

《 鳩山町編 》

鳩山町

鳩山町には熊井祭り囃子保存会と今宿祭り囃子保存会の2つの団体が確認できました。
当地区は比企郡となりますが坂戸市戸口との繋がりと入間郡で馴染み深い流派である、
江戸神田囃子大橋流(旧囃子)ということから取材させていただきました。

鳩山町の囃子連

※表記順は数字優先のアイウエオ順です。
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《 熊井祭り囃子保存会 》
熊井
囃子の流派は神田囃子大橋流。
伝承時期、経路ともに不明。同じ鳩山町の今宿に囃子を
伝授したという。地元毛呂神社の祭礼で掛け屋台にて演奏する。
昭和5,6年頃は越生町上町の山車に乗って演奏したこともあったという。

《 今宿祭り囃子保存会 》
今宿
囃子の流派は神田囃子大橋流とされる。
同じ鳩山町の熊井から移ってきた方が囃子を伝えたという。
また坂戸市戸口でも、この今宿に囃子を伝授したといわれる。
それ以前は他所から囃子連を招いていたという。囃子は飯能、越生の
大橋流とは大きく異なり、若狭流に似た部分が多分に聴かれる点、
若狭流にない曲があることから坂戸市を経由した木ノ下流の流れの
可能性が推測される。山車(屋台)は平成2年の作。屋台型で四つ車、
廻り舞台を擁し、前輪には梶が付く。以前には越生町新宿から譲渡された
一本柱型の山車があったが、部材を新山車に使い解体された。人形は
スサノオノミコトであったが現存していない。

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