上映100ヶ所突破!感謝!!(2010.12)

 

伊勢 真一

 

 

早足で歩くと、自分自身の白い息が見えるようになってきた。
晩秋から初冬へ、季節は巡る。

今年は「風のかたち‐小児がんと仲間たちの10年‐」の上映活動が中心の一年だった。
先頃、上映100ヶ所の大台を突破。我ながら「よくやった…」と誉めてあげたい心境である。
でも、自分の手柄というよりも、今回も又、まわりの仲間たちの力に
大きく支えられた上映活動だった。

企画者であり出演者でもある、細谷亮太医師(聖路加国際病院副院長)の力添えは感謝状ものだった。
ほとんど休むことのない超多忙なスケジュールをぬって、
上映後のトークに足繁く通い、つき合ってくれた。
細谷ファンが観客動員の大きな力になっただけでなく、上映会自体が、
細谷先生の語りが加わることでとても充実したライブになったように思う。
上映スタッフが足りない時には映写の手伝いまでやってもらったこともあり、
今回の「風のかたち」上映のMVPであることは間違いない。
感謝!

いつものように、我がいせフィルムスタッフと応援団の頑張りも大変なものだった。
撮影、照明、録音などの制作スタッフも度々上映を手伝いに来てくれた。
応援団の一員のひとりは、なんと37回も「風のかたち」上映に顔を出してくれ、
映画の追っかけをやってくれた。
20回近く観に来ているというヒトも数人いる。
ありがたい。
「風のかたち」は観れば観るほど味のある映画だ、とその方々は言ってくれる。
感謝!

何より感謝しなければならないのは、自主上映に手を上げてくれた
100ヶ所の上映主催者だ。
ホール、公民館、学校、教会、お寺、工場、オフィス、レストラン、ライブハウス…
あらゆる場所で映画は「風」をおこした。
自主上映をするのは初めて、という人たちも多かった。
どうしても「風のかたち」を上映してみたい、という熱意のようなものに
突き動かされてのことだったように感じた。

この春ぐらいから、上映後に「そらぷちキッズキャンプ」ワンコインカンパ作戦と銘打って、
会場に賽銭箱を置かせてもらったのだが、これもすごい反響だった。
カンパしてくれた、観に来てくれたみんなに大感謝!

何だか、感謝の大安売りみたいだが、我が自主上映活動は、
そうやって多くの人たちの力に支えられ成り立ってきたのだ。
でも、もしかしたら、100ヶ所上映突破はまだ始まったばかりということかもしれない。
自主上映に挑戦してみたい、と思っている方はぜひ上映委員会に問い合せて下さい。

「風のかたち」はまだまだこれから上映を大きく広げていく可能性を秘めた作品だ。
力に成って欲しい。
日本中、世界中に「風」をおこす片棒をかついで欲しいと思う。

きっと、これから出逢うに違いないひとりひとりに今のうちから感謝しておこう。
「ありがとう!」