海外旅行記 vol.5

オーストラリア

   
 
「世界遺産ブルーマウンテンに泊まるオーストラリア6日間の旅」に行ってきました。
女房と2人での海外旅行の第2弾です。

 日頃は、あちこちと自由に飛び回ったり、旅を楽しんでいる私ですが、これからも年1回は女房と2人での海外旅行を計画していきたいと思っています。

さて、オーストラリアのブリスベンまで約8時間の夜間でのフライトは、少々疲れましたが、幸運なことに、空いていた2階の3列席を2人で専有でき、ゆったりと足を伸ばすことができました。

翌朝(2月18日)ブリスベン着後、専用バスで市内観光、マウントクーサ展望台からゴールドコーストに移動しているときに、競馬場がありました。オーストラリアでは、競馬は上流社会の社交場になっていて最高のおしゃれをして観戦しているとのこと、さらに馬券の買い方を小学校で教わると聞き、日本の競馬のイメージとは大分違うなと驚きました。

また、オーストラリアでは州によって法律が異なり、ブリスベンやゴールドコーストのある、クイーンズランド州では車検がないため、日本車に人気があるそうです。日本国内で購入するより、1.5から2倍と高くつく日本車ですが、人気の秘密は、故障せずに30年ぐらい乗ることができるからだそうです。

オーストラリアの面積は、日本の22倍と広いが、人口は2000万人と日本の6分の1です。すべてゆっくりしていて、教会の建築が100年計画で実施されており、現在も建築中とのことでした。

観光牧場のオーストラリアンウールジェットでは、定番のコアラを抱っこしての記念写真を撮り、羊の毛刈ショーを見学しました。近い将来、動物虐待にあたるとのことでコアラを抱っこしての記念写真はできなくなりそうです。

ゴールドコーストでは、観光の中心地の「サーファーズパラダイス」で自由行動を楽しみました。典型的なリゾート地にもかかわらず、ごみがなく「鳴き砂ビーチ」が維持されています。「カジノ」の収益金の一部が環境保護対策費になっており、その資金によりビーチは毎日清掃されているとのことです。明日の夜は「カジノ」で環境保護対策に貢献しようと思いました。

海辺近くの歩行者天国を歩いていると、チェスの対局に遭遇しました。タイや中国で遭遇したような路上で対局しているのではなく、テーブルの上で、優雅に、のんびりと椅子にかけ、あちらこちらでゆったりと対局をされていました。

 

夜は、ゴールドコーストから60km南西の「ナショナルブリッジ国立公園」に約1時間で到着し、世界でもめずらしい土ボタルを見学しました。土ボタルは洞窟の中で幻想的に輝き、まさに自然の造り出したプラネタリウムの様でした。土ボタルは、なぜ光るか、答えは、餌さをとるため。土ボタルの正体は、答え、ハエの幼虫だそうです。

2月19日(土)朝食後、水陸両用車にて運河クルーズと「サーファーズパラダイス」周遊に行ったあと専用バスでトロピカルフルーツワールドへ入園、珍しいトロピカルフルーツをいっぱい試食。オパール博物館で説明を聞いたあと、見学と記念品を購入しました。夜は、コンラッド・ジュピターズ・ホテルショーと、カジノでルーレットを楽しみました。カジノでは、予定通り環境保護対策に貢献してきました。

2月20日(日)は、ゴールドコーストをあとにして専用バスでブリスベンへ、ブリスベンから空路シドニーへ移動。着後、世界遺産ブルーマウンテン国立公園へ向かいました。世界一の急勾配(最高傾斜52度)を誇るトロッコ列車「シーニック・レイルウエイ」に乗ってジャミソン渓谷を下り、大自然の中の遊歩道を歩いて、帰路は大型ロープウエイ「シーニック・センダー」で戻りました。

いよいよ、今回の旅の最大魅力ポイントに到着。ブルーマウンテンの人気ホテル「フェアモント・リゾート」に宿泊しました。

2月21日(月)早朝にゆっくり時間をとり、ホテル周辺の散策をしました。ほんとうに空気がおいしい、良いところです。午前9時に専用バスで、先住民族アボリジニの伝説に残る、奇岩「スリーシスターズ」が見学できる展望スポット、エコーポイントに立ち寄りました。幸運にも最高の天気で、ユーカリの樹から揮発するオイルが太陽光に当たり、山が青く霞んで見えた「ブルーマウンテン世界自然遺産」の場所に立つことができました。

その後、一路、シドニーへ向かい、シドニー市内観光(オペラハウスとハーバーブリッジを望むミセスマッコリーズポイント・オペラハウスなど)のあと、シドニースイスホテルに到着しました。スイスホテルは、市内の中心地に立地していて、1階〜7階がデパート・8階〜20階がホテルになっており、ほんとうに便利なところでした。

2月22日(火)は、早いものでもう旅の最終日となりました。スイスホテルを午前10時に出発して一路、シドニー空港へ向かいました。

シドニー発13時(サマータイムのため、日本時間では11時)で空路、直行便にて関西国際空港へ20時に無事着陸。23時に自宅にたどりつきました。

天気も景色も空気もよく、おもいきって行った価値がある満足のいく旅でした。

旅行中には、名張市からこられた松尾ご夫妻と懇意になり、シドニーの自由行動の時には、ともに記念の帽子を購入し、パブでは一献傾けながら、楽しく語り合いました。

最後に、オーストラリアの旅で印象に残ったことは、町並はカラフルな赤い屋根に芝生や木の緑が目につき、景観(環境)をすごく重視している国だということがわかリました。一方では、働くのは、大嫌いで、ゆっくり、のんびり暮らすのが大好きな国民でもあり、日本とは、何もかも正反対で、お互いに良い点を学びあえば、ちょうどよいのではないかと感じました。

 

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