海外旅行記 vol.11

トルコ
トルコ漫遊紀行 10日間の旅

(2008年1月29日〜2月7日)


1・今年最初の旅行

女房と2人での海外旅行第5弾です。今回は初めて夕方からシャトルタクシーで関西空港に行きました。旅物語の添乗員川島さんより搭乗券を受け取り出国手続き後、カタール航空で予定通り23時55分に、関西空港を離陸して空路ドーハに到着しました。

ドーハまでは約12時間のフライトでした。入国手続きをしてから約2時間の待ち時間がありましたが、乗り継ぎ飛行機の搭乗口が直前に変更になる場合があるので、電光掲示板で確認が必要との注意がありました。イスタンプールへは約4時間のフライトの後、到着しました。時差も7時間もあり少々疲れました。

着後は現地ガイドのギュルさんと合流して早速に、専用バスでイスタンプール市内半日観光です。内部がブルーのタイルで彩られている世界遺産の「ブルーモスク」・金角湾、ボスボラス海峡、マルマラ海を一望できる丘の上に建つ「トプカプ宮殿」を見学してからホテルへ向かいました。

ホテルには、現地時間の19時に到着しました。ホテルでの夕食は、羊の回転焼き「ドネルケバブ」でした。けっこう口に合いました。飲み物として、ぶどうの蒸留酒で、アルコール度が高く水で薄めると牛乳色になるトルコ名物の「ラク」を注文し、チャレンジしましたが、独特の香りが口に合わず飲みきれませんでした。その後、やっと部屋に戻りゆったりと足を伸ばすことができました。

 

 

2・世界遺産トロイ遺跡の観光

翌朝(1月31日)、ホテルを7時20分にチェックアウトして専用バスでイスタンプールからトロイに向かいました。途中、ダーダネルス海峡をフェリーで、ヨーロッパ側からアジア側に渡り、木馬伝説で知られる世界遺産トロイ遺跡の観光をしました。有名なわりには、あまり見所がなく期待はずれでした。その後、車窓から青い空と海が綺麗な素晴らしいエーゲ海を眺めながら、アイワルクのホテルまで移動しました。

 

 

3・世界遺産・エフェソス遺跡の観光

2月1日(金)は、ホテルを7時にチェックアウトして専用バスでエフェソスに移動しました。地中海文明の栄華を語る世界遺産・エフェソス遺跡の観光です。トルコ最大の遺跡だけあって、紀元前12世紀に建設された都市国家跡が見事に復元されており、図書館、大理石通り、神殿、音楽堂、円形劇場などゆっくりと時間を取り見ることが出来、その素晴らしさに感動しました。バスに乗る時には、ヤギの群れがバスを横切るのどかな光景に遭遇することが出来ました。その後、聖母マリアの家を見てからバムッカレのホテルに19時に到着しました。

 

4・世界遺産パムッカレ観光

2月2日(土)も7時にホテルを出発して、世界遺産パムッカレ観光です。素晴らしい快晴に恵まれた白く輝く石灰棚を眺めながら、温泉とともに栄えたヒエラポリス遺跡をすべて見ることが出来、帰りには温泉に足湯の体験をしました。次のコンヤ観光に向かうまでに途中昼食休憩した店の「肉の煮込み・ピデ」やお勧めの「ハチミツヨーグルト」が美味しかったです。また、お土産として、まよけキーホルダー・吊り、ロクム、乾燥いちじくなどを購入しました。コンヤではシンボルのメヴラーナ博物館の見学、美しいタイルなどが展示されているインジェ・ミナーレ神学校を見学しました。その後は、今回の旅のメインである最大魅力ポイントのネブシェヒル(カッパドキア地方)に到着しました。リゾート デデマン カッパドキア ホテル泊

 

 

5・最大の魅力ポイント「世界遺産カッパドキア地方の観光」

2月3日(日)は早朝にゆっくり時間をとり、ホテル周辺の散策をしました。ほんとうに空気がおいしい良いところです。いよいよ午前8時30分に専用バスで、世界遺産カッパドキア地方の観光です。1960年代に偶然発見された「カイマクルの地下都市」・「ウチヒサール」(3つの要塞の意味で、ウチヒサール城跡には無数の穴が開いていますが、これらは岩をくりぬいて造った部屋の跡です)・ビザンチン時代の岩窟教会の「ギョレメ博物館」・キノコのような不思議な形をした大奇岩地帯「ゼルベの谷」へ行きました。幸運にも最高の天気で、雪景色に太陽光が当たり、岩また岩の素晴らしい展望台でパノラマの世界に立つことができました。昼食は、雰囲気のある有名な洞窟レストランでのアラバルック(鱒料理)でした。その後、カッパドキアの一般家庭(洞窟の家)を訪問し、チャイ(紅茶)のおもてなしを受けました。カッパドキアでは2連泊ですので早めにホテルに戻り少しくつろぎました。

6・世界遺産カッパドキア地方の観光」「アンカラエキスプレス」

2月4日(月)は昨日と同じく午前8時30分に専用バスで引き続き、世界遺産カッパドキア地方の観光です。3本のキノコ岩で有名な「パジャパー」・20世紀初めまでギリシア人が生活していた町「ムスタファパシャ」・ラクダ岩と奇岩の「デヴレント」を見て回りました。その後、トゥズ湖を経由しアンカラへ向かいました。アンカラ駅に着いてから、駅前レストランで夕食をとってからも、寝台列車の時間(22時30分発)まで、2時間ほど待ち時間があったのですが、アンカラ駅前は何もなく、ここが首都の駅前なのかと驚きました。22時30分発のアンカラエキスプレス1等車にてイスタンブールへ向かい、翌朝8時に到着しました。久しぶりに寝台列車に乗り、新鮮な気持ちでした。

 

 

7・世界遺産イスタンブール市内半日観光

2月5日(火)イスタンブール着後、世界遺産イスタンブール市内半日観光です。今回は、チャルムジャの丘・オルタキョイ散策・ドルマバフチェ宮殿・アヤソフィア大聖堂・地下宮殿と見所がいっぱいありました。その後、エジプシャンバザールで日常雑貨、食料品などのお店がいっぱいあり楽しく見て回りました。夕食は、ベリーダンスディナーショーを楽しみ、宿泊は、憧れのリッツカールトンホテルです。

このページのTOPへ

8・ボスフォラス海峡クルーズ

2月6日(水)は午前8時に専用バスでホテルをあとにして、ボスフォラス海峡クルーズを楽しみました。最後に、巨大なマーケットグランドバザールでのショッピングです。

その後は一路、イスタンブール空港へ向かいました。14時発で空路、ドーハに18時50分に到着し、23時55分発まで時間があったので、夕食と免税店を見て回りました。ドーハは世界の人種が集まっている活気あるところです。お勧めは、金の細工物が相場のグラム価格で販売しているのでお買い得です。

国内旅行のページへ

旅行記のトップページへ

9・無事帰国

2月7日(木)ドーハ発23時55分(日本時間では5時55分)で空路、関西国際空港へ15時10分に無事着陸。16名全員が無事帰国し、私たちは18時に自宅にたどりつきました。

旅行中には、大阪市からこられた大澤ご夫妻と懇意になり、魚釣りのために和歌山にセカンドハウスを持たれているぐらいに熱心な話をお聞きしました。機会があれば和歌山まで伺いたいと思っています。

今回のトルコの旅は、通常は雨や雪が多い時期なのですが、参加者15名の日頃のおこないが良いせいか、10日間とも快晴で、参加者の皆様方や添乗員、現地ガイド、ドライバーさんにも恵まれ、本当にすばらしい旅になりました。トルコは、世界遺産に恵まれ、見る価値があるところはたくさんあります。中でも特に、世界遺産のカッパドキア地方の壮大な岩の自然美や、その岩に洞窟を掘り住居として生活しているのには感動と感心とびっくりです。加えて、トルコ石のような澄み切ったブルー色の空との調和はまさに「百聞は一見に如かず」です。実際にこの目で見ることをぜひお勧めします。

HOMEページへ