3、第2回「上海都市杯」将棋国際交流大会・団体戦
8月5日(水)7時に朝食後、8時45分から開会式です。主催の上海市体育局、上海市閘北区人民政府、協催の上海市閘北区教育局、上海許建東将棋クラブ、賛助企業の盈徳気体投資有限公司など、中国政府関係者および来賓者からの挨拶があり、団体戦予選リーグ戦の開始は10時でした。
団体戦の参加チームは、32チーム(96名)で、日本よりは、千葉県5チーム(船橋市・千葉市・四街道市・習志野市・八千代市)、京都府3チーム(京都市・宇治市・南丹市)、東京都調布市、天童市、上尾市、蒲郡市の12チームが参加しました。中国からは15チーム(上海・北京・広州・福建・宇夏・香港)、ヨーロッパからは3チーム(ドイツ・フランス・ハンガリー)南半球からは、ニュジーランドが1チーム参加しました。今回も、事前にTシャツがプレゼントされ将棋交流および観光でも着用しました。対局ルールは、4チーム一組のリーグ戦で、2勝通過、2敗失格です。持ち時間は双方各20分、その後一手30秒の秒読みです。
京都市チームの予選リーグ1回戦は、中国チーム(上海市中学生チーム)との対戦でしたが、開会式の時間が長くて闘志が削がれたところスタートしたため、序盤は本当に苦戦しました。中盤で盛り返し、終盤でなんとか逆転しての白星スタート(チーム成績3勝)でした。予選リーグ2回戦は、南丹市チームとの同士討ちになりました。結果は、2勝1敗で京都市チームが勝ち、午後からの決勝トーナメント戦に駒を進めました。昼食をしていると、まもなく南丹市チームの3名が昼食に合流しました。予選リーグの3回戦を勝ち、チーム成績2勝1敗で決勝トーナメント戦に駒を進めました。宇治市チームは、強豪の香港チーム、優勝した船橋チームに敗れ、残念ながら予選敗退となりました。
13時からは、決勝トーナメント1回戦です。京都市チームは、中国最強チームの「上海許建東将棋クラブ」との対戦です。私は3年前の大会で惜敗した湯順傑五段との対戦になりました。序盤はうまくさせたのですが、中盤に並ばれ、終盤では劣勢に追い込まれましたが、寄せの勝負手が奏功し、逆転勝ちを収め雪辱を果たせました。この一勝が大きくチーム成績2勝1敗で2回戦に進むことが出来ました。一方、南丹市チームの相手は、千葉県四街道市チームでした。結果は、残念ながらチーム成績1勝2敗で決勝トーナメント1回戦敗退となりました。
京都市チームの2回戦は、将棋のメッカ、天童市チームとの対戦です。私の将棋は、序盤、中盤、終盤と完璧な内容で快勝し、残り2局の展開を見守っていました。2局とも手に汗握る熱戦でしたが、結果は指運が相手チームに微笑み、1勝2敗で残念な結果となりました。本当に惜しかったです。団体戦の結果は、優勝、船橋市チーム、準優勝は天童市チームでした。京都市チームは5位、南丹市チームは9位でした。14時からは、決勝トーナメント戦と並行してプロ棋士による指導対局もありました。16時に表彰式があり、18時30分からは円卓を囲んでのパーティーです。その後こどもたちは、部屋に戻って将棋対局を楽しんでいました。
|