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野澤 聖子隊員
インドネシア:看護師

桝山 明 隊員
ボリビア:村落開発普及員
山崎 舟葉 隊員
パナマ:村落開発普及員

羽吹 佳代 隊員
ニジェール:幼稚園教諭


柳 綾子 隊員
ブルキナファソ:看護師
渡邉 正好 隊員
エチオピア:体育
見原 真 隊員
ケニア:青少年活動
 


平成21年1次隊
平成20年4次隊
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平成20年2次隊
平成20年1次隊
 

 

トップページ現在世界で活躍中> 山崎 舟葉さんの現地レポート

  山崎 舟葉さんの現地レポートが届いています。
     

 


平成19年度2次隊(2007年9月下旬出発)
パナマ:村落開発普及員

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パナマの写真アップしてます!!(2009.8)
http://picasaweb.google.com/funeha.yamazaki/Panama1#
http://picasaweb.google.com/funeha.yamazaki/
ActividadesContraChagasEnVeraguasPanama#

ビデオレターも届いています↓↓。(2008.5)
http://picasaweb.google.co.jp/funeha.yamazaki/Video_jocv_junio_08

 


2009.08.01

2007年9月にパナマに着任してから、早いもので任期も残すところ2ヶ月を
切りました。以前現地レポートを書いてから1年が経ち、保健省のおじさんたちとの山あり谷ありの仕事を通じてシャーガス病対策活動もさまざまに変化してきました。

 

(写真:子供の啓発活動)

 

何度も啓発活動を繰り返しても……
最初の1年間の活動は、保健省のおじさんたちと田舎の家々を巡回すること、学校や集会所で啓発活動を行うことが中心でした。しかし、現地の人々が病気の存在を知りながら、予防を実行するでもなく、何か対策を講じるでもなく、講習会の内容は右耳から左耳へと聞き流されてしまう様子に、職員も私も啓発活動を繰り返すことの虚しさを感じはじめていました。

住民参加型サシガメ監視体制??
住民が予防を実行するには?保健省の職員がいなくても活動を続けてくれるには??赴任前から思い描いていたコミュニティでのグループ活動、今こそ保健省のおじさんたちにその戦略を伝授するるチャンスだと思いました。一回こっきりの啓発活動ではなく、グループの形成と住民自身の手によるサシガメの監視体制をつくること。長い間それを実行するのは難しいと思っていましたが、任期も折返し地点を過ぎた頃、保健省の保健教育課の協力を得て、3つのコミュニティで住民参加型のサシガメ監視グループを形成することができました。このときのミーティングでは、住民の発言も多く、彼ら自身予防活動の必要性を感じながらも、個人個人ではなかなか実行しがたかったという声も。確かに、一緒に活動をしてくれる協力者なしに、個々で動くのは難しくて当然だと思いました。住民は講習会の内容を聞き流していたわけではないのですね。ちょっと反省しました。

(写真:グループ代表者のサイン)

 

 

(写真:選ばれしグループ代表者の誓い)

 

プロジェクトの日陰で
JICAのシャーガス病対策の歴史は長く、グアテマラ、エル・サルバドル、ホンジュラス、ニカラグアでプロジェクトが入っています。専門家、隊員・プロジェクト資金が投入され、国の政策レベルに影響を与えられるような、大きな大きな動きを生みます。パナマの場合はそれらの国々とは事情が異なり、プロジェクトという形ではなく、ボランティア派遣のみになっています。そのため「国を挙げてシャーガス病対策に取り組む!」というご近所さんたちのJICAプロジェクトの日陰で、細々とちまちまと地方レベルで活動しているのがパナマのシャーガス隊員です。
プロジェクトの入っている国から届く、大きなイベントや会議が実施されたとか、シャーガス病が学校の教科書に取り上げられたとかいう、すんんばらしいニュースはもちろんパナマにはありません。しかし、シャーガス病にかかるリスクにさらされている住民に直接、予防や啓発を促すことも、保健省のさまざまな部署へ掛け合うことも、研究所の調査結果を検討することも、シャーガス病対策のすべてのプロセスに関わって自由に活動ができるのがパナマのシャーガス隊員の特典かと思います。また、隊員だけでは専門的な知識、技術が絶対的に不足する中、ホンジュラス、エル・サルバドルの専門家の方々が的確なアドバイスをくれるなど、いつも遠方から協力、応援してくれます。
残念ながらパナマでは、保健省の関心の薄さから、JICAのシャーガス病対策への協力は終了が決まっています。しかし過去の研究所の調査から、パナマでは寄生虫に感染したサシガメの割合が高いことが見て取れます。決してリスクの低い国ではないと思っています。JICAの協力があろうとなかろうと、将来、パナマ保健省自身がマラリアやデング熱対策と同じくらい懸命にシャーガス病のリスクと闘っていってくれることを願っています。

 

(写真:シャーガスプロジェクト専門家と隊員たちと)

 

 2008.5
中米、パナマ共和国に村落開発普及員として派遣され、9ヶ月が経ちました。
最初はどこに位置するのかも分からず、思わず地図を広げて確認した国でしたが、今では地元新潟よりも慣れ親しんでいます。職場では保健省のおじさん達と奮闘の日々を送っています。あれやこれやとモノをねだられた着任当初とは
一転、すっかりシャーガス病対策活動の重要人物として(?)、 なくてはならない存在で(?)あります。

シャーガス病とは
中南米の熱帯地域には、「シャーガス病」という感染症があります。
カメムシの一種「サシガメ」を媒介にして感染が広がっていく病気で、土壁や
椰子でできた家が多い田舎でサシガメが発見されます。したがって、
この媒介虫が発見される田舎に住む人々は、常にシャーガス病のリスクと
背中合わせということになります。しかしながら、この病気を知らずに、
またこの媒介虫の存在をよく知らずに生活している住民はたくさんいます。
というのは、シャーガス病は初期の急性期には症状が現れにくく、
慢性期にさしかかって20年後、30年後に心臓等に異常をきたすというのが
特徴で、シャーガス病にかかっているという事実そのものが表に出にくい
病気です。よってシャーガス病はとてもマイナーで人々に馴染みのない病気
ということになります。

 

 

私の仕事

私の活動は、保健省の職員と共に、サシガメが生息するシャーガス病リスク地域を巡回し、 啓発活動を通して予防を呼びかけることです。配属先で仕事を始めてから8ヶ月程たちますが、最初の1年は保健省のおじさん達がシャーガス病対策に重きを置くようになることに時間が 費やされています。

それでも当初に比べて、田舎へ巡回や啓発活動へ行く頻度は増え、今にも壊れそうな保健省のおんぼろ車でガタガタ山道を進むことも多くなりました。悪路で車がスリップしたり、山道を登りきれない車を置いて何時間も歩いたりと、体のなまりきった日本人には厳しい場面もたくさんあります。 巡回の目的は家屋にサシガメがいないかチェックし、シャーガス病について説明して家々を 回ることですが、不衛生なベッド、動物や収穫物が寝室に放置してある家、窓の無い家など、
シャーガス病に限らず、様々な病気を引き起こしかねない不衛生な環境を目の当たりに します。2年目からはワークショップなどを通して、住民自ら衛生環境を改善する重要性を 気づいてもらえるような活動をコミュニティでできればと思っています。

 

 

私 vs 職場のおじさんたち

途上国で省庁の地方局の公務員と働くということに、多大な苦労が伴うのは言うまでもありません。頻繁に私を困らせてくれるのは、時間を守らないことより、
約束を覚えないことです。彼らのスケジュール管理のいい加減さには何度となく泣かされ、時には「そんなに分厚いスケジュール帳は一体何をメモするためなのさ!」と叫びます。日本語で。こんなおじさん達ですが、事務所にいる間とても
一生懸命になる瞬間があります。夏休みを誰がいつ取るかという議論の最中と、ロテリア(宝くじ)の当選結果が出る毎週水曜日の午後1時です。目標は、
自分の活動が、夏休みとロテリアに勝つことです。
それでも職場の皆はラテンののりで明るく、事務所はいつも和気藹々としています。職員の人数が多いのにもかかわらず、ちゃんと誕生日会をひらくので、
パナマ製甘あまケーキがしばしば登場します。私の誕生日には是非、
サシガメの絵の入ったケーキでも特注してもらいたいと思います。

 

 


 

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