「コールサイン指定呼出」とは

■呼び出す場合
 特定の相手局を呼び出したい時に相手局がどこのレピータをワッチしているかわか
 らない場合に、呼び出したい局のコールサインをTOやURに設定して呼び出す方法
 をD-STR用語で「コールサイン指定呼出」といいます。
 ※シンプレックス通信の特定局呼び出し「JR1xxx局お聞きですか?」とは
  D-STARでは意味が違います。

呼び出す局のコールサインを無線機の「TOやUR」に設定しないで
特定局を呼び出す方法は「コールサイン指定呼出」とはいいません。

 この方法は、相手局が最後にアクセスした(電波を出した)レピータに自動的接続
 されます。相手局が自局が使用しているレピータと同じレピータの場合は、ゲート
 越えでなく「山かけ」になります。
 よって、相手局が最後にアクセスしたレピータではないレピータをワッチしている
 場合は、相手局は呼び出されたことがわかりません。(聞こえません)
 また、相手局がコールサインに識別(JR1UTI A など)を付けている時は識別も
 設定する必要があります。
 ※JR1UTI AA が識別です。
 ※コールサイン指定で呼び出すときは、呼び出したい相手局が最後にアクセスした
  レピータに接続されます。
  相手局が識別なしでレピータAにアクセスしてその後に識別を付けてBレピータ
  にしてアクセスしてBレピータをワッチしていると、呼び出す側が識別なしで
  コールサイン指定で呼び出すとAレピータに接続されるため、呼び出したい局は
  Bレピータをワッチしているため相手局は呼び出されたことがわかりません。
  (聞こえません)
 なお、呼び出したい相手局が自局がアクセスしているレピータと同じレピータを
 ワッチしているかどうかわからない場合や、どのレピータをワッチしているかが
 わからない場合に、無線機のTOやURに相手局のコールサイではなく、CQCQCQ
 や接続先レピータを設定して呼び出す場合は「コールサイン指定呼出」とはいい
 ません。

 呼び出し方の例 (TOに Jx1xxx を設定して呼び出し)
 ・Jx1xxx、こちらはJR1UTI、さいたま南レピータからコールサイン指定です。

 間違った?呼び出し方 (単なる、ことばの使い方だけですが)
 ・Jx6xxx、こちらはJR1UTI、さいたま南レピータから
  宮古島レピータにゲート越え、コールサイン指定です。
 ・Jx1xxx、こちらはJR1UTI、さいたま南レピータ、山かけ
  コールサイン指定です。
 など、何がおかしいか、わかりますか? (ヒントは下線部分)

正解と他の例は こちら です。
■応答する場合
 自局に対する呼び出しやCQを出している局に応答する場合は、TOやURに相手局
 が使用しているレピータを設定するか、無線機の「RX-CS」機能を使用してTOや
 URに相手局のコールサインを設定します。
 「RX-CS」機能を利用すると簡単に応答することができます。
 「RX-CS」機能を使用するとTOやURに相手局のコールサインが設定されるので、
 「コールサイン指定呼出の設定になります。
 ※応答したい相手局が自局がワッチしているレピータと同じ場合は「RX-CS」機能
  を使用する必要はなく、TOやURが「CQCQCQ」になっていればそのまま応答す
  ればOKです。
  この場合は「コールサイン指定呼出」ではなく「山かけ」通信になります。
 ※DVゲートウェイ機能(ターミナルモード・アクセスポイントモード)で応答する
  場合は「RX-CS」機能でTOやURに相手局のコールサインを設定します。

重要:コールサイン指定呼出やゲート越え通信でQSOが終わったら、TOやURを
   「CQCQCQ」に戻しておきましょう!
   不要なゲート越えをしないように、受信時はTOやURを必ず「CQCQCQ」
   しておきましょう!

参考:
・CQの出し方・特定局の呼び出し方と応答の例は こちら です。
・RX-CS操作方法は こちら(PDF) です。

関連ページ
 D-STAR用語集
 余談ですが