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ギター教室・技術編

各ギターテクニックのアドバイスページです。
行き詰まった時のヒントになれば幸いです。(右利き前提で)

妙な話と思うでしょうが、
「私の解説」でうまくいかない場合は、全く逆の事をやってみてください、
それは「身体感覚の違い」や「ギターに合った身体能力の差」が原因で起きる事です、
それは「ある弾き方」に対して「正解」の場合があります、
私の勧める「より自由度の高い、楽な弾き方」の系統ではないだけ です。

・ギターを弾く前に


・爪を切ろう!

弦を押さえる指の爪が伸びてると、力がうまく伝わらず音が鳴りにくくなります、3日に1回は切りましょう、
ピックと爪切りは常に携帯くらいの感覚で。深爪はギタリストの宿命です。

親指もしっかり切りましょう!


・軽いウォームアップとストレッチ

手を暖めリラクッスさせるため、グーパーしたりブラブラさせたり指の間を開いたりして準備運動しましょう。


・ギターの調整

狂った状態で演奏するのは、スランプや混乱の原因にもなります。
また、ギターの改善により、技術の向上が見られるケースもあります。

簡単な物から、覚えていきましょう!
教室では、私が(場合によっては教えながら)定期的にチェックします。


・リズムの話


私はすごく重視します、うまくいかない時の突破口にもなることが多いです。


練習の際は、出来るだけリズムマシン等を使って練習しましょう!

バッキングはもちろんソロを弾く時でも重要です。
自分だけで弾く時も必ず、何らかのリズムを意識してください。


リズムに「のる」事を覚えてください、
「合わせる」と言う意識が強すぎると、逆に固く遅れ気味になってしまいます。
また必要以上に「大きくリズム」を取りがちになります。
自然に「のりましょう」。
「のる」事を覚えたら、色々なジャンルのリズムを「のりながら」聴きましょう。
リズムを耳で、身体で覚えたら、後は自分でそのリズムを作り出し、それに「のって」弾きましょう!
前ノリや後ノリ等、難しい事を考えなくて大丈夫です。
(後述しますが、おそらく私はこの、前ノリ、後ノリ、を「立体」で感じています。)


リズムは軽視されがちですが、とても重要です、
皆さんが上手く弾けない理由の多くがリズムにあります。

色々な奏法解説をみても、効率の良い動作のみを追い求めて、
リズムの事が置き去りになってる物も多いです。
私の述べる「より苦しい弾き方」は、リズムの取りやすさを考慮に入れていない物も多いです。
「苦しい弾き方」が平気な方は、それだけリズムに関して鈍感な(感じ取れない)ように思います。

覚えていて欲しいのは、リズム感の良し悪しは、リズムの正確さだけではないのです。
表現が難しいのですが、楽器の音色やリズムを「立体」で感じ取れるか否かなのですが…、
日本人のリズムはベッタリしていると言われたりするのは、この感覚の有る無しだと思いますが、
経験上プロの人でもこの感覚がない人も多いかもしれません。
音色やリズムを2次元ではなく、ちゃんと3次元で感じられますか?


教室のリズムトレーニング方は、初心者にも理解しやすく、
多くの人が良くなった実績があります。


・癖について(身体感覚の違い)


「変な癖がつかないように」
と考える人は多いと思います。

当然の考え方ですが、同じ演奏をするにも「複数の弾き方」があり、
動作やフォーム等は、ギターや機材のコンディションに影響もされます、
このコンディションの部分を考慮に入れず、動作だけ見て、
「それは良し」「それはダメ」という意見が多いため、
なにが正しいのか、混乱の原因の大きな一つとなっています。


人の身体は、大体同じ様でいても、人それぞれ微妙に違う感覚で生活しています、
自分の感覚が、全ての人と同じ訳ではありません(レッスンでの実感です)
安易に「人間の身体はこうだから…」と考える事は、
理にかなっているようですが、意外な落とし穴になります。

「自分の想像もつかない感覚の持ち主もいる」と言う事を認識し、心がけておくと良いかもしれません。
動作の癖=体の癖です。
日常生活でも気をつけてみると、
同じ作業をするにも、自分にはあり得ない動作や姿勢でやる人がいる事に気づくと思います、
「何故わざわざ、そんなに無理な姿勢で、動かしづらい動作でやるのか?」と、思った事もあるかもしれません。
ですがその人にとっては、たとえ非効率であってもその方が体が楽だったりするのです。

そのような身体感覚の違いが、弾き方の違いにつながって来ます。
自分にとっては「あたりまえ」の感覚でも、他者にとっては「あたりまえ」ではなかったりしますし、
むしろ「特殊なのは自分の方だった」なんて事もあるかもしれませんよ。
これらの事がわかっていて、技術指導をするのと、わかっていなくてするのは、大きな違いがあります。

良い演奏が出来ていれば、多少人と違っても気にしすぎる事はありません。
仕組みを理解して貰えば、その動作やフォームが許容できる物か、判断出来るようになってきます。

「基本」として考えてしまうと破綻してしまう物や、
NG動作や構えもありますのでそれは直します。

怖いのは、自分に合わなくても一つの型や動作に固執して、
せっかく自然に出てきた良い動作を否定、矯正してしまう事です。

「変な癖がつかないようにしましょう」
と言っている人に、
私からみたら「変な癖」があったり、仕組みを理解していれば、まず選択しない、
「より難しく、苦しい弾き方」で弾いてしまっているケースも多々見受けられます。

また「癖」と言う物は「ある弾き方」にとっては「良くない動き」でも、
実は「別の弾き方」から見れば「良い動き」である事も多いです。
これが私の「バランス法」の考え方の一つです

自分に合った、良い動作を矯正してしまう、これは本当に恐ろしい事です。
「しっかり系統立てて理解する」事で、このリスクを無くしていきます。

「見かけの動作」とは、結構あてにならないもので、
「力が入り過ぎているように見えて、実は抜け過ぎていた」
なんて事は、レッスンでもよくある事です。

また、動作の分析などは、肯定であれ、否定であれ、
結構自分の都合の良いように解釈してしまいがちです。

一番大切なのは「動作や型にこだわる事」ではなく、
以降、何度も出てくる「良い音」「良いリズム」です。
以降の解説は、これが根本にあると考えてください。
それらを大切にしていけば、「楽な弾き方」と「苦しい弾き方」
を判断するコツがわかって来ると思います。

動作には、守って良い物と、守らなくて良い物があり、
守って良いのは「基本」の動作です、
私としては「より自由度の高い、楽な弾き方」系の「基本」で す。

・構え方


構え方は、エレキ、アコギ共に、画像のように、
身体に対してある程度の角度がつく構え方になります。
(角度のつけ具合は、状況によって変化します)

以降、この構え方を中心に話は進みます。
後述する平行な構えだと、有効な動きが違うものに変わってしまいます。

体験レッスンでも、まず最初にやる事です。
初心者にありがちな、
身体に密着させて、平行に構えてしまう形にならないように注意しましょう。

いくつかのポイントを踏まえれば、自然に良い形に導かれ、
ある程度の構えの高さのコントロールも可能です。

心配する方が多いのですが、
「座って弾く時」と「立って弾く時」のギターの高さや構えは違います。
私的には「ギターは身体全体で弾く」のです、
違って当たり前なのです。

「足が曲がった状態」と「伸ばした状態」の違いは、
下半身のみで完結する訳ではなく、必ず上半身にも影響を及しています、
その違いが感じ取れる、取れない、の違いは、
リズム感の良し悪しに影響してきます、リズムは身体全体で感じる物です。

座った時に高いと、立った時にもその高さでないと弾けないのではないか、
と言った心配は無用です、立った時の位置合わせのコツがわかれば、
極端に高くなることはありません。

逆に座ったまま、立った時に低く構えて弾けるようにと、
わざわざ弾きにくい高さで練習する事はしないでください、
無意味どころか逆効果です。

少し表現が難しいのですが、
「無理な姿勢、体勢」に慣れる事が重要ではなく、
その時々の演奏、姿勢、体勢に「最適な位置取り」、
が、出来る様になる事が重要と考えます。

「良い構え」「良い姿勢」は万人に共通では、ありません、
わたしはタイプ別の傾向を割り出していますので、
その人のタイプにあわせて、良い姿勢を導き出しています。

「あぐら」をかいて、弾く方が多い様ですが、
「より自由度の高い、楽な弾き方」に とって「あぐら」はNGフォームです。

たまに、気軽に寝そべってや、地べたに座って弾くのは構いませんが、
間違ってもその状態で、真面目に弾き方とか考えないでください、
しっかりやりたい時は、腰掛けるか、立って弾いてください。

NGの理由は、奏法的な問題ではなく、リズムの問題です、
ネット上では「あぐら」で上手に弾く方も多いですが、
「リズムが平坦に地を這う様になってしまっていませんか?」
これは、ヘビーなノリとは違うものです、躍動感が無い状態に近いです、
「あぐら」で弾くとそのような状態になりやすいです。
技術の高さに隠れて判りづらいですが、
正確さのみが、リズム感での良し悪しではありません、
技術が高く正確でも、
「リズムが地を這う様になってしまう」
の意味や状態がわからなければ、正確なだけのリズム感という事です。

・ピッキング

まずは、今までのレッスンの経験から、
「こうする良い」と説明するより、
「これをやめたら改善された」というアプローチで、
実際にレッスンをしていて多い例をあげていきます。


・ピックを持つ位置が、端すぎる、上すぎる。

弦移動がうまく行かない、ピックが深く当たりすぎるケースが多いです。
また、ピックが動いてしまう原因の一つです。



最初にピックの中央を持ち、3分の1くらい出します、そこから微調整してください、
画像の視点で、左右にずれてしまうケース(画像は少し大げさです)はピックが自分にあっていません。
上にずれるケースは、構え方等の問題なのですが、改善法は企業秘密です。

中央より上を持ってしまう状態は、見直す事になります。
短く持つぶんには、特に支障が出るケースは見受けられません。

ミュート等に支障がなければ、「ピックの先端が親指と垂直に〜」等は、
ギター等のコンディションに影響されてしまう部分なので、特に深刻に考えなくて良いです。
「人差し指の先とピックの先端が直線になる様に」のアドバイスは、
該当するタイプが多いのは事実ですが、全ての人がそうではないので囚われすぎない様に注意です。


まずここからと言う推奨フォーム。
上記と比べて上手そうに見えませんか?(笑。

例として、私はそこから、もう少し短く(深く)持ちます。

短いと、力強い音が出しにくいと感じる方もいると思いますが、
主に左手と連動性があるので、その条件をちゃんと満たせば、
楽に力強い音が出せますよ。

ピックの「しなり」が使えなくなると思う方もいるでしょうが、
ピックに「負けて貰う」発想だと、ピックがずれるリスクから逃れられないので、
私は「良い音を保ちながら「いなす」」方法を採用し、推奨しています。
意図的に「負かす」方とはピッキングのしかたの系統が違います。

特に奏法毎に変えたりはしません、エレキ、アコギ共通です。
(弦に当てる角度や深さは変わり、指の角度等は変わります)

ピックを持つ指以外は「閉じたくなったら閉じる」「開きたくなったら開く」で良いです、
実際に、常に一定ではありません。

「バランス法」としては、この部分の解釈は、
「身体の他の部分に足りない物を、それぞれで補っています」、
ですが、それだけでは無くピッキングのスピードも関係してきますし、
ピックの持ち方で補う方法もあり複雑です。

私は、このような事を手がかりに「弾き手の身体の状態」を判断していきますが、
そう言った仕組みが判らない人は、あえて決めない方が良いです。

そして、このような他の要素を受けて複雑に変化するものは、
「基本」と成り得ないものなのです。

気にするのは「音とリズム」です。
あえて決めて、頑なに守っているのであれば、
「決めなくて良い」とアドバイスします、そうすると傾向が見えてきますので、
別の視点からアプローチします。
「より自由度の高い、楽な弾き方」の系統は、
この様な時に、「適切な動作が無意識に出やすい」系統でもあります。


・ピックを握り込む、握りしめてしまう。



初心者の方に多く、最初は致し方ない部分もあります、
こうなってしまうのも、ある面から見たら理にかなった行動なので、
その状態の時に「なるべくしてなってしまう」事なのです、
今の私でも、ギターのコンディションによっては、こうなってしまう可能性もあるのです。
(そうなる前に調整してしまいますが)

親指と人差し指の空間が、全く無かったり少ないケースは、
力んでいます、プロの方でもいるのですが(力む身体の使い方をしているけど、その影響を受けにくいタイプ)
このタイプの方は、普段からこのような状態で生活しているため、
力んでいる事が、判っていない、気づいていない事が多いです。

ピックを「握る」と表現する方がこのタイプですが、
(人差し指と親指なのに「握る」という表現に違和感をおぼえませんか?)
「つまむ」と表現する方も空間は空いていますが、力みぎみです。
私は「持つ」と言う表現がしっくりきます。

私としては、それぞれの表現に対して、
「ピックを持って握る」「ピックをつまんで持つ」と二段階の表現になるのですが、
持つ」=「握る」
「持つ」=「つまむ」
と言う感覚なのかもしれません、それぞれ日常からそのような状態のため、
疑う余地も無いのかもしれません、そしてそれぞれお互いを「おかしい」と思ってしまうかもしれません。
いずれにせよ、私には両者の感覚は判りかねます、私はただ持っているだけです、
握っても、つまんでもいません。


効率良く力を加える事が出来れば、軽やかに力強く弾く事ができ、
ここに、ある程度の空間が生まれます。
少しずつ画像のような感じに出来るようになりましょう。

他の視点の画像が無いのは、良い持ち方の共通部分がこの視点のみだからです。
他の視点からの形は、人それぞれですが、タイプ別に分類してアドバイスできます。
(タイプによっては、親指の位置は画像より指先側で持った方が良いです)


・ピックを弦に深く当てすぎる、浅く当てすぎる。

深く当ててしまっている分には、汚い音にならない程度に当れば良いので、
当人も自覚しやすく、直しやすいです。

浅く当てすぎのケースは、様々な情報を収集していくうちに、
「とにかくいつでも浅く細かくピッキングをしなければならない」という誤解から来ている事が多く、
音がしっかり出ていなくても、リズムがうまく刻めなくても、上記の事にとらわれ過ぎてうまくいかないケースです。
これを「基本」と考えるには、問題が多すぎます、意識改革がもっとも効果的です。
なので「とにかくいつでも浅く細かくピッキングをしなければならない」
は間違いです。

極端に解釈してしまう人、頑なに守ってしまう人もいますので、考慮に入れなければいけません。
「良い音」「良いリズム」で弾ける深さ、幅、でピッキングしてください。

最小の動きがいつでもベストな訳ではありません、ヒントは「距離とスピードの関係」です。
理論で考えられた動き等を、真っ向から否定するつもりはありませんが(当然の発想だと思いますので)、
不確定要素を考慮しないと、意外な落とし穴になります、
実行するのは「機械」ではなく「人間」なのです。
動作が多少大きくなっても、自分の感覚に合うやり方で演奏すれば良いです。

以上、いくつかあげましたが、
 不調の原因がピックやギターの状態であったり、
 妙なフォームでも良い演奏をする人はいますので、
 あまり見かけや「型」だけにこだわりすぎない方が良いです。
 (より効果的にピッキングが改善できる、指導のノウハウがあるのですが、生徒さん向けですスミマセン)


・「スナップピッキング」と「連動ピッキング」

 「スナップピッキング」初めてこの言葉を知ったのは、やはり成毛滋氏によってです、
 概ね成毛氏の考えに同意ですが、やはり「結果の動作」の説明になってしまっているのと、
 「欧米人」に多いと言うのは一括り過ぎて、誤解を招くのかな?と思います。
 私が今のところ認識しているのは、「日本人(アジア系)では少数派で、白人、黒人では多数派のピッキング」です。

 私と成毛氏との考え方の主な違いは、
・「ダラリと力を抜く」行為を、他の事に置き換えている。
・「スナップ」自体は意識しなくても、上記の置き換えをしていれば、勝手になる。
・「スナップ」と「屈伸(チキンピッキング)」を個別に練習しなくて良い。
・ロックギター用ではなく、ジャンルと問わず使用出来る(指弾きでも同じ)
 です。
 
 他にも見解の違いはありますが、私が行っているピッキングが、
 その類のピッキングと言う事に気付く事が出来、それが、良いヒントになって、
 こうした文を書く事が出来るのも成毛氏のおかげなので、
 私は、その観察力と洞察力に、大変敬意を持っています。

後述しますが、私のやっているピッキングが「スナップピッキング」らしい、
 と言う事を、成毛氏の解説によって認識したにすぎないので、
 私のピッキングが「スナップピッキング」か違うのかは、
 私にとっては、大きな問題では無いです、別の名前を付けても良いのです、
 「スナップピッキング」と言うよりは「連動ピッキング」の方が、私にとってはしっくりきます。
 そして、その「連動ピッキング」が成毛氏の解説に、わりと当てはまっているにすぎません。
 私は「スナップをきかせる」行為より「連動性」の方が重要と考えます、
 「特定部位のみではなく、身体の力を上手く連動させた状態」で行われたピッキングは、
 自動的に「スナップ」を効かせた状態に近くなります。
 「近く」と表現したのは、次に述べる「振り回し状態」とは異なるからです。
 
 一般的にはよく言われますが、勢い任せ、力任せ、力を抜きすぎ、で「バシッ」と、はたく様に弾くのは、
 私の感覚では「スナップピッキング」ではありません、振り回しているだけです。
 私としては「欧米人のピッキング」=「連動ピッキング」ですが、
 多くの方は「欧米人のピッキング」=「スナップピッキンング(振り回しピッキング)」の解釈の様です、
 スポーツ等の世界でも私から見ると「スナップ」=『振り回し』に感じられます、
 私は、黒人や白人、一部のアジア系の演奏者、アスリートは「身体の連動能力」
 が高いのではと考えています。
 その行為を「連動性」が低い人が再現しようとすると「力を抜いて振り回す」
 になってしまうのだと考えます。
 
 こうなってしまうのは、致し方ないとは思っています、こういう事が「身体感覚の違い」なのです、
 「連動性」が低い人に高い人の感覚を理解するのは困難です。
 この違いは、日本人でも少数派でしょうが、感じられる方もいるはずです。
 このような違いを自覚する、しないでは指導のクオリティに大きな差が出てきます。

 「連動ピッキング」は、ロック専用のピッキングと言う訳でもなく、ジャズでも何でも適用できます、
 やり方がわかれば、特別な訓練など必要ないほど、自然に出来ます(無意識でやるには時間を用します)
 音色は、日本での多数派と思われる「バイバイの動き」とは違う特徴を持っていますが、
 それも「結果の音色」であって、本質では無いと考えています。
 欧米人の大半は、子供でも連動ピッキングの状態になります、
 彼らは、色々複雑な事を考えて演奏しているでしょうか?
 本質はもっと「本能的な物」と考えています。
 
 ただ、色々な方が提唱されているピッキングに対して、
 否定的な立場を取る訳ではなく「ピッキングの方法論の一つ」として、ありだと考えています。

成毛氏をはじめ、他の解説者の方も「手首の」スナップと言う言い回しが当たり前になってますが、
 多くの方は「手首」にこだわると「手首のみ」動いてしまい、上手く連動出来ません。
 この「手首」中心の言い回しになってしまうのは、大抵の人が前腕、二の腕、肩は、ダラリとしていて、
 良くて手首から先にくらいにしか感覚が無いためだと推測します(私はダラリとしていないので)、
 この感覚の人は、欧米人でも多数いますので仕方がない事なのですが、肘や肩をもっと能動的に扱えるタイプも存在します、
 この扱える部分が多いほど、私の言う「連動性」が高まります。
 
 ちなみに、一見連動しているように見えて、ただグニャグニャしているだけの動作の人もいます、
 見た目が「連動」しているにも関わらず。演奏技術がさほど高くないのであれば、
「グニャグニャピッキング」の可能性が高いです。

注意したいのは「回転」と「屈伸」が同時に出なければ「連動」していない、と言うわけではありません。
見た目はあてになりません。


・私が使う4種類のピッキング動画をあげておきます。

動作は、かなり大げさにやっています。
 スナップ(基本)
手首(横振り)屈伸の順で視点を変えながら弾いていますが、
 一番目に付く動きがこの部分なだけで、 
 不思議に思うかもしれませんが、
 特定部分を「積極的」に動かしてピッキングをしている訳ではありません、
 そして実際は、ここまで明確に区別がついている訳ではなく、
 境界は曖昧で、それぞれが連動しています。
 
 生徒さんに見せる時に「よしやるぞ」という時は、イメージだけしていますが、
 普段は、ほぼ無意識です、私の場合は意識すると逆にぎこちなくなります。
 
 私がピッキングの「動作」面で気をつけている事は、
 ピックや指が、弦を捉える瞬間の部分です、
 当然、前提として「良い音」「良いリズム」に対しての意識があります。

 
 初心者の生徒さんに「この部分を動かしてピッキングしましょう」と言う教え方はしていません、
 違う方法で、皆さんがちゃんとピッキング出来る様に導きます。
 「スナップを効かせましょう」とも言いません。

 慣れてきたら「例」として動作を伝えますが、
 「動作に」こだわらなくて良いとも伝えます。


 この4種のピッキングは「大切なポイント」を行った「結果の動作」です、
 ですが「大切なポイント」の話には触れていませんので、
 動作に囚われないでください、単なる動作の紹介です。

 あえて生音です、音量と音の張りに注意してみてください。
 「連動ピッキング」が出来れば、楽な力で出せます。


*私の手首(横振り)は事実上、手を伏せ気味の連動ピッキングです。


パッと見た目が、所謂「バイバイの動き」といわれるピッキングですが、
手首の「関節」を動かす動きと誤解されている方が多く、
欧米人のピッキングで「誤認された解説」がされる事も非常に多い物です。
あえて言うなら「リストバンド」をつける位置です、私は特に意識していませんが…。

手首の「関節」を真横に「積極的に」動かすのは(連動ピッキングとしては)NG動作なので、
見極めと指導にコツがいります、ぱっと見た目に騙されないように注意です。

殆どの「手首の関節の動き」は「二次的に現れてくる動作」です。

伏せ気味でピッキングを行うと「勝手に横に振れる」だけです。


「スナップピッキング」を行うことは、
成毛氏の言うように、欧米人の弾き方に繋がる道の一つですが、
あくまで「結果の動作」です。
そして、私が教えるのは、
欧米人をただ真似るのではなく、
日本人に適したギターの弾き方です。

実は、私は「スナップピッキング」(連動ピッキング)を練習した事などありません。
普段演奏するときも全く意識していません。
ギターを始めた時から「ただピッキングする」とこれ(連動)になります。
スナップうんぬん等、考えた事もありません。
成毛氏の解説で「このピッキングはスナップピッキングと呼ばれている」と認識し、
指導の為の分析、研究をしただけです。

欧米では確かにこちらが主流です。
(ポイントがわかっていれば、特徴がわかります、
こういった違いはピッキングに限った事では無いのですが、
ピッキングにわかりやすく現れますので、映像などで判断しやすいのです)

欧米人に自然に出来て、日本人に自然に出来ないのは何故なのか、
実は、ちゃんとした理由がありますが、私の知る限りでは、他では全く見かけないので、
スミマセン今のところ超企業秘密です、理由と実行の仕方がわかれば、
たやすくパクられてしまうので…

多くの方が「自然に出来ない」理由はわかってますので、
そこを改善すれば、皆さんでも「自然に出来る」ようになります。

特定部位をではなく「連動して効率よく力を加える」のが私の弾き方です、
その状態に「バランスを整える」のです。

この辺りについては、こちらの解説を読んでください。

スナップピッキングは「基本」となるピッキングで、
ぜひ修得したいピッキング方法ですが、
指導における最大のポイントは、
多くの方が解説で言う「動作」ではありません。

「手首の関節を動かす」でも「肘を回転させる」でも的確ではありません。
(ヒントはここまでです、すみません)

これに限らず、核心を伏せてある物は、
いずれ違った形で公表出来ればとは思ってます…
勿論、レッスンではやってます。


*一つのピッキング方法のみで、色々なプレイに対応するのは難しいので、実際には併用します。

 もう2本は、視点と傾向を変えて「さらり」と弾いた物です、
 実際にプレイする際には、あまり細かい事を考えていません、
 そんな暇ありません、勝手に動いてます、参考にしてみてください。
 もう一つ、私は屈伸やスイープピッキングを、
 根を詰めて練習した覚えがありません、「基本」を踏まえて弾いていくうちに、
 これも勝手に出来るようになっていました。

1本目は、腕にテープを貼って、動きが判りやすくしてみました、
「回転動作」が、基本になっているのが判りますでしょうか?
ですが、例によって回転はまったく意識していませんし、
回転動作のみで弾いている訳ではなく、色々な部分が連動しています、
「連動させている」と言うよりは「連動している」です。
欧米人でも回転動作を伴わない人は大勢います、弾き方の違いは姿勢による所も大きいです、
回転動作を伴う事が多いだけで、
回転動作は、本質的な部分ではなく、成毛氏の解説の一例に過ぎません。

所謂「バイバイの動き」ピッキングの人は、 回転動作がしっくりこず、否定的なスタンスの方もいるでしょうが、
弾き方の根本が違うだけです(間違いではなく、系統が違います)
ネット上で、互いにかなりヒステリックな感じで批判しているケースをちらほら見ますが、
水と油みたいな物なので、意見が合う訳がないのです、 そのくらい大きく系統が違います。

同様に回転動作があっても、振り回し系は、系統が違います。

オクターブ奏法でのカッティング部分では、「脱力」して見えるでしょうが、
私自身は、全く意識していません、よく言われる「ダラリ」と、させていないのです、特に力を抜いていません。
(この「ダラリ」は、無意識で出来る人以外は、やる必要の無いものと考えています、
良い力の入れ方が出来れば勝手に「ダラリ」と力を抜いているように見える様になります。)
また、そこから「手首」のスナップを効かせているつもりもありません、
見た目は同じ様でも、その内容は全く違う事もあるのです、動作に囚われすぎない様にしましょう。

「どの部分を動かす」とか「とにかく脱力を心掛ける」は、
私としては、たいして重要ではありません、その前にしなければならない事があるのです。

このピッキングを生徒さんに教えると、
ほぼ全員が「こちらの方が弾きやすい」「楽に弾ける」との感想です。

参考に、実際に私がそれぞれどのような時に使うのかを説明しますと…

スナップピッキング(と呼ばれているもの)
基本の弾き方です。効率よく力を使うのに連動性は欠かせません。
基本的に弦移動は肘を中心におこなっています。
より、リズムにのる時に(単音カッティング等)にも使います。
腕が固まって痙攣してしまう、所謂「エルボーピッキング」ではなく、
私としては「ストロークやカッティングの動きが小さくなった動き」として使っています。
屈伸 あえて「親指の屈伸」とは言いません。
私の屈伸は、所謂「サークルピッキング」とは別の物です。
伏せぎみのピッキング ジャズやブルースを弾く時には多用します、
と言うか、跳ね気味のリズムの時に勝手になってます。

見た目の動作が変わるだけで、弾いている感覚は変わりません、
「弾いている感覚を変えないために、動作が変わっている」、
と言い換えた方が適切かもしれません。
実際の境界線はもっと曖昧で、それぞれが連動しています、

そして無意識、確認してみると勝手にそうなっている感じです。
あくまで、私の例なので参考程度にとどめておいてください。

・フィンガーピッキング

ピックを使ったピッキングや左手のテクニック等は、エレキもアコースティックギターも変わりませんが、
フィンガーピッキングは、よりアコースティックギターで多用されるテクニックです。

・フォームについて。
ナイロン弦のギターは弦に対して垂直ぎみに、スチール弦のギターは、やや斜めに構える事が多いです。

これは弦と弦との幅の広さや、材質、太さ、奏法の違い、セッティングの違い等による物で、
スチール弦の場合は斜めに構える事が多くなります。

手をブリッジに置いたり、中に浮かせたりしますが、どちらかで無ければいけないと言う事はありません、
フレーズによって臨機応変に使い分けましょう。


・弦の弾き方について
初心者の方でありがちなのが、弦を引っ張り上げてしまう事で、音がペチペチ鳴ってしまいます。
指が弦を通り過ぎる様なイメージで弾きましょう。

・指でのストローク
曲によっては、ピックを使わずにストロークします。
主に親指や人差し指が使われます。
優しい音にしたい時や、アルペジオと併用する時に良いでしょう。

私は人差し指をピックに見立てて、ピックを使う時と同じ様にコードやメロディー弾いてしまう事も有ります。

・爪について
爪で弾くとシャープな音、指で弾くとソフトな音、と言う印象です。

職業の関係で爪が伸ばせない方もいると思いますが、
必ずしも爪を伸ばさなければいけない、と言う訳では無いので大丈夫です。

どの程度伸ばすかは、人によって色々こだわりがあるようです、
私は手のひらから見て、うっすら爪が見える程度に伸ばしています。

・左手のフォーム

・クラシックフォーム

親指はネックの裏側に「そえて」、他の指はフレットに対して平行ぎみに、
4本の指をまんべんなく使う時はこちらが良いでしょう。

「横の開き」を利用して、
中指と薬指を中心に人差し指と小指はそれぞれ「外側」で押さえる事になります。

親指の置き方は、指の腹の人差し指側半分くらいを使う事が多いです。

・ロックフォーム


他で言及されている物をほとんど見かけませんが、
(ひょっとしたら、開いていなくて斜めになっているだけの人も多いのかもしれないです)
ここで使用するのは「縦の開き」です、
親指はネックの上側に、他の指はフレットに対して斜めになる感じで。
チョーキングやヴィブラートを多用する時等に良いでしょう。

よく言われる、ネックを「握る」という表現は適切ではないと思います、
握っている様に見えても「握りしめて」いる訳ではありません。
特にペンタトニック系のフレーズで指使いのファーストチョイスが「中指」の方は、「握りしめて」いる可能性大です。
(どんな時でも中指はダメと言う訳ではないですよ!)

どちらのフォームも指の腹で押さえず
指先の最も安定するポイントを探して押弦する様にしましょう。

どちらを使用するかは、フレーズによって違いますが
「しっかり指が開ける」「安定感」を重視して選択してください。

また親指の位置取りもとても大事です、
ロックフォームでもクラッシックフォームでも、
一番安定する状態を、どのポジションでも保ちたいのですが、
そのために、親指を置く位置を変化させて行きます。

ポイントは「指が開け」かつ「最も安定した力が入る」位置を、
コードでも単音でも、いろんなポジションで探しましょう。
どこに置くかは、ネックや手の大きさ等、色々な要因で変わります、
先入観をなくすため、あえて画像は乗せません。
「探す意識と行為」がとても大事です。

*フィンガリングに関しても「いつでも細かく、最低限」は、私は推奨しません、
 私はフィンガリングの肝は「力のかかる向きのコントロール」と
 「力のかけ方」「指の開き」「意識の置き方」だと考えます。
 結果的ににコンパクトになるような、状態を作り出す事を目指します。

 肘等を使わず、指先だけでこなすフィンがリングが合うタイプは1タイプのみです、
 ただ多数派のタイプなので、しっくりくる方は多いと思います。
 (ただし私の方法は連動させますので、そのタイプの方も自然と肘等を使う事になります。)
 しっくりこない他のタイプの方は、こだわらずにしっかり肘等も使ってください。

 指を指定して、「必ずこうしよう」や「こうならない様にしよう」
 と限定的な感じで述べられているものは、
 その人と「同タイプ」でないと、合わない場合が多いです、
 合わないと思ったら、あまりこだわらない方がよいと思います。
(親指の位置取りは、どのタイプでも大事ですよ!)


・コードストローク/カッティング

力では無く「キレ」で弾きましょう。
でも「バシッ」と勢い任せで振り回してはいけません。(音が汚くないですか?)
バランスが整えば「スッ」くらいのイメージでいけますよ。
基本的な考え方は、ピッキングの項と同じですが、
より多くの弦を弾く為の動きを考えます。

肘を、ただクルクル回すだけで、上下動があまり入らない弾き方は、
「音が汚くなりがち」「勢いで弾きがち」になります、

基本は肘を曲げ伸ばす事になる「上下動」を推奨しますが、
結果的に「上下動になっている」状態になるように指導しています。
「上下動」を基本としますと、初心者でもスピードや音色のコントロールやリズムにのる事が容易に行えます。
これは、体験レッスンでもやっている事なのですが、音がすぐ良い方に変化するので理解しやすいと思います。

上方向を意識して「上下動」中心に弾いていくと、
しなりと共に若干回りますが(いわゆる「返し」です)ピックの当たり方が均一で音の粒が揃っていればOKです。
音と、ピックの当たり方に注意して、良い上下動が出来ていれば、自然と良い「返し」になります、
「勝手に返っている」事がのぞましいので、「返し」を意識しすぎて、解釈を間違うと、
回転過多や勢い任せ、上下動を忘れた回転のみ、になるので注意しましょう。
気にするのは「良い音」「良いリズム」です。

結果的に「上下動+回転動作の連動した動作」になります、
どちらかしか出来ない人が多い様ですが、どちらかというと上下動のみの方が、まだ良いと思います、
回転のみ、回転中心のストロークは「振り回し」になりやすく、躍動感も不足しがちです。

ダウン・アップで音量の差が無いよう練習してみましょう、
アクセントはその後に(均一したモノがあってのアクセントです!)

私のリズムの考え方はリズム修行を兼ねて、ドラマーとして活動していた時の経験から、
それをギターに応用したものです。
初心者でも比較的、演奏が容易で理解しやすいです。

<動画解説−カッティング>
手首のしなりを使ったプレイですが、意図的に振っているわけではなく、
肘を中心に、力の入れ加減で、手首のしなりをコントロールしています。
最後の細かいフレーズの時に、しなりを制御して振りのスピードをコントロールしています。

<動画解説−コードストローク>
まず、解説を読まずに動画を見てみましょう!一度見たら解説を読んでみてください!

テンポと音色、振り幅の関係に注意してみましょう。
同じ振り幅でスピードを上げず、幅を狭くしてスピードを上げます。
するとスピードが変化しても、音色が変化しないようにする事が出来ます。
途中16分音符が入る時の幅の変化、最後の8分音符のウラでの音の止め方も参考に。

力を抜いて「バシッ」と弾く「振り回し系」ストロークや「回転のみ』のストロークでは、
このような繊細なコントロールが、より困難になってしまいます。

何気なく弾いている短い演奏に、いくつもの要素があります、
ポイント踏まえて見る前と後では、この動画の印象、価値が変わってくると思います。
何気ないプレイでも、ポイントを踏まえる事で練習効果も上がってきます。


・ミュート


ギターを演奏する上で、とても重要なテクニックです。
私は、ギターは音を出す事と同じくらい消すことも大事な楽器だと思っています。

ミュートには、2種類あり、「不要な音を消すミュート」「音色を変えるミュート」があります。


前者は、基本的に弾いている弦より低音側の弦は右手で、高音側の弦は左手でミュートします。
ですが、コードストロークの時に左手親指を使用したりと、例外も多々あります。
余っている指をフル活用して柔軟に対応する必要があります。


(ああしたり、こうしたり)


後者は、ブリッジ付近に右手を置き音色を変えます

(ブリッジミュート、ハーフミュート、パームミュート等と呼ばれたりします)

例えば、低音弦でやると、クリーンな音では「ポコポコ」歪んだ音では「ザクザク」といった感じです。
良い音程、音色が得られるミュートポイントを探しましょう。
浮いているブリッジを使用している場合、手の重みで音程が変わってしまう事があるので注意しましょう。
クリックで拡大します
(私はこのあたりで触れています)

この部分で自然に綺麗に触れるのは、なかなか難しいかもしれません。

ブリッジミュートは「良い音は機材ではなく、自分で出す」よい例であり、良い練習になります。
しっかり音色をコントロールしましょう!



・チョーキング/ヴィブラート

・チョーキング

独特な方法をとっている人もいますが、一般的な方法を。

指だけで押し上げてしまわないように注意しましょう、
「手首の回転で上げよう」と言われたりしますが、「肘からの回転」の方が適切だと思います。
(このような表現の違いが「身体感覚の違い」であり「バランス法」の色々なヒントになっています)
ただし4・5・6弦の低音弦に関しては、指を曲げて引き下げて構いません。

人差し指以外は、出来るだけ1本指でやらず、余っている指でフォローしましょう!
「手首の〜」で誘発しやすい形が、
手の平がネックにベッタリ着けてしまう事です、
スペースが無くなり上げにくくなるので注意!
離しすぎても同じです、チョーキングする指とネックの距離感が大事です。

弦を上に曲げる時は、親指をネックに掛けて支点にし、テコの原理を上手く利用しましょう。
下に曲げる場合は、人差し指の付け根が支点になります。

チョーキング前に指をフレットに対して斜めに置き、
フレットに沿って押し上げる様に弦を曲げると上手くいくと思います。
フレット上で弦を滑らす感じで弾くと余計な力が入らず良いでしょう。

全音、半音等、音程をしっかり取って全ての指で出来るように頑張ろう!ミュートもしっかり!

このテクニック、(私は)ネックを握りしめて弦を曲げている訳ではないので、
やはり「チョーキング」ではなく「ベンディング」だな、と思います…。

・ヴィブラート

歌などでもそうですが、プレイヤーの個性が出るテクニックです。

チョーキングの動きを元にして、
音程、揺れのスピードをしっかりキープ、リズムにのって!
最初はうまく出来なくても、チョーキングがしっかり出来れば、自然に出来るようになります、慌てずじっくりと。
ありがちなのが、最初から「大きく速く揺らす」事にとらわれて、音程が不安定になってしまう事です、
最初は「細かくゆっくり」で良いので、しっかりコントロールしましょう!

ギターだけでなく、歌、バイオリン、管楽器など他の楽器のプレイヤーのヴィブラートも参考にして見ましょう。

・ハンマリングオン/プリングオフ

良い力のかけ方が出来るとコンパクトになります。
モーションが大きすぎる時は、力のかけ方が良くない場合が多いです。

例えば「人差し指」と「薬指」で行うならば、
ハンマリングでもプリングでも、
重心が「薬指」に行きすぎないように注意して…

ハンマリングは、名前の様に「叩く」…事は忘れてください、
落とす感じで、力の掛かり方が良ければ、「置く」でも鳴ります。

プリングは引っかけるように、
下方の弦に多少触れても良いですが、
ミュート(主に人差し指)をしっかりしましょう、
ミュートをしっかりやれば結果的に思いっきり下の弦をはじくことも、
なくなると思います。

フィンガリング全般に言えますが、
ピッキングと同じく、「連動して力を加える」が大きなポイントになります。

ハンマリングとプリングで、動画の視点が違うのは、
それぞれ、こちらの方がポイントを伝えやすいからです。






・脱力について

私の弾き方のコンセプトとして「無駄な力を使わない」が、ありますが、その方法は「脱力」ではありません。
 私が、演奏に良いと考える身体の状態は「自然体」です。
「自然体」でいて、力んでしまう様であれば「ギターと身体が合っていないから改善が必要」と言うのが私の考えです。

「脱力」については、多くの方が提唱されていて、最重要と考える方も多い様です。
 それで上手くいっている人がいるらしいので、真っ向から否定するわけではありませんが、私の考えを述べておきます。

 ギターに対して身体が合っていない状態であるデメリット(主に力み)を「可能な限り軽減する効果」
 が、ある程度あるように思いますが、上手く力が伝わらない(力む)から力を抜かざる得ないのです。

 多くの方がそのような「単純に力を抜く」とう意味で「脱力」と言う言葉を使っている方が多いと思うのですが…
 それは本当に、適切な表現なのでしょうか、ネットなどでも意味がわからず色々な解釈があるようですが…。 
 本当に「脱力」したら、単音はともかく、まともにコードストロークが出来ないと思いますが…。
 
 武道的な物を指しているのであれば「脱力」ではありません、そのような意味で使っているのであれば、
「脱力」を提唱する多くの方は実は「本当の意味での脱力」は、していないといますよ。
 
 この誤解は、楽器演奏だけでなく、ネット上の色々なところで沢山みられます。
 私は別のアプローチを取っていますが、「脱力ではない」武道的なアプローチもありだと思います。
 武道的な物に似たアプローチは、体験レッスンの時に体験できますよ。

 個人的には、言葉の意味と使い方を、もう少し考えた方が良いのではないかと思います、
 わたしは「脱力」って「ゆる体操」のような状態だと思うのですが、
 「武道の達人」や「アスリート」等は、もっと凛としていますよね、
 同じ「力を抜く」で、こんなにも身体の状態は変わるのです、
 私は、このような身体の状態を表現する時に、「リラックス」や「楽に」は使いますが、「脱力」は使いません、
「リラックス」=『脱力」という考え方ならば、普段の生活から力んでいます、自分が力んでいる事が判らないくらいに…。
「力を抜ききる」って意外と疲れませんか?「ボーッ』としてきませんか?
 また、そのような状態で本当に演奏出来るのでしょうか?リズムにのれるのでしょうか?
 
 
「脱力」して、どのような状態を目指すのか?
 そもそも、何故力んでしまうか考え、判ったうえでの「脱力」なのでしょうか?
 私の研究で出した答えは「脱力」ではありません、「自然体」は脱力行為のみで得られるものではありません。
 よく言われる事だからと、たいした検証もされず、安易に使われる「言葉」や「考え方」が、
 奏法だけでなくメンテナンスの部分等でも、意外と多いのですよ。

 ただ、この問題は多くの人が「肘から指先まで」でしかギターを弾いていない(弾けない)
 ことから来る「言葉のあや」みたいな物でもあるかな、と思っています、その部分を「脱力」しようと言う意味なのかなと、
 私は、全身を使いギターを弾いていますので(本来は皆さんもそのはずなのです、感じとれていないだけで)
 「脱力」と聞くと「全身の力を抜く」と、ついつい考えてしまいます。
 
 発想の一つとして、言葉は良く無いかもしれませんが、「肘から先の力を抜いて振り回して弾くことをコントロールする」、
 とも思えますが、肘から先だけ「脱力」する事など、本当に出来るのでしょうか?
 力みが強い人だから出来る事なのかもしれません。
 私には無理です、身体はつながっているのです、他の部分もヘナヘナと抜けて行ってしまいます。

例えるなら「力み」という症状が出た時に「脱力」はそれを「やわらげる薬」にすぎません、
 「風邪薬」みたいなもので「力み」の元を治療している訳ではないのです。 
 
力んでしまう一番の原因は、その人の身体能力の問題なので、そこを改善すれば良いのです、(筋力だけではないです)
 適切に対処していけば、「脱力」しなくても良くなります。
 そして、安易な「脱力」は、一部の人が備えている「他の人と違った身体の使い方が出来る」
 と言う、せっかくある資質を封じ込めてしまいかねません。
「脱力」が合わないと感じたら、自分を信じて、こだわりすぎない様にした方がよいと思います。

*まだ研究中で仮説にすぎないのですが、脱力を提唱されている方の一部に、実は「ギターに対して良い感じでこわばっている」
 人がいるのではないかと考えています。(私は違います)
 大半の人に、日常的な継続的無意識の筋肉の緊張(力み)がある事は確認していますが、その緊張の度合いがちょうど良いのではないかと。
 簡単に言えば「良い感じで力んでいる」でしょうか。
 それは本人にとっては普通の身体感覚で、本人はそこから「脱力」している感覚でも、
 実は、他人からしたらものすごく力が入っている可能性も考えられるのです。
 ただ、個人的な感想ですが、そのタイプの演奏は技術が非常に高くても、
 基本こわばっているので、リズム感(躍動感)に難があり、非常に機械的な演奏に感じてしまいます、
(私は、入力作業に徹した、スイッチを押している様なギターと評したり感じたりします、他の楽器でも同様ですが。)

これは「リズムの話」の2次元、3次元の感覚に繋がってきます。

*この仮説は、結局、使っている筋肉の違いである事が判明しました、
 こわばっても、ある程度動ける身体の使い方をしている様です(本人達には自覚がないと思いますが…)
 
 腕は「脱力」しても他の部分に力を入れている様です、ただ基本的に力む力の入れ方なので、
 その部分の限界が来ると、いらない部分に力が入ってしまうので「脱力が大事」なのでしょう。

 生徒さんに協力してもらい実験してみましたが、先天的に出来る人以外は、このような体の状態にするのは困難な様です。
(多くの人は、あらかじめ持っている、ある能力を落とさないといけないためなのですが、
 この辺は「バランス法」の肝の部分なのでここでは内緒です)
 という事は、動作など参考にしても基本的にその動きは出来ないどころか逆効果になってしまう可能性もあるのです。
 
 特に身体の特性が逆のタイプの人は、このタイプの人の様に出来なくても、「それではダメだ」と言われても、
 気にしすぎたり、自信を無くしたりしないでください、
 ちゃんと自分に合った弾き方がありますし、実は音色の豊かさ、演奏の躍動感はその人より良いですから。

「日本では」プロや講師の方にこのタイプが多いのも事実ですが、白人、黒人の、所謂スーパーギタリストには見受けられません、
 私が推奨するのは、力を入れてもこわばらない、身体の使い方で、全身の力を上手く使います

 生徒さんに聞いてみても、明らかにメインで使っている筋肉自体が違い、
 日本人(アジア系)でも、ある種の演奏者やアスリートは、こういう力が本能的に使えますが、
 教室を始めて研究する前の私同様、本人にその自覚はないでしょう(あまりに当たり前なので気にする事すらない)
 
 そして、元々出来ない人でも頑張れば出来る様になる、身体の使い方です。 
 

あとがき

レッスンでは、これらをもっと詳しく突き詰めてやり、
色々な練習法を交えてやっていきます。
ここで上げているのは、ポイントの7割と言った所です、
ネットでは安易に教えられない、
私と生徒さんとの秘密も結構あります。

・指導についての考え方
 
・色々な本やビデオで「ギターの弾き方」を説明していますが、
 どれも言っている事がバラバラ…「どれが正しいの?」「結局人それぞれなの?」
 と、混乱し悩む事も多いと思います。
 「技術編」本編で少しふれていますが、実際ギターを指導する立場にあって、
 定説になっている事が、実は適切な表現ではない物も多いと感じています。

 説明や見た目はバラバラでも、
 「上手い人に共通したもの」
があるのではないか、
 と考え、研究した訳ですが、
 結果としては、身体のタイプの違いによって、
 「複数の系統の弾き方」が存在し、それぞれに「基本」となる物が存在する事、
 そして、どの弾き方でも上手い人は、「音色」「リズム」等の
 「音楽的」な事をちゃんと気にしている(集中力)、と言う事でした。

 そして「バランス法」と言う考え方に至り、
 その複数の弾き方の中でも、
 「より自由度の高い、楽な弾き方」
 に至った訳です。
 この弾き方の、最終的な結果を出してくれたのは、生徒さん達です、
 結果が出ていなければ、私も死活問題なので、とっくにこの弾き方に見切りを付けています


良い演奏が出来ているかの判断基準は、出てくる「音」です。
 動作だけにとらわれると、一番肝心な事を見失いがちになります、
 動作は結果に過ぎない側面もあります。

 
 一つの「大切なポイント」
を行うのに、いくつもの動作が考えられます。
 その「結果」の「動作」だけが説明されてしてしまっている事が多いのではないか、と感じています。
 それを受けた人は「動作」だけを見てしまい「大切なポイント」を見失い、
 「動作」だけを追い求める様になります、
 もうそこに「大切なポイント」は無くなっていたりします。

 基本的に私は、前述のような誤解を生みやすいため
 「動作」
ではなく「イメージ」で伝える事を多用します

 それは、シンプルでわかりやすく、短時間で効果が判る、
 初心者でも判る方法で説明出来なければなりません。


 複雑、難解ではダメなのです、
 簡単に説明でき、実践出来る事こそ「基本」と考えます、
 また、「基本」は多様な「応用力」を 持っています。
 この「基本」「より自由度の高い、楽な弾き方」は 持っているのです。

 「大切なポイント」を、多くの人が理解しやすい「イメージ」があり、
 それを上手く見つけ、伝えられれば、
 それが「良い音や動作」となって現れてきます。


 実際のレッスンでもかなり効果が出ています、
 効果が出るので、私も自信を持って「大切なポイント」と言い切ることが出来ます。
 さらに「多様な応用力」があれば「基本」と出来ます。
 この「基本」を理解できるとレッスンがスムーズになり、
 私も教える事がすごく楽になります。

 その「イメージ」を伝える術は、私が長年の経験で自身で獲得した物です、
 
「技術編」では「大切なポイント」は、ぼかしてあります、
 通ってくれる生徒さんのためと、独特ですが効果があるので、指導法保護のためです。
 初心者の方は、最初からそれが当たり前になるので、あまり良さに気づいていないと思いますが(笑。
 ありがたみがわからないくらいでちょうど良いのです。(わかってくれると嬉しいですが(笑。

 以前、雑誌にFコードの攻略記事を書かせて頂いた事がありますが、 
 機会があったら本でも書きたいです。

・「良い音」「良いリズム」をしっかり心掛けましょう!

 私が念仏の様に唱える言葉ですが(笑。とても大事です。
 多くの人をレッスンしてみて、同じ練習量でも上達に差が出るのは、ここにあると感じています。

 わかっている人にはとっては、本当〜に当たり前の事なのですが、
 「ギターは弾き方で音色が変わる楽器」です、

 良い音を出すのは、機材ではなく自分自身なのです。

 だからと言って、機材の収集や研究などをする人を否定するわけではありません、
 だって、「楽しい」じゃないですか(笑。
 そう言う楽しみ方も、またギターの魅力の一つだと思います、
 特に趣味志向の方は、いつでも「血の汗ながせ、涙をふくな」でなくても良いと思います。

 そう言う事に対する、精神論・根性論も否定するつもりもありません、
 逆に、人から巧いと言われるレベルになるには、必要な事だと思います、理屈を越えたところが必要、
 ただそれが、時に視野を狭くしてしまう事もあると感じています。

 私にもこだわりや信条みたいな物があったりしますが、
 それを生徒さんに押しつけてもしょうがありません、
 ギター講師としての私は、生徒さんがギターを上達し、楽しめれば、なんでも良いのです(笑。

 でもこれだけは守りましょう!「良い音」「良いリズム」で!(笑。

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