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「バランス法」解説

人の身体は、大体同じ様でいても、人それぞれ微妙に違う感覚で生活しています、
自分の感覚が、全ての人と同じ訳ではありません(レッスンでの実感です)

きっかけは、レッスンの中で、生徒さんが「気をつけているのに、どうしてもなってしまう事」
が、なぜそうなるのか考えた事からですが、
その時に「え!この人はこんな感覚で弾いているのか!」と驚き、
そして「別の人もその人とは違う感覚で弾いているのか!』
そしてそれが「私とは全く異質の感覚で弾いている」と言う、
「身体感覚の違い」に気づく事が出来、今の研究に繋がっています。

その「身体感覚の違い」そして「ギターに合った身体能力の差」が、
同じ演奏をするにも「より自由度の高い、楽な弾き 方」「より難 しく、苦しい弾き方」
と言う違いを生み出し、そのために、「より難しく、苦しい弾き方」が、ギターの弾き方として解説されている物も多くあります。
そして、この2つは「逆さま」の関係にあります。

 とりあえず現在確認できている物で、以下に分類できます。

「より自由度の高い、楽な弾き方」

身体の力を上手く使うので、体力的に楽です。  
 奏法やジャンルを選びません、
 良い音を簡単に出しやすいです。
「より難しく、苦しい弾き方」
主なデメリットは、
ギターに対して、
上手く力が伝わらないための
「力み」です。



全体で5タイプあり、
 そのうちの2タイプで多くを占めます(5割くらい)
 もう1タイプが残りの3割、
 他の2タイプで残りの2割くらいです。

問題解決の手段として、よく言われる、
 「細かく弾く」「勢いをつける(スナップをきかせる)」は、
 「音の力強さ」や「キレを出す」ために行われますが、
 それぞれの系統に対して適切に行わないと、
 上手く行かない場合が多いです。 

私のとる方法は、それとは別の方法で、
それぞれの系統に対して、異なる指導をしています。

一般の方の解説はもとより、プロの方、講師の方のデモ動画、解説、教本でも一定数見受けられます。
 
それぞれに「基本」と考えられる物がありますが、
 まず、ここで「複数の基本」が出来てしまいます、
 そして「基本」の解説や解釈を間違うと「迷宮の道」への選択となってしまいます。
 
そして、バランスを合わせても大変なのが「より難しく、苦しい弾き方」のグループです。
 それでも、ものすごく頑張れば何とかなってしまいますが、大変です。

 上手くなるのに「安易な近道」は無いと私も思いますが「見通しの良い一本道」はあると思っています。

「より自由度の高い、楽な弾き方」と判断する根拠は、
 「ギターに合っていない身体のバランスを合わせる」
 と言うコンセプトでレッスンを行い、
 多くの生徒さん「より難しく、苦しい弾き方」から 変更すると、
 単純に、良い結果が出ているからです。(私にとってだけではないのです)

バランスを合わせながら、よりギターを演奏する事に適した身体の状態にしていきます。

慣れの問題でも無いのです、何年も「より難しく、苦しい弾き方」で努力されていた方が、
 ものの一、二回のレッスンでやり方を変えてしまうケースも多々あります。

私自身もこの方法でバランスを整えてからは、「動作」については、もう何も考えずに弾いています、
その方が私は上手く演奏出来るからです、
そして、その分気にしているのは、音やリズム等の「音楽的」な事です。

・「左右バランス」の合っていない弾き方

 上記の様々な系統の「異なる弾き方がごちゃ混ぜ」で解説され、
 左手、右手が逆の考え方で演奏されている方が多く、
 結果どこかに無理が生じてきます。

 さらにその「派生の考え方」も入り乱れて、ごちゃごちゃです、
 そもそもバランスが悪い所での、独自の工夫が入ってくるので、
 結果「人それぞれ」「無数の弾き方」が出来てしまうわけです。

関連付けられた片方のみ正しい状態でも、
 もう一方がおかしいと、沢山練習しても、なかなか良い結果になりません、
 また片方が本当に正しいのか迷います、
 条件が複数の時もあり、ギターや機材のコンディションにも左右され、
 正しい判断が下せず「堂々巡り」になってる方も多いと思います。

 また、違う系統を参考にしても、うまく行かない事が多いですし、
 時に逆効果になる事さえもあります。

せっかく良い弾き方なのに、大変な方へわざわざ矯正させられたら…
 考えただけでも恐ろしいですし、私が最も気を付ける点です


いずれかに統一してあげれば良いのですが、
 (これがバランスを合わせる作業になります)

 その片方が「より自由度の高い、楽な弾き方」の系統で、
 これは、バランスを合わせる途中の段階であっても、
 すでに、もう一方の系統より演奏しやすく感じている人が殆どのようです。
 (特に音の良さは、体験レッスンの段階でもすぐわかります)
 
 その動きの仕組みがわかれば練習効果もあがり、
 スランプへの対処もしやすいです。
 様々な情報に、的確な判断が下せる下地が作れるので、
 惑わされる事も少なくなるでしょう。
 
 この方法を確立してから、私自身もとてもレッスンがしやすくなりました。

大きな2系統 派生
「より自由度の高い、楽な弾き方」 大きく2タイプに分かれます。
(私の基本はこのタイプです)
(純粋にこの系統で弾くには、ある資質が必要に思います)

そして別に、
下記の5タイプをそれぞれ生かしながら、
改善された5タイプがあります。
(多くの人がこの系統が合うようです。)
「より難しく、苦しい弾き方」 5タイプに分かれます。
殆どの方が、そのうちの3タイプです。(9割くらい)
その他の2タイプは少数派です。(1割くらい)

当然「より自由度の高い、楽な弾き方」を推奨しますが、
 改善された生徒さんの姿を見るにつけ、
 大げさですが、生涯この感覚がわからないままの、
 熱心な方ほど「修行の日々」になってしまう恐れすら考え、レッスンでも実感しています。


なぜ「より難しく、苦しい弾き方」で弾いてしまうのか?

では、多くの方がなぜわざわざ「より難しく、苦しい弾き方』で 弾いてしまうのか?
単純な疑問だと思います。

わたしの研究では、多くの方がギターに対して、より適した身体の使い方が出来ない事にありますが、
その原因の多くが、その人の「ギターに合った身体能力」の低さにあります。
多くの方が、自分でも判らないくらい、日常生活から力んでいます、 力み方も千差万別です、
その力みが、ギター演奏のような日常生活に無い動きや構えによって、より大きく現れてきます。
そのような状態で弾くと多くの方がギターに合っていないチグハグな身体の使い方になってしまい、
「より難しく、苦しい弾き方』になってしまいます、
元がチグハグなので、より工夫が必要になり、悩み、迷い、時に無理な姿勢を強いられます。

その改善方法に、万人に適したものがありません、先にあげたタイプ別に改善方法をとらなければなりません。
後述する「脱力」する、で単純に解決できるような物ではありません。


どのような物なのか 

リズムトレーニング
 (リズムの簡単な捉え方、仕組み)
 (動作とは関係ないと思われるでしょうが、実はとても大事です)

構え方
 (より疲れにくく、楽に、低く構える事の出来るフォーム)
ストローク

 (初心者でも容易なリズムと音色のコントロールの考え方、方法)

フィンガリ ング
 
(良い音を出す弦の押さえ方、バランスの良い運指の考え方、方法)
ピッキング
 
(ピックの「扱い方」から、技術レベル、経験に関係なく、
 力まずに力強いしっかりとした、良い音を出せる考え方、方法)

いずれも地味ですが
 「ここがおかしいと、どうにも始まらない基本」
です。

 仕組みがわかってしまえば、実はシンプルな事も多く、
 教える事も、実践する事も、容易です。
 かなりの企業秘密なので、
 私を選んでくれた在籍の生徒さんの為と、指導法保護のため
 残念ながらここで詳細を簡単にあかす事が出来ません。

 ここで言えるのは、身体の使い方の考え方が、
 大きなポイントだと言う事です。

 重視するのは、楽器と身体のバランスです。
 「バランスコントロール」が肝なので、
 「バランス奏法」と言っても良いです。

 前述のバランスを合わせる作業のノウハウがあり、
 非常に効果が高いです。

私はギターを弾く姿を見て、
 その人の身体の状態が、おおよそわかります、
 生徒さんによって個人差があるので、
 後はレッスンしながら、バランスを合わせていきます。

すべて独自研究のため、参考にした物はありません、
 「人それぞれ」「慣れ」で片づけられてしまう事を、
 あきらめなかっただけです、

 実行は、さほど困難ではありませんが、
 指導は、付け焼き刃で出来る物でもありません、
 生徒さんは、ありとあらゆる弾き方で、
 私に挑んできますが(笑、
 「弾き手の身体の状態を見抜く」部分で、
 経験と、ちょっとした資質が必要なので、
 誰にでも出来るわけではありません。

 長年のレッスン経験と研究、
 そして、ちょっとだけ私の資質のたまものです。


 私のギター調整法も合わさるとさらに良い音が出て、
 楽しいですが、合わさらなくても実行できます(笑。

基本的には、あるテックニックや、フレーズ等を指導する時に、
 「動作での説明は最低限にとどめ」動作を生徒さんに当てはめるのではなく、
 「良い動作を引き出す」説明をします、そうすることで、
 自然に出てくる良い動作に制限を設けない様にします。

 
「ある部分をこうすると、この部分はこうなるので、こうしたい時はこうしましょう」
 といった、連動性関連が多いですが、意外とこのように説明される物を見聞きしません。
 上記の物が関連しあって完成すると考えてください。
 「人間の体って不思議だな〜」と思いますよ。

 統一され、整理された弾き姿は、とても自然体です、
 よく言われる「脱力」を意識する必要など無いくらいです。
 いわゆる「脱力奏法」とは違い「効率よく力を入れる奏法です」
 決定的に違うのは、音量と音色です。
 身体の力を上手く使うので、小柄で非力(私です(笑。)な方や女性でもパワフルな音を出せますよ。

「脱力奏法」とは「根本が違います」あくまで「効率良く力を入れる弾き方」です、
「脱力」しなくても、ギターに上手く力を伝えられます。
 基本形を作る過程で、先入観から力任せ、勢い任せで弾いている人以外には、
「力を抜きましょう」と言う言葉は出てきません。