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番外話 ドキドキ野外炊飯

トン・トン・トン・トン
必死になって皮をむいたじゃがいもを包丁で切っていく。楽しみにしていた野外炊飯が始まった。いつもはあまり包丁を使わないので皮をむくのはとても大変だった。

 やっとのことで切り終わり、今度は火おこしの説明を聞く。火打ち石と火打ち金をたたきつけるようにするのだ。自然の家の先生がやっているのを見ていると、パッ、パッと火花が散って、すごくかんたんそうだ。しかし、実際にやってみると、すごくむずかしかった。何回もうちつけたのに、一回しか火花が出なかった。グループのだれかが火をつけてくれないとカレーライスが食べられない・・・と不安になってきた。
 それでもやっぱり火はつかなくて、ますます不安になった。そのときクラスメートが
「これが最後。火がつかなかったら他の班から火をもらおう。」
と言って火打ち石と火打ち金を打ちつけた。すると、パッと火花が飛んで火口に落ちた。最後の最後で火がついたのだ。
「やった。やったぁ」
「ついたぞ!」
と、みんな大喜びだった。他の新聞といっしょにかまどに入れ、まきを燃やした。パチパチと音がして、かまどの中で火が燃え始めた。なんとか自分たちで火をつけることができたのだ。
 いつもならスイッチをひねって火をつけるだけのことに三十分もかかってしまった。こんなことを毎回の食事にやっていたなんて、昔の人はすごいな。
 飯ごうで炊いたご飯といっしょにカレーライスを食べた。ちょっと味がこかったけど、すごくおいしいカレーだった。

 後かたづけもすごく大変だった。飯ごうにご飯がこびりついていたり、なべにカレーがべっとりとついていたり。でも、みんなで一生懸命洗って全部きれいになった。
 作るのも洗うのもすごく大変だったけど、おいしいカレーを食べられたので、すごく楽しい野外炊飯だった。

親のひとこと

 またひとつ山を越えたね。

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