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第4回 2001年3月

<こむら返り(腓腹筋痙攣)>

今回は最近寒さが厳しかったせいか、患者さんからずいぶん質問を受けた「こむら返り」について、書きたいと思います。

まず「こむら(腓)」とは、ふくらはぎのことで、よく足がつるというもののほとんどは、このふくらはぎにある腓腹筋の一時的な痙攣発作を示すものなのです。
「足の裏」「太もも」「腕」などにも同様の症状があらわれることがあります。

■ 原因

  @ 筋肉の疲労
  A 静脈のうっ血
  B 水分不足
  C ミネラル・ビタミンの不足
  D 何らかの基礎疾患

これらなどが原因になって、「こむらがえり」が起こります。
運動を開始した直後や終了後、寝ているとき、冷やしたときに起こりやすいのはこの為です。

つまり多くの原因(@〜B)は腓腹筋(その他の筋肉)が、酸欠によって痙攣を起こすわけです。
その酸欠になる誘因として、

   「たくさん運動をしたことによって筋肉の消費する酸素量が追いつかなくなる」
   「冷やしたために筋肉がこわばり血行が悪くなる」
   「体の水分が不足して血液の粘調度が高まって流れが悪くなる」

このようなことが挙げられます。

この@〜Bによるところの「こむら返り」はほとんどの場合、心配は要りません。

Cに関してははミネラルやビタミンは筋肉を正常に動かすために必要なものなわけですから、それが不足すると痙攣も起きますよね。

Dに関しては糖尿病、甲状腺機能低下症、尿毒症、多発性神経炎などによっても発症しますので、
何度も起きる時やなかなか痛みが消えないとき、筋肉の衰えがあるようなときは、一度医師の診察を受けたほうが良いでしょう!
また、「高血圧」や「胃潰瘍の治療薬」によって起きる場合もあります。

■ 予防

多くのこむら返りは上記の@〜Cによるもので起きていますので、これに対応することをすればかなり予防できると思います。

 ◎ 運動の前後には十分な準備運動、整理運動をする
特に整理運動は大事です。これをしっかりすることによって筋肉の疲労性の拘縮が防げるため、効果的です。
 ◎ 冬場などの寒いときは、寝る前にお風呂にはいるか、足湯をする。
 ◎ 寝ている間に大量の水分が体から発散されるので、寝る前に200cc程度の水を飲む。
もちろん日中も意識的にお水を飲むようにする。
 ◎ 寝る前に軽くふくらはぎをマッサージしてやる。(自分なりに気持ちよく感じるようにで良いです。)
 ◎ 食生活、生活習慣に気をつける。
偏食をしないでバランスの良い食事、睡眠不足やストレスにも注意する。

■ 自分でできる対処法

〔自分で治す場合〕
足の親指を、自分のほうへ強く引っ張り、ふくらはぎを十分に伸ばします。そのまま、数分間、じっとしてましょう。これで大方,痙攣(けいれん)は治まります。
痙攣が治まった後、足の力を抜いて、手の親指で足の土踏まずのあたりをよくももほぐすと、楽になります。

このようなことを、ちょっと頭に入れておくと、あの激烈な痛みの「こむら返り」もそんなに恐ろしく感じる事はないと思いますよ! 


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