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<鍼灸治療について>

鍼灸治療は、万病の特効薬ではないことは明瞭である。しかし、数多くの証拠は、鍼灸治療が相当の価値のある臨床療法として真剣に取りあげられなければならないことを、要求している。                          R.H.バナマン Bannerman

    「WORLD HEALTH」誌1979年12月号より一部転載

 
 鍼灸治療は,病院や整骨院と共に法律に基づいた治療法で,国家試験免許となっています。
 また鍼灸治療の保険取り扱いは,健康保険法の療養費払いですが,厚生省の保険通達によって運用されています。
若干の手数を踏みますが,
鍼灸治療も保険診療が可能であるのです。
(これに関して詳しくは,後述いたします。)

 “WHO(世界保健機構)”は鍼灸治療に関してこのように言っています。

『鍼灸治療(灸治療)の主要な作用は人体の機能を調整し、人体のもつ免疫性、炎症治癒性、鎮痛性、鎮痙性、鎮ショック性、鎮麻痺性能力を高めることで人体の抵抗力を増大するにある。』

 これらを要略しますと,
「鍼灸治療は,治療効果が世界的にも認められた,国家試験免許の安全な治療です」ということなのです。

 つまり健康になるための治療の選択肢の中に,ぜひとも入れていただきたいということですね!!


<初めて鍼灸治療を受ける方へ>

◎ 鍼というと「とげが刺さっただけでも痛いのに,鍼を刺したらどんなに痛いんだろう??」,「内臓にまで刺さっちゃうんじゃないかな??」なんてどんどん恐怖が膨らんじゃっている方が多いようですが,そんなことはありません!
 実際の鍼治療はそんなに痛いものではないんですよ!
治療で使う針は,髪の毛ほどの太さで,直径約0.2mm程度です。
 蚊に刺されてもほとんどが気づきませんよね。針先はこの蚊の針と同じように「松葉型」をしている為に,
刺針時の痛みは,ほとんど感じないんですよ。

◎ 鍼で感染をすることはありません。
B型やC型の肝炎ウィルス,HIVウィルスなどの血液による感染,怖いですよね。 しかし鍼治療に使用する鍼は,使用後オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)によって完全に滅菌されるか,患者さん一人一人にディスポーザブル(使い捨て)の針を使用することで,
感染を完璧に防いでいるんですよ!

◎ 副作用は??
前述したWHOで言っているように,鍼治療は“本来、患者さんが持っている治癒能力を高める事によって治療効果をあげる”わけですから,
副作用というのはありません。
まれによく言われる“瞑眩(めんげん)”と言う状態がありますが,これは一時的に体の代謝が高まって起こる反応ですから心配は要りません。

◎ よく聞かれるんですが「鍼をすると痩せますか?」と・・・
皆さんちょっと勘違いをしているようで,「耳鍼をして痩せる」などの記事が良く載っていますが,これは鍼をするから痩せるのではないのです!
あくまでも“食事が少なくても満足できたり,食欲を少し無くさせたりする”助けをするのが鍼治療なのです。
つまり鍼をしていたらほっといても効果が出るかといったら,これはかなり難しいと思います。

 同様に病気を治すという意識・努力を患者さんに持ってもらうことは,非常に重要な事だと思います。
体が悪くなっている原因を取り除かないで,いくら効果のある治療をしても,なかなか治すことは,困難になってきます。

 この辺のところを,理解していただき治療を受けられれば,びっくりするような効果が,期待できることと思います。

 いかがでしょうか?
少しは怖い気持ちが無くなりましたか?
後は鍼灸治療をぜひ経験してみてください!!


<鍼灸治療の保険取り扱い>

 「鍼灸治療を健康保険で受診できるか?」・・・ハイ、受診できます!!
健康保険証 有効に使いたいですよね! あまり知られてはいませんが,誰
でも保険診療のひとつとして,鍼灸治療を選択できるんです。

保険治療の内容と手続き○ 
1) 保険適応疾患:神経痛,頚腕症候群,五十肩,腰痛症,リウマチ,
            頚椎捻挫後遺症
 
2) 必要条件:医療機関で前記の疾病に対し,鍼灸治療の同意或いは
         診断書を発行
してもらう。
         同意書は保険取り扱いの鍼灸院に用意してあります。  
3) 制限:医師による適当な治療手段が無い場合について支給対象に
      なります。

☆ 全体の流れとしては,神経痛やむち打ちの後遺症(頚腕症候群)など前記の症状で,一定期間医師の診療を受けていたが,もうひとつ効果が得られなかった場合に,前記の病名で診断書もしくは同意書を書いてもらう。
 これを持って鍼灸院にいくと同意書の場合最長で6ヶ月(3ヵ月後に鍼灸治療の継続の同意が必要だが、これは口頭でも可能です。これによりもう3ヶ月、つまり6ヶ月間保険診療が受けることができます。)診断書の場合は3ヶ月間まで保険診療が受けられます。
 大事なことは“同じ病名で医師の診療を同時に受けることができない”ということです。
 つまり神経痛の薬を飲みながら,神経痛の鍼灸治療を併用することは不可能なんです。

※しかしながらたとえば「整形外科で五十肩の治療を受けながら,昔からわずらっていた神経痛の同意書を書いてもらい,神経痛は鍼灸治療をする。」という事は可能です。
 また同意書は整形外科でなくとも医療機関であれば,何科の医師のものでもであっても有効です。
 かかりつけの内科の先生や婦人科の先生のほうが,書いてくれ易いものですよ!!
 
 とま〜こんな感じの流れでちょっと手間はかかるかもしれませんが、いかがでしょう?!
一度手続きをしちゃえばしばらくは有効ですから!
詳しくは鍼灸院に問い合わせてくださいね!!


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