Part.2 CBR900/929RRのLED化 (2005.3.05更新)

セロー君のLED化が完成したので、引き続き2台目のCBRに取り掛かる。
今回LED化するのは「ホンダCBR900/929RR」
2000-2001に発売された通称5型と呼ばれるFireBlade
ヘタレなかつぴいには扱い切れないヤツだけどね(^_^;)


1.テールランプLED化

やはりLED化はテールランプから行ってみましょ。

このCBRは21W/5Wの16mmウエッジが2個使用されている。それをリフレクタに当ててけっこう大きな面積を光らせている。
だからテールランプ作成のポイントはリフレクタの有効活用

さて、どうやってリフレクタを光らせようかな。

・ランプハウスの取外し
まずは入れるランプの大きさを調べるためにランプハウスを取外す。
完成したランプUnitを入れるだけならランプハウスを外す必要はないが、今回は開発を兼ねているので外す必要があった。

ランプ外し   ランプハウス外し

ランプハウスを止めているネジ2本が厄介な場所に付いているので、外すにはテールカウルのネジを全部緩めて全体を後ろにズラしてやる必要がある。
もちろんシート、タンデムシートも取り外す。

・ランプユニットの作成
ランプハウスが外れたら、その中に入れるランプを作成する。
リフレクタをキッチリ光らせることがポイントなのだが、とりあえずノーマルの電球の形を模したモノを作って差し込むことにする。

16mmのウエッジ球なのでちょっと大きめにはなるが、基本的にセローのメータランプと同じ発想で作れそうだ。


基板カットとLED配置

何と言っても重要なのがLEDの配置
リフレクタはランプのフイラメントの位置からの光を反射するように作られている。
 ということは、光が同じように当たるようにすれば?
  なら、こんな角度で後向けに配置すればいいじゃん?
・・・と発想はいいかげんだけど、ちゃあんとテストして一番いい角度を探していたのダ。

リフレクタ用の配置が決まったら、あとは正面用の赤とナンバー用の白LED3個を追加して組立てて行く。
今回の回路図は、あえて載せてません。

表側   裏側

正面

正面用は5mmの丸LED4個+3個を2段重ね。それを基板の裏表に実装しているのでかなりアクロバティックな構造。白は光が広がるように角度を付けてみた。

いやー、さすがのかつぴいもこれを作るのにはかなり苦労しました(^_^;)
林立したLEDの足に次どこをハンダ付けするのか見失ったり、ソケットに挿す部分が薄くてグラグラして、間に合わせで小基板を重ねたり、リフレクタの光が足りない部分用にLEDを空中配線で3個追加したり・・・
合計24個を実装。マジでLEDてんこ盛り

・試験点灯

単体点灯 実装   

ブレーキ スモール
いい感じ。リフレクタも光ってる

で、実車ではどうよ?

ブレーキ スモール
・・・やっぱダメっすか?(^^ゞ

それぞれ左のランプが電球、右がLEDユニット
スモールは同等の明るさ・発色だが、中に「何か入ってる?」のがわかってしまう。
一方ブレーキは全然だめ。中心だけは電球より明るく感じるが周囲がまったく暗い。輝度差もあまりないし。
Fluxを使って、角度も考えて、かなーり苦労して作ったんだけどなあ・・・(:_;)

もうムリ!普通のLEDぢゃムリムリ!!Luxeonだ。Luxeon!!
1個2000円したって、放熱が大変だってかまわない!!ゼーッタイLuxeonでリベンジしてやるう〜

to be continued...


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