Part.2 CBR900/929RRのLED化 (2005/3/10作成。3/27、7/1追記)


テールランプLED化(つづき)
前回は一般的な丸型LEDを使って作成したが、その絶対的なパワー不足に実用を断念した。
そこで今回、ついに最終兵器LumiledsのLuxeon Starを使用しリベンジする。

・搭載金具の作成
LuxeonのStarモデルはちょっと変わった形をしており、LEDが放熱板の上に乗っている。一般的にはLEDって熱くならないんじゃ無いの?って思っているけど、実は普通のLED(超高輝度モデル)も手で触ってみるとほんのり暖かいことがわかる。それらより格段にパワーがあるので相当な熱が出るのも不思議ではない。

放熱板の付いたStarは見たとおり、基板に直接ハンダ付けすることが出来ない。まずはこれを搭載するための台座を作成する。


LED比較。左Luxeon、右上Flux、右下5mm丸LED

Starの直径は約20mm。これをリフレクタ面&正面に向けるような台座を考える。
こいつは放熱しないと寿命が極端に短くなるので材料は熱伝導のいいアルミ板を使う。銅版のほうが熱伝導がいいけど重くなるのでパス。
Starを3個置いて、しばらく眺めていたらこんな形を思いついた。


Luxeon搭載金具

なんだか図画工作とか、折り紙を連想するよね(^^ゞ

図中、下にあるヘンな形をしたモノが完成予想図。
右と手前のLEDがリフレクタ用、左に隠れているのが正面用のLED設置エリア。一部18mmになっているのはご愛嬌。試作品をランプハウスに入れようとしたら入らなかったので無理矢理カットしたから。
あ、右左があるので注意。同じのを2個カットして逆に曲げればよろしいかと。

切り出し  折り曲げ


穴を開けて完成

大きめのカッターで何度も切り込みを入れて、何回か曲げるとキレイにカットできた。
0.3mm厚も使ってみたがペコペコして強度不足。1mmだと曲げが大変。曲げの厚みを考慮する必要があるし0.5がベストぢゃないかな?

・基板作成
搭載金具が完成したら、次は基板を作成する。
桁違いなパワーのLuxeonだから「数で勝負!!」なんてことはせずに済むから簡単(^o^)/
反面、それなりの消費電力がある(5mmLED=20mA、Luxeon=350mA)ので制限抵抗は大きなワット数のモノを使う必要がある。

で、今回考えた回路図はこちら
Luxeonは360mA,赤5mmは35mA,ナンバー用の白は25mAでドライブする。ブレーキ回路の15オームは計算上3Wが必要だが、短時間の点灯なので2Wを使い小型化した。
5分程度なら焼損しないことを確認(そんな連続でブレーキ掛けるなんてあり得ないよね?)

切り出し  V2おもて

V2うら   V1(笑

ヴァージョン1と比べるとずいぶんスッキリしたでしょ?LEDも24個→8個と激減
15オームの抵抗は放熱のため、台座に当たらない程度に浮かせてある。ナンバー用の白は、やはり広げて配置。赤2個はLuxeonの死角で光が足りない部分用。台座との連結用に3mmの穴を開けてある。

・組み立て&試験点灯
基板が完成したら、例の台座と合体させる。

LED搭載   V2(裏)

V2(表) 左右完成

・・・しかし、えらく無骨な感じですな(^^ゞ

台座にLuxeonを貼り付け配線で接続。最後に基板と合体して完成。
基板とは10mmのスペーサをかませて連結。1箇所だけだが、ランプソケット側をホットボンド等で接着してやればまず外れない(穴を開けたかったけど配線できなくなる・・・)
さらに「固まる放熱用シリコーン」でLuxeon周辺を固めた。これだけやれば、まず振動で取れることはないっしょ(^^ゞ

そして試験点灯。

ブレーキ スモール

問題なし。わかりやすいよう暗く撮影してあるが、実際はムチャクチャ明るい。

・実車試験
で、その最終兵器とやらはどうよ?

V1ブレーキ --> V2ブレーキ
V1スモール --> V2スモール
びみょ〜っ!!

例によって、各写真とも左のランプが電球、右ランプがLEDユニット
パーフェクトとは言えないが21Wの電球と同程度の明るさを実現できたと思う。写真ではちょっと暗いけど、実際に見るとぜんぜん遜色ない。

ただ、スモールがかなり明るくなってしまった。V1のブレーキより明るいような気が・・・(^_^;)。もう少し抵抗を大きくすべきだろう。
ブレーキはまあまあの感じ。下が暗いのはナンバー用の白があるので、どうしても赤が追加できないため(追加するとナンバーまで赤く光ってしまう)。
一見、正面はV1のように5mmLEDを集中させたほうがよく見える。しかし、ちょっと正面からずれただけでかなり見ずらくなる。
FluxLEDを使ったとしても拡散性はいいが輝度が足りない。サイドからの被視認性などトータルの明るさを考えると、この方式がイチバン。


・消費電力(1個あたり)
電球=21W/5W、LED=6W/2W(420mA/150mA)
ブレーキ点灯時30Wもの省エネ!原付とかちょっと前のオフローダのヘッドライト1個分。この差は大きい。

・まとめ

最終兵器を発動して、何とか実用に堪えられそうなモノが完成した。
しかしLuxeonの性能はすごい。1個で5mmLED10個位の明るさ。さらにその光が周囲140°(5mmは15°程度)も広がるのだから。
これはもうヤミツキになりそう(ヒトはこうやって堕ちていくのか・・・)

ランプハウスを分解して、5mmのLEDをずらーっと並べてもよかったけど簡単には元に戻せないしね。

最大の欠点はコストパフォーマンス最悪なこと。なにせ材料費だけで片側1個6500円!もする。もちろん工賃、利益ナシ。この費用が、「省エネ」、「キレのいい点滅」、「バッテリの負荷軽減」、「他のライダーから注目を浴びるハズなど、気分や自己満足で回収できるとは到底思えない(-_-;)

え?こんないい加減なモンにそんなカネ出せるかって?
アヤしいクラブに飲みに行ってタクシーで帰って来たと思えば全然安いっ!!モノとして残ってるし(^^ゞ

 
夜間&サイドヴュー

渋滞での連続ブレーキで燃え(笑)ないか、振動でソケットに挿す根元が折れないか、金具がグラグラにならないか、Luxeonが取れて落ちないか・・・ヤバイとこが気になって、攻めるどころではない・・・そういうヤツを人は「ヘタレ」と呼ぶ(^^ゞ
まっ、まあ、言い訳はともかく、実走して様子を見ます。


*2005.3.27追記
 スモールが明るすぎたので回路を修正

V2 -->V2改

例のごとく、2枚とも左ランプが電球、右ランプがLEDユニットのスモール点灯状態。

V2を改造しスモール用の51オームを91オーム1Wに変更
これでほぼノーマル電球と同じ明るさに落ちて、スモールとブレーキの輝度差がよりハッキリするようになった。
消費電力=6W/1.8W(1個あたり)まで削減。

行き付けのバイク屋さんでサービスの人に見てもらったら「ぜんぜんオッケー!コレなら車検通るよ」って言われたんで\(~o~)/がぜん自信がでてきた。05’の新車600RRと比べても明るかったし・・・あ、はいはい。自己満足ですm(__)m
ダチに見てもらっても「だいじょーぶ。よくわかる」と好評。

よーし、パパこれで車検通しちゃうぞおー。

♪  テールランプ作成完了  ♪


*2005.7.1追記
V2改車検パスしました!何の問題もなかったとのこと。やりいっ!


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