Part.2 CBR900/929RRのLED化 (2006.1.5作成)
ウインカー作成(つづき)
バイク乗れない事情(日記参照)もあってしばらく放置プレイだったが、ついに新バージョン完成。
LEDユニット自体は2ヶ月も前に完成してたんだけど、寒さとやる気(これが一番?)が出ずに手付かずだった(^^ゞ
さて、前作は中心部は明るいものの、周囲が暗いという問題があった。
そこで今回はリフレクタに光を当てて、その暗さを補うことにする。
・ウインカー基板の作成
Ver.1はサイド方向に少し気を使って、Fluxを1列ナナメ外側に向けていたが何の役にも立たなかった(:_;)
ならば、このFluxを後ろ向きに実装してリフレクタに光をあててやろうという作戦。
製作風景
V2製作の様子。
基板、LEDを用意して組み立てる。1ユニットあたりLED31個、抵抗7本を使用した。
黙々とLEDを並べて行けばいいので高等ワザは必要ない。これがあと3つあると思うと、ちょいブルー(-_-;)
組立て完成
基板にLEDを実装し、口金(BA15S)とつないだところ。
両脇のFluxが後ろに向いているとこがミソ。今はまだ線がブラブラしてるけど、あとでバスコークで固める。
V2 vs V1
Ver2(左)とVer1(右)の比較。
V2はナナメ後ろ、V1はナナメ前を向いている。Fluxの角度はこの段階では適当(^^ゞ
材料は前回と同じでSander SDL-5M3PTYとKing L-7676-CSYC-H
回路図
基本的な回路は変更していない。
5mmには50mA(最大ギリギリ)、Fluxには65mA流している。5mmの5M3PTYは50mA程度流しても問題はないようだ。
連続点灯しない限り寿命には影響しないだろう。保障はしないけど(^^ゞ
・点灯試験
実装
発光確認
完成し、バスコークが固まったら早速テストする。
上の写真では、Fluxがリフレクタに反射して見えているのがわかる。
ここでLEDを曲げて角度を修正し、さらに全体が見える角度に調整しよう。
下は発光状態。コントラストを上げて強調しているが、リフレクタもちゃんと光っているのがわかるだろうか?
次にリレーを入替える。
やはりCBRも、単純にLEDユニットと入替えるとハイフラになってしまう。
そこでセローのウインカー作成時に作っておいた電子リレーに入替える。
ここでようやく2個作っていたのが理由が判明したってワケ。
リレー確認
ハーネス作製
実装
スクリーンを外してリレーを確認。メータ裏の左の黒いのがウインカー用。右はハイビーム用ヘッドライトリレー。
このリレーはセローと違って3ピンタイプ。都合のいいことにIN,OUT,GNDと3本出ていた。
ハーネスを作製、バイクのケーブルに噛ませて実装する。しかし元線が細い。こんなんで80Wを流していたのか?
固定はタイラップ一本。もうちょっとキレイにしろよなー(^^ゞ
レンズカバーを付けて、いよいよ動作確認!
V2点灯試験
キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
どう?カンペキでしょ?左のランプがLED Assy、右はノーマル電球。
Ver.1は発光中心以外は暗かったけど、今回はまったく問題ナッシング\(~o~)/
サイド方向も問題ない(車体に反射してる光が明るいでしょ)し。
いやー、苦労した甲斐がありましたぜ。
・消費電力
ノーマル電球:21W、LED:5.3W(約1/4)
ハザード点灯時なんと60Wもの省エネ!スゲーぜ。マジでヘッドライト一個分。
セローを含めて過去最高の省エネ量。
♪ ウインカー作成完了 ♪
・CBR LED化まとめ
試行錯誤してようやく完成することができた。
しかし今回はめいっぱいLEDを使ったなー。試作品を含めると、なんと約200個!時間もそれなりにかかってしまった。
もうLEDはいいや。おなかいっぱい(^^ゞ
どれくらい省エネしたか計算すると
テール30W+メータ0W+ウインカ60W・・・省エネ合計=90W
ブレーキ掛けてハザード出しているシチュエーションだけど、かなりな省エネでしょ。
ブレーキもウインカーも小気味良く反応するのが楽しい。同型車乗ってる人は別として、普通は言われないと気付かないよね。まさに「知る人ぞ知る」って感じ。
大幅に改造したほうが「おー、すげー」ってウケはいいんだけど(^^ゞ
ところで費用は?・・・・・・うーん、わかんない。だぶん3万円くらい(^^♪
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