Dr.ワイリー
登場作品 | ロックマン |
職業 | 博士 |
性格 | 野心家 |
強さ | E〜A |
賢さ | A |
思想 | B |
魅力 | B |
影響力 | A |
名言 | 「こうなったら ワシが相手だ!」 |
無印版ロックマンシリーズの、ロックマンの永遠の宿敵。それが、Dr.ワイリーである。
今でこそ、一般受けするように定番キャラクターも増えた「ロックマンシリーズ」なんですけれども、無印の頃は、ただ「ロックマンと、Dr.ワイリーが作り出したロボットとの戦い」だったんです(正確には、ワイリーが作ったロボではないものもありますが)。
さて、Dr.ワイリー。眉毛がトレードマークの爺さんなんですけれども、いやー、執念深い人ですね。ロックマンの生みの親であるDr.ライトの2番手の存在にありながら、大量のロボットを製作して、世界征服に乗り出すものの、毎回ロックマンにやられてしまう、それが彼。しかも、7のワイリーカプセル以外は、あんまし強くないんですよね、彼。もっと強いロボットが途中にいるんで。
やっぱり、Dr.ワイリーといえば土下座でしょう。最後のDr.ワイリーとの決戦に敗れると、ワイリーはいきなり土下座を始めて許しを請うのです。でも、「謝るという行為は、許してもらうために行うものではないのだよ・・・」とどっかの誰かの言葉が聞こえそうですけれども、毎回毎回、ロックマンは許してしまうんですね(6ではさすがに牢屋にブチ込んだようですが)。ま、「許さん」と言ってワイリーを殺してしまったら、続編ものが出ませんからね。
ロックマンとワイリーの関係は、「アンパンマンとバイキンマン」みたいなものでしょう。世界征服を目指す悪党と、それを倒す正義のヒーロー。分かりやすい構図である。3「Dr.ワイリーの最期」でワイリーの死亡確認がされたのですが、4のDr.コサックはキャラクター的にやや浅く(多少、彼について掘り下げられていれば、また億の深い物語ができたのでしょうが・・・)、「やはり絶対的な悪党はワイリーでないと」と思わされたものです。そして、4の途中でワイリーは登場、実は生きていたというわけです。ただ、「今度は真剣勝負だ!」とか「こうなったらワシが相手だ!」とか言って置いて、城の一番奥で待っているのは、ちと姑息だと思いますがね。でも、情熱を忘れない熱血爺さんである彼は、個人的には気に入っています。
あと、追記しておきたいのがワイリーステージのBGM。アクションゲームのラストステージというのは、やはり盛り上げるためにカッコよくなっているものが多いですが、ワイリーステージのBGMは、いづれの作品も名曲だと思わせるものが多いですね。(特に2のワイリーステージ1と3のワイリーステージ2は、いいと思ってます)