渡辺恒雄
登場作品 | 日本プロ野球 |
職業 | 元巨人オーナー |
性格 | 狡猾・獰猛 |
強さ | A |
賢さ | A |
思想 | B |
魅力 | D |
影響力 | S |
名言 | たかが選手が! |
野球界で絶大的な影響力を持つナベツネこと渡辺恒雄。野球界でひどく嫌われている彼について考察してみましょう。
彼が反感を買う理由は十分すぎるほどあります。それは、数々の暴言。とにかく口を開けば、もう問題発言の嵐。あんたは悪口しかいえない呪いでもかけられているのかね?と思ってしまうほど。しかし、これだけ一挙一動が注目される人間も、そうそういないでしょう。
彼がここ最近で注目されているのは、やはり球団再編問題での彼の動向。自分の思惑通りにしてやろうと、手段を選ばず動きまくります。当然、その中で問題発言ととられる物も出てくるわけで・・・
バファローズを買収しようとしたライブドアの堀江社長に対しては
「俺の知らない奴は入れられない」
一方、近鉄合併問題で反旗を翻した選手会長の古田に対しては
「たかが選手の分際でオーナーと話をしたいとは」
などと、もう言いたい放題。「野球界のガン」「こいつのせいで野球界がダメになる」と野球ファンが言いたくなるのも頷けるというものです。
ただ、そうやって自分に怒りを向けさせることで、周囲の目を「球界のシステムの問題」からそらさせて、ナベツネ暴言問題に矛先を変えさせていたのではないかと思うのです。もしそうだとすると、賢すぎです。
つい最近起きた「金銭授与事件」で辞任をせざるを得なかったけれど、絶対的な力を持っていた人物がこのまま引き下がるかな・・・?というのが疑問。表舞台から去って一般のファンからの怒りをかわし、裏から野球界を牛耳ろうと画策している・・・と思うのは考えすぎでしょうか?
しかし、ここまで「悪」を貫ける人間、そうそう見れるものではないです。