皐月賞中山・芝2000m(GT)
枠順表&蛮勇のレビンのコメント
枠 | 馬 | 馬名 | コメント | 蛮 | R | く | T | モ | サ |
1 | 1 | マイスタイル | 前走はドスローで粘っただけ。同じ事ができるのだろうか。 | − | − | − | − | − | − |
2 | スワーヴリチャード | 今や主流の共同通信杯組。まともなら。 | ◎ | − | ◎ | − | ◎ | − | |
2 | 3 | コマノインパルス | 前走はかかって死亡。巻き返してもいいと思うが… | △ | − | ☆ | ◎ | 注 | − |
4 | カデナ | ここまで、相手に恵まれた感じがある。正念場。 | − | − | ▲ | − | ▲ | 連 | |
3 | 5 | レイデオロ | ぶっつけ疑問。そんな状態で勝ち負けできるのだろうか。 | − | − | − | − | − | 連 |
6 | アウトライアーズ | 前走久々でも頑張った。上昇あれば。 | △ | − | △ | − | △ | 軸 | |
4 | 7 | ペルシアンナイト | 前走くらいはやれる。とはいえ、2000m初で。 | − | 単 | − | − | ☆ | 軸 |
8 | ファンディーナ | 無傷の3連勝。今年の牡馬はかなりだらしないだけに。 | ○ | − | △ | − | − | 軸 | |
5 | 9 | プラチナヴォイス | やや足りない。どーなんだろ。 | − | − | − | − | − | − |
10 | ダンビュライト | ちょっと足りない。どーなんでしょ。 | − | − | − | − | − | − | |
6 | 11 | アルアイン | 前走は相手に助けられた感あるが、ドスローに巻き込まれなければ。 | − | − | − | − | − | 連 |
12 | アメリカズカップ | きさらぎ賞は重馬場に恵まれた感あって。 | − | − | − | − | − | − | |
7 | 13 | サトノアレス | 前走、距離不安あったし、ブン回した。で、今回も同じ事しそう。 | − | − | ☆ | − | − | 軸 |
14 | キングズラッシュ | 東スポ杯以来。これってどうなの? | − | − | − | − | − | − | |
15 | アダムバローズ | 重賞でサッパリ。OPまでの馬っぽく。 | − | − | − | − | − | 連 | |
8 | 16 | クリンチャー | 結果の出ないすみれS組。2戦とも完勝だが… | − | − | − | − | − | − |
17 | ウインブライト | 中山は得意な方っぽい。前走みたいな感じで競馬出来れば。 | △ | − | ○ | − | ○ | 連 | |
18 | トラスト | 重賞では掲示板が精一杯。今回も? | − | − | − | − | − | − |
蛮勇の予想
「相対的評価」
中心馬がいたはずの桜花賞は荒れてしまいました。一方、牡馬の方は傑出馬不在。で、牝馬ファンディーナが殴り込みをかけてきました。これがどう影響するんでしょうか、皐月賞。
例年だと、「この馬がいい!」と推せるような馬がいるんだけれども、今年は何故かそういう馬が不在。ブレスジャーニーは行方不明だし、レイデオロは(皐月賞に直結しない)ホープフルSからのぶっつけ、朝日杯勝ちのサトノアレスは距離延長のせいか、沈んでしまったし、弥生賞組はレベル的にアレっぽいし、本当に難解。消去法的にスワーヴリチャードが浮上するけれども、本当にこれでいいのだろうかって気しかしないし。
ファンディーナも本来なら「厳しい流れを経験していない」・「牡馬相手ではどうなのか」という2点でかなりの減点対象になるんだけれども、それ以上に牡馬がだらしないからね…。相対的に評価をあげるしかないんですよね。
とりあえず、逃げ馬はいるけれどもガリガリやり合うようなタイプではないので、ハイペースにはならないでしょう。よくてミドル。ほどほどの位置で、上手く立ち回れる馬が上位に来るんじゃないでしょうか。カデナがそういう競馬が出来ればいいんだろうけれども、自分はF先生を全く信用していないからね…それよりは、ウインブライトを推してみようと思います。
結果 | 1着 | 11 | アルアイン | 松山 | |
2着 | 7 | ペルシアンナイト | デムーロ | ||
3着 | 10 | ダンビュライト | 武豊 | ||
4着 | 16 | クリンチャー | 藤岡佑 | ||
5着 | 5 | レイデオロ | ルメール |
単勝 11番:2240円 複勝:11番 650円 7番 320円 10番 1340円
枠連:4−6 2380円 馬連:7−11 8710円 馬単:11−7 20720円
三連複:7−10−11 176030円 3連単:11−7−10 1064360円
ワイド:7−10 6770円 7−11 2250円 10−11 16960円
※必ず、主催者発行のもので確認してください。
かすりもしねー。
こうも大ハズレだと、逆にすがすがしいですわ。
レース回顧
何というか、あんのじょうというか…荒れました。レース自体は、当日の中山が異常に時計の出る馬場だったせいか、1000m通過が59秒と、馬場状態を考えるとフラットくらいの流れ。ただ、残り800mになって、突然流れが激化し、マイラー向きの消耗戦に。そう考えると、2000mの実績がないアルアインやペルシアンナイトが上位に来るのも納得というか…。
勝ったアルアインについて。位置取りは先行集団のやや後ろ寄り。直線で一旦下がって、大丈夫かと思ったんだけれども、そこからジリジリと伸びてきて、インを突いてきたペルシアンナイトを差して勝利。ま、松山はとりあえずおめでとうございます。自分は色々と辛らつになってしまう時があるけれど、このあたりの世代の中ではやっぱり腕は一番なんでしょうね。皐月賞男のジャック・デムーロを倒すまでになるとは、成長したものです(遠い目)
ペルシアンナイトは一か八かのイン進出。今回はわずかに足りなかったけれども、デム兄の腕を見せつけられたようでした。デム兄が通ったルートをついて行って、いつの間にか外をブン回していたF先生とは雲泥の差があるようで。ファンディーナのマークをしていたタケも3着に来ているし、この辺りは騎手の腕もあるんでしょうね。
一本被りの1番人気だったファンディーナは…壮絶にぶっ飛びました。今まで、相手も流れもぬるいレースしかしてこなかったですからね。こういう消耗戦のレコード決着だと、こうなるのもやむなし…でしょうか(正直、こんな厳しい流れになるとは思ってもいなかったんですが)。流れが緩くなるはずのオークスなら、本命打ってもいいんだけれども。あと、スワーヴリチャードは一杯食わせ物だったんでしょうかね。うーむ。