HOME 蕪栗沼ホームページ
◆どんなところ > かぶくり縄文探訪長者原貝塚

 

 長者原貝塚は,蕪栗沼の北西側の丘のたもとにある貝塚です(写真1)。大きさは東西が約1km,南北が約0.3kmです。けっこう大きいですね。

 ところで貝塚って何だろう?
 貝塚は,昔の人が食べ残した貝を捨てたゴミ捨て場のようなところだ。貝だけでなく魚の骨や土器なども出土することがあるので,昔の人たちの生活ぶりを知ることができる貴重な資料なんだよ。

 長者原貝塚からは,オオタニシやイシガイなどの淡水性の貝類が多数出土しています。これらの貝は,今でも蕪栗沼にすんでいるんだよ。
 また,土器片や骨格製品なども出土しているようで,今でも丘の斜面をよく見ると土器片が出てきます(写真2)。

 長者原貝塚のすごいところは,縄文時代前期から平安時代まで実に約五千年間の生活のあとが残されているところなんだ。
 はるか昔から,蕪栗沼のほとりには,蕪栗沼の貝や魚をとって生活してきた人たちがいたわけだ。蕪栗沼の豊かな恵みには本当に驚かされるね。

 長者原貝塚は,蕪栗沼のすぐ横にあるので,貝塚からは蕪栗沼がよく見えるよ(写真3)。でも今は木が生い茂っていて水辺は見えないね。

 最後に注意ごと。
 長者原貝塚は民家のそばにあります。住んでいる人に断りなく近づかないようにしてくださいね。


(写真1)長者原貝塚の案内看板


(写真2)貝塚からは,今でも土器のかけらが出土します


(写真3)長者原貝塚から見た蕪栗沼