ストレスチェックしていますか?


2023年9月30日土曜日だけは、再診予約で満杯ですので初診の受け入れが困難です。10月23日月曜日は臨時休診です。■初診は予約不要ですし、初診の予約は取れません。初診は、午前の部は12時30分まで、午後の部は5時30分まで受け付けます。日曜・祝日の終日と木曜日の午後は休診です。−−−最大の名誉は決して倒れない事ではない。倒れるたびに起き上がる事である。ーーー

強いストレスは、心やからだにさまざまなトラブルを引き起こします。

ストレスに関連する疾患として、

心身症、神経症、軽症うつ病、眼精疲労 、過換気症候群、肩こり、腰痛 、慢性じんましん、メニエール症候群、アレルギー性鼻炎、花粉症、めまい、頭痛、自律神経失調症、高血圧、糖尿病、肥満症、月経困難症、更年期障害

などが挙げられます。

ストレスによってこれらの病気になる前にストレスチェックを行いましょう。すでになってしまった方は、ストレスのコントロール方法を身につけましょう。





□これはストレスチェックのリストです。
過去6ヶ月を振り返ってください。あなたはいくつ当てはまりますか?
□よく肩がこる
□全身がだるい
□腰が痛む
□めまいがする
□便秘がち
□胸が圧迫されるようで苦しい
□よく喉が渇く
□手足がしびれる
□手足が震える
□朝早く目が覚める
□朝、憂うつな気分がする
□仕事にとりかかる気になれない
□根気が続かない
□物事がなかなか決断できない
□なんとなく不安でイライラする
□いっそこの世から消えてしまいたい
□これから先の自信がない
□いつものように人に気軽に会えない


□ストレスチェック判定


4個以下・・・・問題なし。
多少は不健康かもしれませんが、まずまず大丈夫です。 これからもストレスを溜め込まないようにしましょう。
☆ただし、生活に支障があるほど症状がひどい場合はご相談下さい。

5〜9個・・・・やや問題あり。
ストレスのコントロール方法を身につけましょう。方法はたくさんありますので、自分に合った方法を探しましょう。
☆ただし、ほとんど毎日で2週間以上も続く場合はご相談下さい。

10個以上・・・明らかに問題あり。
もはや、一人で悩んでいても解決しない状態です。近日中に、お近くの心療内科医にご相談下さい。





Q ストレスの悪循環とは?

A ストレスとは「職場や家庭、学校での人間関係」だけではなく、「異動」「定年」「親しい人との死別」「育児」「受験」といった心理・社会的なもの。「暑さ寒さ」「騒音」「花粉」といった環境のストレス。「感染」「疲労」「睡眠不足」といった生理的ストレスも含んだものです。これらのストレスは生活する中で避けられないものです。

そこで「なくす」というよりも「上手に対処する」という工夫が重要です。この工夫がうまくできなかったり、ストレスが強すぎると様々な症状が出現します。

これらのストレスが関連する病気として有名なのは、胃炎、胃十二指腸潰瘍、高血圧症、糖尿病、肥満症、自律神経失調症、不安状態、うつ状態といったところでしょう。

こういう状態に至ってしまえば、心療内科を受診して体と心の両面からの治療、つまり内科的な薬物治療とともに物のとらえ方や生活の工夫に取り組む必要があります。

しかし、無理を重ねて治療を怠ると・・・当然ながら病気は悪化したり長引いたりします。

すると「体調が悪い、大丈夫だろうか・・・」
「こんな生活がいつまで続くのか・・」
「重大な病気にかかってしまったのではないか・・」
「将来はどうすればいいのだろう・・」
とアレコレ心配になります。

病気が悪化すると仕事、学校、家庭での生産性や能率が低下します。
色んなことが自分の思い通りに出来なくなり、それがストレスになります。
こころの余裕もなくなりますので、元気な頃なら許せていた小さな出来事でさえ許せなくなり、過剰に傷ついたり、腹が立ったりするようになります。すると対人関係はギクシャクしてさらにストレスは増えます。
つまり、病気自体がストレスの原因になって、ストレスを増大させるのです。

「しんどいから」と朝寝坊したり昼寝をすると体内時計がズレます。すると自律神経の変化やホルモンの分泌のタイミングが乱れ、さらにしんどくなります。
「疲れるから」と自宅にこもると、足腰の筋力だけでなく心肺機能も低下してさらに疲れやすくなります。
外出による気晴らしも減りますから不快な気分が長く続くようになります。
このように、ついつい不健康な生活が増えてしまうことで、症状がさらに悪化したり、長引いてしまうことをストレスの悪循環といいます。

こうした悪循環に陥ってしまうと多くの方は自力では抜け出せません。
なので、ぜひ医療機関を受診してください。
もちろん当院でなくてもかまいません。
「どの医療機関を受診するか」よりも「いつ受診するか」がポイントです。
早期に医師と二人三脚で「計画的で継続的な取り組み」をして脱出するのが良いと思います。

早い段階であればあるほど早く脱出できるので、苦しむ期間を短くできます。
実際、仕事や学校を休みがちになる前だと3週間程度で脱出される方が多いです。
「計画的で継続的な取り組み」を行うパワーがほぼ無くなってから治療をスタートすると3か月はかかることが多いです。




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