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授業内容

中学受験、高校受験生を含む年長~高校1年を対象に「読む+書く+α=読解力」の育成・向上を目指し、室長の高木自ら、アシスタント講師とともに、全生徒の読書・作文・読解・入試過去問・記述・小論文指導にあたっております。

【読む】心情・テーマ・本質の読み取り、語彙を増やす、想像力を働かせる、読書指導

【書く】論理的思考力を養う、他者へ情報や状況を正確に伝達する、気持ちや考えを整理する

【 α 】五感を使う、視野を拡げる、問題演習に慣れる、テクニックを身につける、ことばのきまりを理解する

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詳しい授業内容は以下、受験生、1年生~高校生までの指導の流れをご覧ください。
ただし、生徒により、進度や希望は様々ですので、あくまでも目安とお考えください。
また、テストの成績を一気にあげてほしい、○○学校に入れてほしいという無理なご要望はお受けできません。入室しさえすれば国語の成績が上がるわけではなく、国語は日常生活に密接した教科ですので、日頃のご家庭での過ごし方というのが最も重要だと考えます。あくまでも私たち第3者にできることは、読み、書き、考え、解くことのきっかけをつかめるようにすることです。その上での受験指導であり、テスト対策サポートです。その点をご理解いただけない場合には、ご入室をお断りいたします。(すでに入室している生徒に関してはご退室いただくこともございます)

中学受験生

どのような塾でも合格を売ることはできません。しかし、中学受験をするならば、最低限身につけておくべきことがあり、それをせずに合格することは、ほぼ不可能です。読み書きの基礎がきちんと出来ているならば、あとはほんの少し志望校の傾向に合わせた読み方書き方の慣れ、ある程度のテクニックを身につけていくだけで、点数に結び付いていきます。テストの際、問題が配られたら始めにすべきことは何なのか、まずはそこから指導を始めます。じっくりと1~2年かけて、長文読解に慣れていきましょう。そして、読み方/解き方/取り組む姿勢なども見ながら、生徒に自身の課題を自覚させ、毎回の授業でそれが生かせているか確認し、軌道修正をはかっていきます。過去問指導は主に高木と、教室卒業生で御三家中学レベルの受験経験のある講師がアシスタントとして担当いたします。

■指導の流れ
御三家レベル、上位校を目指すのであれば、記述や情報処理に慣れておくことは必須です。
まず5年生までに読み書きの基礎を、要約作業や問題演習をしながら学びます。文章の作り方、気持ち言葉をたくさん覚えることがはじめの段階です。要約に使う教材は新聞記事でも短編集でも絵本でも、質の良い文章であれば何でも良いのですが、短い文章の中で情報の取捨選択をし、自分の言葉で再構築していくことが要約作業であり、読み書き情報処理の基礎段階と言ってもいいと思います。それができるようになっていなければ、安定した点数をとっていくことは難しくなるでしょう。
(そのような読み書き情報処理の作業も、受験指導の一貫であると考えています。
その点をご理解いただけない場合は、入室をお断りする場合もございますこと、ご了承ください。)

読解演習においては、はじめの段階では1問ずつ一緒に解いていきます。どこでひっかかるか、どのような問題に時間がかかるのかは生徒が解いている横で見ていないと分からないためです。
たとえば、本文の中の言葉が難しくて理解が甘い、読み飛ばしている、設問と本文をじっくり照らし合わさずに回答したため抜き出し箇所がずれている、設問の意図が読み取れていない、答えは分かっていても書き方が悪いため部分点を多く引かれている、選択肢の細かい部分にまで目を向けずに無根拠で選択した…など、マルがもらえなかった回答には様々な理由があります。
その理由をきちんと見分け、生徒に合った解説をし、生徒に合った解き方を考えていくのが、たかぎ国語教室のやり方です。

ある程度読解演習に慣れたら、早ければ5年の秋か遅くとも6年の春から徐々に過去問に取り組んでいきます。この段階では、第2第3志望や、似た傾向の過去問や、本命校の相当古い過去問を使います。
ただ解き、解説をするだけではなく、実際に受験をする本人(生徒)と一緒に、今の生徒自身が抱える問題点、課題となる部分も生徒自身に説明し、志望校の傾向と対策も話し合いながら、受験に対する意識を養い、急がず、着実にレベルアップを図ります。その後、第1志望を含む、本格的な志望校特訓に入ります。

6年生からの入室は基本的にはお受けしておりませんが、受験する意志があり、目的意識をしっかり持ち、指導を受け入れて次に生かすことが出来、教室の授業内ではしきれない知識系課題(通常は3年生から行います、6年生では時間がありませんので、行いません)にも家庭で積極的に取り組むなどたゆまぬ努力が出来る生徒であれば、入室を許可します。


なお、当教室の合格実績は合格情報のページをご参照ください。
2012年現在、御三家国立有名私立等90%以上の受験生が受験した学校全てに合格しています。他教科も関係してくることですので、国語の力だけで結果につながったわけではありませんが、地道な作業とは言え、読み書きの基礎力を養ったうえでの受験が、実は最短かつ最善の道であるということがご理解いただけると思います。

インターナショナルスクール生、帰国子女

育った環境、母語、母国語、将来どのような環境に身を置くかなど、生徒によって様々です。ですから、インターナショナルスクール在籍の生徒や帰国子女に関しては、ご家庭の方針をうかがい、理解したうえで指導にあたる必要があると考えます。また、生徒自身にも、ここで何がしたいか、何が苦手で何が得意か聞いたうえで、課題を考えてまいります。ただ、基本的な部分は日本の学校の生徒と変わらず、日本語、その表現の美しさを知り、日本語での読み書きの楽しみを知ること。そして、日本を第一言語として、不自由のないようにということが指導の軸となります。ただし、教育を担当される保護者様の第一言語が日本語でない場合は、お子様の教育において教室との連携がとりづらかったり、方針や規約をご理解いただけなかったりという場合もありますので、外国の方を専門に受け入れるスクールにいらっしゃることをおすすめいたします。

また、インターナショナルスクールでは、日々多くの量の宿題が出されますので、生徒から希望が出れば、そのサポートも行っております。インターナショナルスクールに通っているほとんどの生徒は、こちらの教室にもパソコンを持参し、宿題を行っています。
さらに、テスト前には、範囲のおさらいや、テストの傾向により、サマリーを作るなどのサポートも行っています。ただし、宿題も、読解も、生徒自身が何を私たちにサポートしてほしいのか、しっかりと言葉で伝えられることが前提となります。

なお、インターの生徒の長期休みは日本の学校の休みとずれる場合が多いため、夏期講習を希望される場合などは、8月以外(6,7月)などでも時間帯によりご相談に応じます。

小学校低学年

60分集中することに慣れ、本の中の誰かの気持ちを理解できるように丁寧に読むこと、短文から始め、自分の気持ちを言葉に表せるように書くことができるように指導します。ただし、しつけの段階がまだ終わっていない生徒、たとえば座っていられなかったり、他の生徒の邪魔をしてしまったり、ひらがなが読み書きできない、先生の話を聞かないなどの生徒に関しては、もう少し大きくなってからのご入室をおすすめいたします。どんなに小さくて、子どもが能動的な姿勢でなければ伸ばすことは出来ませんので、ご入室をお断り、もしくはご入室後の場合、しばらく休室をお願いすることもございます。逆に能動的積極的な姿勢であれば、どんどんレベルの高い教材へ進んでいきます。そのような意味ではスパルタかもしれません。楽しく学ぶことが低学年では重要ですが、楽しいだけの教室ではなく、授業内容については妥協しませんので、厳しい面もあることはご理解ください。

根本的に、日本語での読み書きの基礎、すなわち母語の習得はご家庭でなさるのが一番であり、入室された後も、ご家庭での毎日の対話や学習を大切にすることを、保護者様にもお約束いただきたいと思います。ご家庭の協力があってはじめて子どもは伸びていくものです。

小学校中学年

漫画や文章の要約、オリジナルテーマ作文などを通じ、第三者に物事や気持ちを正確に伝える練習と、読解やことばのきまりの演習を並行して行います。受験予定の生徒には、ある程度の志望校が決まっていれば、その学校の出題傾向から鑑みて、高学年で本格的な受験勉強を始めるまでにしておくべき語句問題や基本読解演習もご要望があれば行います。私立やインターナショナルスクールの生徒など非受験の生徒には、2対1での指導が可能な範囲で学校課題のサポートなども行います。事前に保護者様からご連絡いただいた上で、年に何回かサポートするくらいであれば何ら問題はありませんが、毎週のように持ち込み課題があると、こちらの課題が進められず、教室の主旨に反します。文集に載る文章を書かせてほしいなどというご要望にはお応えしかねます。学校の指導方針などはこちらには見えていませんので、あくまでも事前に何をしたいかきちんとご連絡いただいた上でのサポートであるとお考えください。

希望者には読書指導や本の貸し出しや紹介も併せて行います。

小学校高学年(非受験)

中学生に向けて小論文やレポートがしっかり書けるように、長い文章や論説文の要約を通して学年相当以上の文章を読み慣れ理解すること、またオリジナルテーマ作文やプリントを使用し、小論文の書き方の基礎を学んでいきます。ご希望に応じて読解演習やことばのきまり、学校課題のサポートも行います。こちらも中学年同様、かつ2対1での指導が可能な範囲で学校課題のサポートなども行います。学校の指導方針などはこちらには見えていませんので、あくまでもサポートとお考えください。文集に載る文章を書かせてほしいなどというご要望にはお応えしかねます。

希望者には読書指導や本の貸し出しも併せて行います。

中学生

受験が終了した中学生は、今まで身に付けた読み書きの力を総合的にアップさせていきます。テーマ作文や説明文に対する短い400字程度の意見文から始め、小論文の書き方の基礎を、インターネットや新聞や本などから情報を収集することから、情報の取捨選択、書くべきトピックの整理、文章の構成や適切な言葉遣いに至るまで、1から学んでいきます。この基礎がしっかりと出来ていれば、大学入試論文や卒論レベルのものまで十分に書くことができると考えます。

また、学校での成績をきちんととっていくことも大切ですので、中間期末対策や多くの生徒が混乱してしまい、自主学習の難しい文法も、小学生同様、必要と希望があればサポートしていきます。大手出版社の教科書に準拠したワーク・ガイド等はほぼ揃えておりますので、読解もある程度自主学習が終わっており、かつ生徒自身からの希望があれば、準拠プリントを行い、解説していきます。(本人にやる気がなく、お父様お母様から希望をうかがっても、何をどう対策してあげるべきか判断がつかないので、その場合は対策が難しくなります。必ず本人の希望があることが条件です)
しかし、教室に通っていれば点数が取れるというものではありません。基本は学校の授業を聞く、ノートをまとめる、分からないところを調べる、学校の先生にアドバイスを求める、日頃から予習復習を怠らないなど、まずは自分で学習することが前提です。それでも点数に結びつかない場合は、こちらでのプリント学習などで効果があるかもしれません。

また、このような教室での指導の中で、自分にはどのような学習法が合っているのか、生徒自身が手がかりをつかみ、論文を除くテスト勉強、受験勉強をひとりで出来るようにしていくのも目標の一つです。

高校受験のある生徒には、小論文の基礎作りと並行し、中2冬頃から高校入試過去問の作文にも取り組み、中3では漢文や古文の問題集も使いながら、夏以降、本格的な過去問に取り組んでいきます。
もちろん生徒の進度、入室時期によりますので、あくまでも目安です。

テスト勉強の流れ
生徒によりますが、中間期末前には週2~3回追加で受講し、テスト対策は教室で終わらせ、自宅でのテスト勉強は他教科に時間を割けるようにするという場合と(これは長く通っている生徒のみです。入室後1年経っていない生徒は、まだ基本事項が出来ていない場合もあるので、教室のみでの対策は難しいかと思われます)、自主学習を基本とし、分からない部分だけ授業の前後などに質問するという場合と、その中間で、自主学習で理解の甘かった単元のみこちらでテスト対策プリントを行い、残りを自主学習/復習するという場合に分かれます。学習の仕方はそれぞれですし、学校課題ですので、生徒から相談された場合を除き、あまりこちらでは多く口出ししないようにしております。

ただし、前述の通り、いずれにせよテスト対策はあくまでもサポートです。そして中学生であれば当たり前のことですが、「勉強は自分でしていくものである」ということを自覚している生徒にのみに行います。「テストが何日にあります。範囲はこれです」と丸投げされても、学校の授業の進み方や、先生のテストの出し方など知らない私たちは対策してあげられません。どの範囲をこちらで習いたいか、家庭学習を自分でどこまで出来るのか、どのようなスケジュールで対策していくのか、そもそも何点を目指すのか、学校で実際に授業やテスト受けている生徒自身が自分で決めるしかないことなのです。そうでなければ本当の意味で学習することを身につけることにはなりません。

高校生

基本的に受け持っておりません。
どうしても継続したい場合には、(インターナショナルスクールなど)個別の相談には応じますが、大学受験勉強は予備校で行うことをおすすめしております。