「コンパパの日々の暮らし」から No.70
夕方、西や北の方向に見える黒い雲。 だんだんこちらに来て風が強くなって来たなと
思う間に大粒の雨が道路を叩きます。

特に今年の夕立はスケールが違い、日本各地で猛威を振るっています。 時間雨量が
100ミリを越えるゲリラ豪雨も毎日のように発生しています。

日本は「温帯地方に属し四季が有る国」だった筈。   しかし今はどうなんでしょう?
最高気温が40℃近くの日が有ります。 涼を運ぶ夕方の雨は都市に大災害をもたらす
豪雨(スコール)になってしまいました。

もはや日本の南半分(名古屋はもちろん)は亜熱帯地方に変わって来ていると思います。
コンクリートで囲まれた都市部では夜中の気温が28℃が当たり前の今日この頃。

夏が大好きな私でさえ何もする気が起きない、今年の夏は強敵ですね。

                                            近藤恭正 2013/8/9
「コンパパの日々の暮らし」から No.69
先日、「ふりこめ詐欺」で犯人が逮捕されたとの記事を見ましたが、その年齢に少し驚い
ています。

何と10代後半の未成年が数人含まれていたのです。 どんな家庭環境に育ってきたのか
学校でどんな道徳を学んできたのか・・・悲しい話しです。

以前に私が携わってきた犯罪を犯した少年達の多くは小さい頃に親の愛情に恵まれず、
親との楽しい思い出が残っていない子がほとんど。

普通の子であれば、「将来は○○になるんだ!」とかの夢を持っているはずが彼らには
夢は存在していません。

少年院から戻ってきた少年に「これから何を目標に生きて行く?」と尋ねると大体彼らは
この様に言います「とりあえず金を貯めて・・・・」

こんな目標や夢が有るのでお金を貯めるのではなく、お金を貯める(稼ぐ)事がメインなの
です。

そしてきちんと学校に行く習慣が身についていない彼らにはこつこつと汗を流して働く事が
中々出来ません。

そこに同じような境遇で育った先輩から一攫千金の話しを聞かされて詐欺グループの仲間に
加わる・・・
お金は汗を流し、頭を下げて稼ぐ事に早く気がついて欲しい・・・
                                            近藤恭正 2013/7/11
「コンパパの日々の暮らし」から No.68
先日、愛犬と一緒に朝の散歩をしていると救急車がサイレンを鳴らして走ってきました。

都心では日常茶飯事で気にも留めませんでしたが、停まったのがM印のハンバーガー
ショップ前、何が起こったのかと見ているとお店の中から中年男性がお腹をおさえながら
歩いて出てきました。

駆けつけた救急隊員と少し言葉を交わすと自分で救急車に乗り込んで行きました。

確かに体に異変が起きたかも知れませんが、自分の足で歩きながら救急車に乗る
姿に少々戸惑いを感じました。 「本当に救急車が必要だったのか」・・・と。

またほんの数日前の夕方にけたたましいサイレンに街が包まれ、消防車が数台通過、
しばらくすると上空には3機のヘリコプターまで飛んで来て街中が騒然となりました。

後で情報が入り、いたずら電話だったとか・・・・

もし同じ時間に大火事が起きたり、大事故が起きていたら真っ先に救急車や消防車は
現場に駆けつける事が出来たでしょうか?

情報が直ぐにネットで入る時代です、誤報を流して大騒ぎを自分でネットで確認する。
テーマパークで大騒ぎを起こしてネットで確認して自慢する・・・

インターネット時代の新たな弊害の一つですね。
                                            近藤恭正 2013/6/21
「コンパパの日々の暮らし」から No.67
先日の大阪には数多くの電車に乗り継いで出掛けました。  大須から順番に名前を挙げると
名古屋市営地下鉄、近鉄、阪神、阪急、大阪市営地下鉄となります。

その車内で高齢者や妊婦さんに席を譲るシーンを数多く眼にしながら、「優先席」はそろそろ
不要になって来ているのでは・・・・と思いました。

もちろん、「席を譲らなくても良い」なんて事を言っているのでは有りません。 電車内の全ての
席が優先席だと言う気持ちが乗客皆の心の中に芽生えて来ていると感じたからです。

実際、今回席を譲るシーンのほとんどは優先席ではない席で見受けられました。 また譲る方も
決して若者だけではなく還暦に近い年齢の方が妊婦さんに席を譲る場面も有りました。

公共交通機関では色々な方が同じ空間に混在しています。 着席したい人は決して高齢者だ
けでは有りません。 

扉が開いて乗ってくる乗客に皆が関心を持ち、「大変そうだな」「具合が悪そうだな」・・・・・・
と思うことが有れば、自分の座っている席がたとえ優先席でなくとも、「どうぞお座り下さい・・」と
さりげない声掛けが出来る空間にしたいですね。

携帯ばかり眺めている車内とは真逆な暖かい空気が満ち溢れますよ。


                                            近藤恭正 2013/5/24
「コンパパの日々の暮らし」から No.66
先日、地元の中学校で薬物乱用防止の授業を行いました。 

私の授業は保護司として携わってきた薬物事犯の人達との経験談がメインで「一回薬物に
手を染めると立ち直る事がいかに難しいか」、「自分だけではなく家族までも不幸になる」、
「自分の夢も諦め無くてはならなくなる」etc を毎回生徒達に言い聞かせます。

そして最後に「夜の世界の誘惑に負けず、元気良く学校に通い、挨拶をしっかりして自分の
夢を叶えて欲しい」と言い授業を終えました。

その数日後、地元の神社で行われたお祭りに小学生の子どもを連れて出掛けた時に大変
嬉しい事が・・・・数人の女子中学生が私の所に駆け寄り・・・

「先日は有難うございました」としっかりとお礼の挨拶をしてくれました。 

地元の中学校は2つの小学校学区から生徒が進学しています。 もちろん、大須の子ども達は
大半が顔見知りなのですが、もう一つの栄の子ども達は今まで話をする機会があまり無く、
顔と名前は全く合致しません。 それにも係わらず丁寧な挨拶を頂き、本当に嬉しく思いました。

その後、昨年度の卒業生で少々生活指導が必要だった子とも照れながら挨拶を交わしました。

授業はさぼりがち、体育祭も校門の所で座っているだけ、でも私の顔を見るとバツが悪そうに
いつも会釈を返してくれました。

そして今回も・・・PS:手にしていたタバコは見なかった事にします(勿論注意をしましたが)


                                            近藤恭正 2013/5/20
「コンパパの日々の暮らし」から No.65
「コンパパの日々の暮らし」から No.64
去る5月6日は孫の4歳の誕生日でした。

どちらかと言えば文科系の両親を持つ子ですが、隔世遺伝と思える程外遊びが大好き。
うちへ来れば必ず「公園へ行こう」と私に外遊びをせがみます。

5月の気候の良い時なら、喜んで一緒に出掛けますが、最高気温5℃の真冬でもリクエスト
は同じ。

寒風吹きすさむ中、誰も居ない公園で寒さに震えながらの砂場遊び。 「お山を作って」、
「ケーキを作って」と次々に注文が届きます。

「お山にトンネルを掘って」と言われて、スコップで掘り進んで行き、やっとの思いで貫通。
でも孫はコンクリート製の富士山に登り斜面を滑って遊んでいてトンネルの事は忘れて
います。

次はブランコに乗る。 「力一杯押して」と言われ、ブランコを後ろから何分も押して遊んで
いると、こちらも体がホッカホカ。

孫育て?は体力がいります。 若いお爺ちゃんで良かったと思う今日この頃です。

                                            近藤恭正 2013/5/12
毎朝、犬の散歩をしていて出会う大きなリュックを背負った女子中学生がいます。

昨年から気になることが一つ。 毎朝、早足と言うか小走りで学校に向かい、いつも
一人ぼっち。

周りには仲良く談笑しながら学校に向かうグループが幾つも見受けられるのに、
誰とも挨拶を交わす事もなく、いつも一人ぼっち。

ところが、今朝は彼女の行く手に彼女を待ち受けるようなグループを発見しました。

注意深く見ていると、彼女を迎え入れ、笑顔で挨拶を交わし一緒に学校に向けて
歩き出しました。

今月から顔を見るようになったグループなので新一年生で、本格的に始動した部活
での繋がりかと思いますが、今まで1人の登校を見つめていた私としてはホッとする
時間でした。

これからも彼女が仲間と一緒に楽しげに歩く姿を見守りたいと心から思います。


                                            近藤恭正 2013/4/25
「コンパパの日々の暮らし」から No.63
昨日は店の定休日を利用して、30年ぶりに母校のキャンパスを訪問しました。

近鉄特急で名古屋から難波へ、そして新しく開通した阪神電車で今津駅へ、阪急に
乗り換えて甲東園下車、坂道を歩いて登り、キャンパスへ通じる一本道を進むと、
シンボルの美しい時計台が見えて来ました。

高まる期待に胸が躍ると共に、少しの不安が・・「入り口の警備員に呼び止められたら
どうしようか?・・と

遠くから見ると、学生に混じって私と同年代の人も校門を通過しているので、よっぽど
怪しい人と思われなければ大丈夫と自分に言い聞かせながら校門を入りました。

そして20m程歩き、警備室の前に立っていた警備員の前を通った時、ニコニコ顔の
彼から「こんにちは」と挨拶を頂きました。

当然私も挨拶を返しましたが、本当に嬉しい気持ちに、そしてこのキャンパスに通って
よかったと心底思いました。

30年前には「芝生内立ち入り禁止」となっていた時計台の前の中央芝生ではハンド
ベースボールに興じる小学生の姿が・・・キャンパスがどんどん地域の人達に開放され、
地域の人達から愛され、支えられて歴史が積み重なっていく姿が垣間見えました。

夜には昔のサークル仲間との食事会・・・警備員さんの「こんにちは」のお陰でより一層
美味しく頂き、昔話に花が咲きました。
                                            近藤恭正 2013/4/18
「コンパパの日々の暮らし」から No.62
3/19に卒業式、4/8に入学式が地元の大須小学校で行われ、37人が旅立ち、32人が
新たに校門をくぐりました。

差し引きでマイナス5人。私がPTA会長を務めた10年ちょっと前には275人いた児童も
現在では175人程度で丁度100人減った事になってしまい寂しい限り。

これが都会の少子化の実態です。

但し、昔から変わらぬ物が一つ・・・それは「地元を愛する気持ち」です、もちろん子どもにも
注がれます。 大須小児童の下校風景は繁華街ならでは、たくさん有るアーケード街を通り
ながら、こっちも店をきょろきょろ、あっちの店で品定め? そんな子ども達をお店の人が
商売をしながら見つめています。

私の子どもの頃も全く同じ。 数多く有った映画館の看板を見ながら、割引券のちらしを
受け取りながら、パチンコ屋の前で玉を拾いながら、公設市場の魚屋の生簀で泳ぐ魚を
見ながら、時間をかけて家に帰ったものです。

そこに在ったのはたくさんの「子どもを見守る眼」・・今は立場が変わり私が見守る立場に。

元気に6年間通って欲しいな・・と切に思っています。 ご入学おめでとうございます。

                                            近藤恭正 2013/4/12
「コンパパの日々の暮らし」から No.61
新年度になり学生から社会人まで新たなスタートが切られました。
  
そんな彼らを街で見つめながら是非「普通の大人になって欲しい」と思います。

それでは「普通の大人」とは何でしょう。 

私が思うのに、毎朝起きて、朝食後に職場に向かい、汗をながし、頭をさげて仕事をこなし
夜に帰宅して、家族団らんの時間を過ごして就寝する。 そして休日にはスポーツ等、自分の
時間を過ごして働くためのエネルギーを蓄えて仕事に備える。

もちろん、その生活には「おはよう」「ありがとう」のあいさつも家族や職場、そしてご近所で
交わされています。

え〜そんな当たり前の事で良いの?・・・と思う方はしっかりと今のペースで歩んで行けば
良いと思いますが現実はどうでしょうか?

朝、起きていますか? 「ありがとう」と言えていますか? お金を稼ぐのに汗をながし、頭を
下げていますか?「何とか楽をしてお金を稼ぐ方法は無いか?」とばかり考えていませんか?

世の中のそんな風潮が気になる今日この頃です。
                                            近藤恭正 2013/4/6
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