「格言・故事成語」講座(2

 四字熟語以外の『論語』由来の成語



(その75) 釣りすれども網せず

『論語』述而にある、次のことばが出典です。

(子)、「釣而不網。戈不射宿」。

子)、釣りすれども網(こう)せず。戈(よく)すれども宿(やどり)を射ず


[解説]

孔子は、釣りはしたけれども、
延縄(はえなわ)で一度に多くの魚をとるということをしなかった。
これが孔子の精神のあり方だ。
孔子は糸をつけた矢で鳥を射止めることはした。
しかし、ねぐらにやすらかに宿っている寝鳥を射るようなことはしなかった。
生物に対する心情のあり方の一つである。
(孔子の門人のことば)
(『中国古典名言辞典』・講談社学術文庫)



「福岡攻玉木鶏クラブ・平成22年4月例会」へ戻る

戻る→