楽しいことわざ教室  第4回(その1)


12月の例会から会の名称が「やさしいことわざ教室」から
楽しいことわざ教室」に変わりました。
これからも「やさしく、楽しく、ゆっくりと」そして
継続は力なり」をモットーにやりましょう。

第4回例会は、12月12日に行われ、8名が出席しました。
はじめに故事成語シリーズとして『漁父の利』を勉強しました。


要点は、
 1: 『漁夫の利』と言い習わされているが、漢文の元のことばは『漁父の利』であること。
父は(ほ)と読んで、尊敬 の意(尊称)を表わすこと。

 2: 故事成語を正しく理解するには、歴史的な背景を知ることが不可欠であること。
この場合は特に「戦国の七雄」 ()の
位置関係と力関係を知ることが大事である。

 3:蘇代のような人のことを説客(ぜいかく)といい、遊説家と呼ばれる。巧みな弁舌で,
相手を自分のペースに巻き込む、特にこの話にもあるように、
「例え話」を用いるところがコツである。

漁父の利』の口語訳はこちら

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