コラム
- No.124
◆今の小さな幸せ2012/5/3
- わが家の愛犬ポポ(トイプードル、9歳)はここ3ヶ月ほど、体調を崩して通院中です。「膵炎」「炎症性腸疾患」「腸リンパ管拡張症」…と次々いろんな病名をもらいました。今は1週間に1回、血液検査と点滴を受け、家では病院でもらったドッグフードに薬を混ぜて食べさせます。
量も少ないので、「もっとちょうだい!」と催促してきます。やりたいのにやらずに堪えるのも愛情です。夜には、薬の影響で「おもらし」をしても大丈夫なように、寝る前におむつをします。
そんな変化があったにもかかわらず、当の本人(本犬?)は元気です。朝夕の散歩は喜んで行き、健康なうんちにたくさんのおしっこをしてくれます。こんな小さなことが今の私の幸せです。
がんばれ、ポポ! - No.123
◆72歳の女の子?2012/4/21
- 巷はグルメブームで、地方の特産物や土産物を上手にPRして人を集めるようになりました。私が少年時代を過ごした香川県の琴平(こんぴらさん)でも、同級生が10人程集まって年に一度は大きな同窓会をやろうと盛り上がっています。
「10月の1日から10日間ほどは祭り 一色や。今年は皆が帰ってくる。君も帰ってこい。女の子も帰ってくるぞ」
と昔の同級生から電話がありました。
女の子と言うても、われわれの同期なら昭和15年(1940)生まれやろ。美人でかわいい?昔はかわいくて美人やったか知らんが、72歳にもなってるのに美人の女の子というんか…それも辛いのお…。
行くべきか、行かざるべきか、返事に悩んでいます。 - No.122
◆教室の窓際にて2012/4/8
- 小学校を卒業して中学生になったときのことです。国語の先生が何でもよいから書いてみなさいと原稿用紙が配られました。私は窓際に座ってたので、窓から見える情景を詩に書きました。
教室の窓に顔寄せ空見れば
降る雨 五月雨 初夏の雨
知らず知らずに窓は曇りし
曇りし窓に降りし雨
かすかに飛んでた鳥の群れ
一匹一匹消えてゆく
曇りし西の大空も
かすかな光が射してきて
もうこの雨も止むだろう
あの頃からほぼ60年経っています。髪が白くなり足腰が痛くなってきていますが、この詩だけは一字も間違えずに覚えています。 自慢にはならないのですが、得にもならんことをたくさん覚えてるのが自慢です。
レツゴー三匹で漫才をしていた頃、得意気にしゃべると 相方のじゅんによく言われました。
「そんなもん覚えてて何の得になるねん?」 - No.121
◆百均2012/3/2
- 紐を買いに百均へ行きました。手頃な白い紐があったので、レジで勘定を済ませて店を出ようとしたら、黒い紐が目につきました。
「黒の方が汚れが目立てへんわ」と思い、黒い紐と交換してもらうため、レジへ引き返しました。レジには大阪のおばちゃんが並んでいました。
「あんた!横入りしたらあかん!後ろに並び!一番後ろに…」
と大きな声で怒鳴られました。この間わずか30秒ですが、もう5、6人並んでいます。
「いや、白と黒を交換するだけのことで…」
と言おうとしたのですが、別に急ぐこともなし、と黙って一番後ろに並びました。そして私の番がきた 時に、レジの女の子が小さな声で「ごめんなさいね」と謝ってくれました。その一言で救われました。
たかが百均、されど百均
日頃感じたことを思いつくままに書き綴ったコラムです。
気まぐれに更新していきますので、どうぞお楽しみに!
