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1.プロローグ
1999年7月15日深夜、民法第U部の繰り上げ試験を翌日に控え、私・boは悪戦苦闘する。テスト範囲は教科書にして570ページ、15日午後の時点でその半分を残し、敗色は濃厚であった(民法は激しく脳ミソを消耗するので、教科書も読むのに多大な時間が費やされるのです。)が、自分にしては珍しくラストスパートをかけ、16日早朝の午前5時30分の時点では残り70ページにまで迫った。しかしここで儚くもダウン、最後の70ページは結局諦めることとなった。午前9時半から2時間に渡って行われた試験、2問中1問が見事にその「70ページ」をヒット。自分の努力はまたしても「不可」となって報われずに終わりそうな雰囲気である。(編注:結局不可でした。。。翌年ちゃんと取りましたけど)
しかしそんなことはもはやどうでもよかった。ついにアメリカである。
本郷から友人と共に徒歩上野に向かい、別れ間際のDDR(編注:当時人気だったDance
Dance Revolutionというゲーセンの体感ゲームのこと)をソツなくこなして、京成ライナーで成田へ。空を飛ぶこと10時間、ロサンゼルス国際空港で迷うなどお約束の苦難を乗り越え、私はサン・ディエゴ国際空港某ターミナルにて、すぎもと氏と約1年ぶりの再会を果たしたのであった。
2.前哨戦
そして翌17日、早くも渡米最大のイベントが到来。『リリス・フェア』である。97年にSarah McLachlanが提唱して始まったこのツアーも3年目。今年が最後ということなので何としてでも見なければと、この日のためにバイト代を貯めに貯め、赤貧の生活(ちょっとウソ)を続けてきたのだ。否応なく胸の鼓動は高まるものである。で、ちょっといい加減なレンタカー屋で車を借りて、ドライバーのK氏(すぎもと氏の友人)と共にRose Bowl in Los Angelesへ。Tシャツ等一通りの買い物を済ませてしまえば、後はライブを見るだけである。(*タイムテーブルはこの原稿の最後にあります。)
まず何気なくVillage Stageに向かうと、もうライブが始まってるやん。1組目のNoella Huttonはもう演奏を終えていて、既に2組目のTeklaというバンドが頑張っていた。この辺は将来Breakするかもしれんし、ちゃんと見といて損はないんだけれども(実際Sixpence None The Richerは前年のリリスで名を知らしめた)、腹も減ってたのですぎもと氏と共に近くの芝生で腹ごしらえをしながら鑑賞。まあ悪くはなんだけども、この手のバンドはいくらでもいるしなあ、という印象。Holeの2番煎じといったところかな。
続いて入り口を挟んで反対側にあるSecond StageにCibo Mattoを見に。こちらは多少知名度もあるせいか、それなりの盛り上がりを見せてたね。すぎもと氏曰く「英語の発音の下手さをノリでごまかしてた。」らしいけど…。まあこういうとこで日本人が頑張ってくれるのは、やはり多かれ少なかれ嬉しいものであります。
と、ナショナリズムを感じたところですぎもと氏お待ちかねのBeth Orton登場。当時は"Stolen Car"くらいしか知ってる曲がなかったけど、丁寧な演奏と歌唱を見せていて好感度アップ。結構近くで見れたし。ただちょっと似たような曲が多くて、やはりアルバムを買う気にはなれないのでした。
再びVillage Stageに戻って、また知らないバンドEssenseの登場。さっきのTeklaに比べて地味な印象は拭えず、しかも最後は機材の不良によって中途終演を余儀なくされてて、ちょっと可哀想だった。
続いてはスタジアム内のMain Stageに移って、メインの1組目、Luscious Jackson。現地でどれほどの人気があるのか謎なところだったんだけれども、当日の客層からしてやっぱ厳しかったのか、全然盛り上がってなかった。「Everybody,
Stand Up!」とか言ってもみんな無視してるし。「もうちょっと頑張って欲しかった。」とはすぎもと氏。ゲスト出演でSarah McLachlanが出てきた時だけやたら盛り上がったのが今回の彼らを象徴していたかも。で、Sarahと一緒に"Ladyfinger"をやったんだけど、どうも乗り切れなかったっす(ちなみに
"Naked Eye"もやりましたよ)。俺の心は既に次のSixpenceに移っていたのかもしれない(以降、Artistに敬意を表して敬体になってます。)。
3.可愛い声といえば
で、再び外のSecond Stageに移って、お待ちかねSixpence None The Richer。今年(99年)始めから"Kiss Me"にはハマりまくり。血眼になっ てアルバムを探して、結局HMVで2700円の輸入盤を購入。ところが最近(執筆当時)日本でも人気が出始め、2000円の日本盤が出た(しかも2ndシングルの
"There She Goes"収録)のが気に入らないところです。とまあ愚痴はこれくらいにして、こちらはSecond
StageなのにさっきのLuscious Jacksonより盛り上がってたのが印象的。例の曲も2位まで上がってしまったからなあ。新曲紹介(編注:サークルのミーティングで行う、ビルボードHot100ヒットを流す企画)で1月にかかった時は「圏外・Peak
#90」で、私とINKC氏が「これが売れないのはおかしい。」と憤慨していたんだけど、結果的には大ヒットになってしまいましたねえ。人もたくさんいて、前の方には行けず。で、やっぱりVocalのLeigh、声がものすごくいいっす。歌ってる時と全く同じ、アノ可愛らしい声。聞いただけでウットリしてしまいました。こんな子が友達だったらいいのにねえ、なんてMYSTやIMM(編注:いずれもサークル同期)みたいなことを言ってみたりして。「例の曲」"Kiss Me"は勿論やったし、次のシングルの "There She Goes"(The La'sのカバー。前述の通りアルバムの再発盤・日本盤には入ってます(泣&怒)。)、その他のアルバムトラックもCDで聴くよりずっとよく聞こえたような気がします。ラストの
"Anything"が特に心に響きました。
さあ、後はMain Stageの5Artistsを残すのみ。まずは(実はものすごく楽しみにしていた)Myaちゃんであります。前年のデビューヒットの
"It's All About Me"から、周囲の批判をよそに「声がいいの、声が!(可愛いし)」と孤軍奮闘、彼女を支援 し続けてきた者としては、まさか生で彼女の声が聴けるとなると興奮せずにはおれません。1曲目はビル研でも人気高い(PrasとOl'dirty
Bastardが評価されてるだけかもしれませんが…)"Ghetto Supastar (That Is What You Are)"。勿論ラップの部分はなくて例のサビの部分を歌ってるだけなんですが、俺的にはもうそれだけで十分。続いてアルバムの1曲目
"What Cha Say"、更には当時の最新ヒット、BabyfaceとDiane
Warrenによる "My First Night With You"だったんですが、ここでマイク不良により音が何回か途切れます。客層はやはりロックファンのようで、Luscious Jackson同様全然盛り上がってないし…、というわけで寒い雰囲気の中俺は「Myaちゃん頑張れ!!」と心の中で彼女にエールを送り続けます(単純…)。それが通じたのか(?)、次の曲からは音も戻り、Mariahも以前カバーしたことのある
"I'll Be There"のカバー、更にはデビュー曲の "It's All About Me"にかけてのところで彼女は徐々に元気を取り戻します(?)。Silkk
The Shockerと共演した "Movin' On"に続いては、意外や意外、彼女がタップダンスを披露。これにはさすがに観衆もStanding
Ovationで応えます。ひとしきり盛り上がったところで、最後はBlackstreetと共演した可愛らしい曲、
"Take Me There"で締め。タップダンス効果あってか、最後は立ち上がって声援を送る人もいくらか見受けられました。というわけで彼女の実力はこの眼で確かめて参りましたので、今後「ただのロリー声娘」などと彼女をバカにする輩はこの私が許しません。お仕置きです。
4.カントリーの文化
続いての登場は昨年大ブレイクを果たし、グラミーの新人賞にもノミネートされた、女性3人カントリーグループのDixie Chicks。これまでおとなしかったお客さんもここから大熱狂。アメリカ人はやっぱりカントリーでも踊るんだということを認 識させられました。オープニングの "There's Your Trouble"から会場は熱気の渦に包まれます。2・3曲目はニューアルバム(編注:当時はセカンドアルバム『Fly』の発売数ヶ月前でした)からの新曲(この途中ですぎもと氏はフランクフルトを持って帰還)。うち1曲は1stシングルの "Ready To Run"だったと思われます。続いてはINKC氏も認める名バラード
"You Were Mine"でしっとり。3rdシングルの "Wide Open Spaces"を挟んで、ラストはデビュー曲の "I Can Love You Better"を7〜8分もの長きにわたって熱唱。すぎもと氏をして「いやでも耳に残る。」と言わしめたこの曲は、観客も皆立ちあがって大合唱。アメリカ人はカントリー好きなんですねえ。いやいや貴重な体験でした。
5.アネゴ強し
とひとしきり盛り上がったところで登場したのは大御所Pretenders。姐御クリッシー・ハインド率いるこのバンド、私は当時新作『Viva El Amor』しか持っておらず、過去の曲も有名曲しか知らない状態、さてさていかなるものか。新作がアメリカでは全 然売れておらず、もう人気は萎んだのかと思われましたが、余計な心配だったようで、オープニングの新作からの曲
"Pop Star"から私の予想を見事に覆す皆様の盛り上がりぶり。
そして"Talk Of The Town"に続いてあの名曲"Don't Get Me Wrong"とくればこっちもノリノリにならずにはいられません。前作
『Last Of The Independents』からのヒット"I'll Stand By You" "Night
In My Veins"(盛り上がった!)に続いては、先日ビル研ライブでもやらせていただいた(編注:99年のサークルの夏合宿のこと)
"Human"。かっこよすぎです。最高。更には当時は未知だった
"Middle Of The Road"、最後は誰もが認める大大名曲、 "Back On The Chain Gang"で締め。こんなかっこいいおばさんは初めてです。どの曲もCDで聴くより遥かに強烈なインパクトを与えてくれました。音楽を生で聴くとはこういうことなんですね。この気持ちの高揚、どのようにして言葉にして表せばよいのでしょうか。平凡な表現ですが、とりあえず「かっこよかった。」とだけ言っておきましょう。込み入った言い回しをしてイメージを損なうよりは。
6.人間の強さ
辺りはもうすっかり真っ暗になりましたが、ここで登場したのはSheryl Crow。すぎもと氏によれば彼女のライブはムラがあるらしく、今回はさて…。まずは前作『Sheryl Crow』からエアプレイでヒットした "A Change Would Do You Good"。好きな曲から始まると いうのはいいもんです。客観的にみてもライブのオープニングとしては適格な曲ではないかと思いますが。かわいらしいビデオも印象的ですね。続いては最新作『The Globe Sessions』から "My Favorite Mistake"と "Anything But Down"。まあこの辺は順当な選曲。ただこの辺から私の心は「大好きな
"Strong Enough"をやってくれるだろうか。」という期待と不安に支配されてしまいます。不健康な身体になったもの。。まあそれはここではひとまず置いておくとして、次なる曲はこれまた前作から
"Everyday Is A Winding Road"。最近日本でもCMで使われたことから少し(ホントに少しだけですが)メジャーになったようですが、その一方でこの曲が彼女の代表曲だと勝手に思い込む輩が出てくるのには困ったものです(イヤ、別に嫌いじゃないんですよ。むしろ彼女の曲の中では好きな方です。万人向けのキャッチーな曲ですからね。)。更にはそれまでのイメージを一変、ケバケバしいビデオが有名な
"If It Makes You Happy"で我を忘れて大熱唱。ノリノリですね。ここでBeth Ortonが飛び入りし、Clashの "Train In Vain"を共演、 "The Difficult Kind"など最新作の曲も織り交ぜた展開に、会場はどんどん盛り上がっていきます。他方で私の方はといえば彼女の出演時間も終わりに近づくにつれ、またまた不安が頭をよぎってきます。なにしろファースト『Tuesday Night Music Club』の曲をここまで1曲もやってない。2作目・3作目も好きだけど、個人的には何といってもファーストが一番なので、もうとにかく何でもいいから1曲やってほしいと祈るような気持ちで一杯になります(と言いつつも実は10月に単独来日公演に行くので、その時にやってくれればいいやという気持ちも一方ではあったのですが)。
と、ここで彼女から突然の発表。「スペシャルゲストを紹介します!Stevie Nicks!!」Pretendersが大御所ならば、彼女は大御所中の大御所といったところでしょうか。突然の大物の登場に場内は大騒然。考える間もなく始まったのは…、何と諦めかけていたあの
"Strong Enough"!!もうあまりの嬉しさに茫然としてしまいました。優しく歌い上げるSheryl と独特の芯の強い声を聴かせるStevie、両者の声と演奏が絶妙にミックス。そのままフルコーラス歌いきってしまいました。大好きなファーストアルバムから唯一演奏してくれたのが、一番好きな曲だったというだけでも幸せなのに、それをあのStevie Nicksと…。よく考えてみれば人間の、特に女性の強さ・弱さをテーマにしている曲ですから、リリスには最適かもしれません(女性の権利云々とリリスフェアにフェミニスティックな要素を持ちこむのはSarahはあまり好きじゃないらしいですけど)。隣のすぎもと氏も感極まったといった感じで「ライブ中にまともに泣いたのは初めて。」だそうです。(ちなみに同年10月17日の東京国際フォーラムの単独来日公演ではアンコールでやってくれたのですが、あまりの美しさにうっとりしてしまいました。)
興奮冷めやらぬ中、最後は "There Goes The Neighborhood"で大熱狂。すぎもと氏は余韻に浸るあまり、ノレなかったそうですが…。ともあれ最後は楽しく締めくくりました。私はもう完全に満足しきってしまい、「明日日本に帰っても悔いはない。」とまで言い出す始末。しかしこの後更に素晴らしい一幕が待っていようとは…。
7.すべてを包み込んで…
大トリは勿論、主催者のSarah McLachlan。ライブには定評のある人ですが、昨年2月の来日公演を事情により2人とも逃しているので見るのは今回が初めて。ものすごい歓声に迎えられて始まった1曲目は『Surfacing』のラストを締めるインストナンバー、グラミーも受賞した "Last Dance"。見事な選曲に私の期待は一気に膨らみます。このアルバム、今年の All-Time2位投票なんですけど、以前掲示板(編注:サークルの掲示板です)にも書きましたがCDプレイヤーをRepeatモードにして聴くと、ラストのこの曲から恐ろしく自然に1曲目の
"Building A Mystery"に繋がっていくんです。この流れが最高で5回くらい繰り返して聴いたことがあります…。そして2曲目がこれまた熱い、
"Possession"。まあライブのオープニングは "Building A Mystery"かこれになりますよね。順当な展開で一安心。そして『Surfacing』からの曲 "Black & White"(渋い!)を挟んで、前作『Fumbling Towards Ecstasy』からの曲 "Hold On"。今年劇的に見直したんですが、もの凄くライブ映えするんですよねえ。
"At The Crossroad I A--m Sta---nding"のとこが最高。しかしこれらの曲もこの後の展開の引き立て役に過ぎないものとなってしまうのでありました。
ここまでは比較的Slowなナンバーをギターの弾き語りで歌ってきました。ここで彼女はピアノの前に座ります。始まったのは…
"Adia, I Do Believe I Failed You…Adia,
I Know I Let You Down…"。この時点で早くも私の目蓋は液体で一杯になっていました。何故かと言われても困るんですが、あらゆる理屈を吹き飛ばす世界がそこに存在していたと言う他ないでしょうか。限りなく広がる真っ暗な夜空の下、ピアノの音に乗せて彼女の優しい歌声が響いてきたので…。この後は彼女の独壇場。私の持つありとあらゆる思考を意識の外に追いやって、音楽を聴くことに没頭させてくれました。
"Cause We're Born Innocent…."
文字通り純真無垢な状態で生の音楽に触れることが出来たわけです。本当にこの瞬間のためだけでもアメリカまで来た甲斐があったと心の底から実感したひとときでした。
さらにはNTAMIさんも大好きな "I Will Remember You"。さっきの "Adia"の余韻で頭がこんがらがってましたが…。そして曲の美しさをとっては先程の
"Possession"に勝るとも劣らない "Sweet Surrender"。 "Sweeeeeeeeee-eeeeeeee-t Surrender"の「e」をどこまで伸ばせばいいのか分からない(by
IMM)のは相変わらず。続いては彼女のライブの定番
"Ice Cream"。すぎもとさんも以前書いていましたが、この曲、単なるAlbum
Trackなんですけど、ライブでは大合唱になるんですよね。
"It's A Long Way Down, Long Wa-y-- Down,
Long Way Down To The Place Where We Started
From…"勿論みん な彼女の差し出すマイクに向かって大合唱。
"Everyday Is A Winding Road"のブリッジの歌詞(とても重要な箇所)すら歌えないどこぞやのファンとはえらい違いですなあ。盛り上がったところでやっときました
"Building A Mystery"。私を彼女にハマらせるきっかけを作った大切な曲です。そのArtistで最初に好きになった曲って大事ですよね。お次はこれまた渋い!前作のタイトルトラック
"Fumbling Towards Ecstasy"です。こういう地味な曲でもちゃんと盛り上げられるところが彼女のすごいところでしょう。ラストは勿論これ、彼女の優しい歌声が静かに凝縮された名曲
"Angel"。この曲はライブバージョンのビデオが日本でも流れていたのでお馴染みですね。この場面、Sheryl Crowが登場して共演、絶妙なハーモニーで歌いきりました。まさに私までもが「天使の腕に抱かれて、ここから飛び立」ってしまいそうな優しさとあたたかさ。Vocalの表現力ってのはこれなんですね。「今年のリリスの目玉だった。」とはすぎもと氏のお言葉。ちなみにこの曲は「シティ・オブ・エンジェル」のサントラにも入ってます。この映画のハイライトは
"Iris"でも "Uninvited"でもなく(
"I Don't Want To Wait"では勿論なく)この曲の流れるシーンなのであります。
8.Sarahが与えてくれたもの
"Adia"以降は先程も書いた通り、思考回路がいかれてしまっていたので、はっきりいってあまり記憶は残ってないんです。しかし頭で思い出せなくても身体が覚えていたようで、例のライブ盤
『Mirrorball』を聴いているとその時の一つ一つの瞬間に感じ取ってきたことを自然に甦らせてくれるんですね。特に夜道を愛チャリで走ってる時なんかは、あの真っ暗な夜空と共に。私にとって音楽は「感じる」ものなんですけど、それを身をもって体験することとなったわけです。
おかげさまでこのアルバム、購入した7月上旬から半年近く、ひたすら聴き続ける羽目になりました。素晴らしいライブ盤ですので、少しでも興味ある方は聴いてみて下さい。スタジオ盤やラジオでは感じることの出来ない彼女の世界に触れることができることと思います。(最近ではNONNさんが共感してくれて嬉しかったです。)
最後は出演Artistが全員集合してJackie DeShannonという人の
"Put A Little Love In Your Heart"を大合唱。すぎもと氏は「Dixie Chicks目立ち過ぎ。」と文句を言ってましたが、私はサラマクの余韻がまだ残っていて全く気になりませんでした。
9.最後に…
この後の日はすぎもと氏の大学や大リーグ(エンゼルス対パドレス)、サンディエゴのビーチ、動物園、映画など(勿論CD屋さんも)多様な活動をこなしたのですが、レポートの趣旨にも合いませんので、どうしても聞きたいという奇特な方は直接私のところまでどうぞ。
いずれにせよ、素晴らしい思い出を残してくれました。この年はいろいろと厳しい毎日が続いていましたが、つぎ込んだ労力やお金を含め、全てが報われたような気がしました。Aさんの言葉を借りれば、まさに「生きてるのって辛いということを忘れたひととき」だったと云えます。思い切って行くことを決心した自分に拍手を送るとともに、何よりも私のワガママを受け入れて下さり、宿の提供ばかりか美味しい手料理までご馳走して下さるなど、ありとあらゆる手を尽くして私を温かく迎え入れてくれたすぎもとさんにはいくら感謝の言葉を述べても足りません。本当に有り難うございました。
1999.10. 24.投稿 bo
監修 すぎもと 氏
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