| Never / Heart |
| 収録アルバム:Heart(85年) |
Billboard Hot100:85年4位 |
| 女Vo.マニア度:3 |
カラオケ難易度:7 |
アンとナンシーのウィルソン姉妹率いるハートが80年代前半の低迷期から脱出する契機となった復活作、その名もずばり『Heart』。このアルバムからは5曲のシングルヒットが生まれたが、中でも「These
Dreams」と並んで著名なのが、この「Never」である。
派手なシンセの音と大仰なコーラスで幕を開けるこの曲。ポップな曲調とテンポの良い展開が特徴で、朝に聴けば眠気も吹っ飛ぶ勢い。もちろんアンの必殺高音ヴォーカルも健在で、サビではお約束のようにタイトルを大連呼。かと思いきや、最後は"never
run away"と静かに渋く決めたりもする。かっこいいぜ。
80年代ロックが好きな人、女性の切れ味鋭い裏声を堪能したい人、アナタ方にこの曲を捧げよう。叫び声一つで20年昔にタイムトリップ可能。
☆カラオケで歌ってみよう
お約束ですが、もちろん高音です。最初は何とかなるんですけど、途中からだんだん「Never」の連呼が辛くなってきます。幸いサビ以外の部分はそれほど高くないので、後半を見越して体力温存しておくのが鍵。
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| Alone / Heart |
| 収録アルバム:Bad Animals(87年) |
Billboard Hot100:87年1位(3週) |
| 女Vo.マニア度:2 |
カラオケ難易度:8 |
70年代後半の大成功から一転、80年代初頭は低迷期を迎えていたHeartが、85年にアルバム『Heart』で大復活を遂げた。その熱狂覚めやらぬ中発表された『Bad
Animals』も引き続き大ヒットを記録。リード・シングルであったこの曲は、アルバムのセールスを引っ張るとともに、見事全米No.1に輝き、以後Heartの代表曲として21世紀までその名を轟かせることとなる。
イントロのピアノからいきなり泣きが入っていて反則。そして語りかけるようなAメロも、高音で絶叫するサビ部分も、これでもかとばかりに哀愁感を漂わせている。サビでの分厚いコーラスも、うなるギターソロもいかにも80年代な趣きで、リアルタイムで体験してきた方々には堪らない一曲だろう。最後にタイトルを高音で繰り返すあたりはもう悶絶ものである。
この曲は実は彼女達の製作によるものではない。オリジナルは、Madonna「Like A Virgin」のソングライターとして有名なBilly
Steinberg & Tom Kellyのチームが、自身のi-Tenというバンドの曲としてアルバムに収録していたものである。しかしもはやそんな解説も霞んでしまうほど、Heartの代表曲として、いや、80年代ロックの代表曲として定着してしまったこの曲は、今後何十年にも渡ってクラシック・チューンとして語り継がれていくことだろう。
☆カラオケで歌ってみよう
ご存知の通り、超高音ですので、要注意。メロディーラインはそれほど難しくないので、声が出るかどうかが全て。終盤はサビの絶叫の繰り返しなのでかなり大量を消耗しますが、頑張って耐えましょう。
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| All I Wanna Do Is Make Love To You / Heart |
| 収録アルバム: Brigade (90年) |
Billboard Hot100: 90年2位(2週) |
| 女Vo.マニア度:4 |
カラオケ難易度:9 |
暑い日々が続きますが。今週は夏の暑さを一層加速させる熱いバラードについて書いてみる。
ハートはアンとナンシーのウィルソン姉妹を中心とするバラードを得意とする熱いロックバンド。95年にアルバムを発表した後はベスト盤等の発売ばかりが続いているが、結成は70年代前半であるから実働期間は20年以上に及ぶ。よく知らない方はボン・ジョヴィやエアロスミスの女性ヴォーカル版だと思って頂ければいいだろう。
バンドとしては70年代後半に大成功を収めた後、80年代前半に一旦低迷。しかし85年の『Heart』や87年の『Bad Animals』からは大ヒットシングルを連発して復活。90年の『Brigade』もこの曲が大ヒットするなど80年代後半の勢いを維持したが、その後は時代の流れと共に存在感を失っていくことになる。
さて、この曲も多分に漏れず、熱いバラードである。
プロデューサーはDef LeppardやBryan Adams、最近ではShania Twainを手がけたRobert John "Mutt" Lange(Shaniaの夫でもある)。女の行きずりの恋を歌った曲ではあるが、アンの歌唱に熱が入りまくっている。サビに入る前からテンション上がりまくり。お得意の裏声を駆使しつつ、時には叫ぶように、時には語りかけるように、物語を展開させて行く。そして曲が進行するにつれて「オトナ度」もアップ。力の入るポイントは
"He brought the woman out of me So many
times, easily"(中盤)と、
"I said, Please, please understand,
I'm in love another man / And what he couldn't
give me Was the one little thing that you
can"(終盤)
あたりか。これらはカラオケで歌う際にもしっかり決めないといけないところである。
その他にも熱いパート満載、しかも5分以上にも及ぶ曲ながら、間奏はほとんどなく歌いっぱなし。ハートというバンドの最大の持ち味であるヴォーカルの力強さと切れ味の鋭さを思う存分体感できる。
上述のように最近は全く新作を出さずにベスト盤ばかり出している彼女達。ハードロックバラード好きにはツボにはまるバンドだと思うので、是非ベスト盤を入手してみましょう。蒸し暑い夏なんかよりも熱くなれること間違いナシである。ホント熱すぎ(敢えて連発)。
☆カラオケで歌ってみよう
自分のカラオケ歴のなかでも一二を争う、体力を消耗する曲。
まず、普通に声が高い。女の裏声なんて、男からすれば普通に無理。それを延々5分間続けるのである。しかもテンション上げまくりの状態で。上述のように力の入るポイントには事欠かない。最後は"All
night long!!!"と何回も叫ばせておいて、やっと終わりかと思いきや更にはタイトルの大連呼。へろへろになります。
カラオケ人生を懸けて臨むべし。
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