21世紀...自ら拓き、新たな飛躍_
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「3分で読めて1週間使える工夫発想のヒント」

〜創意工夫の力を楽しく伸ばす技術的ブレークスルーの40パターン〜

第1話
「内部に入り込ませよ」「他にも使えるようにせよ」
第2話
「分けよ」「熱で膨らませよ」
第3話
「バランスを作り出せ」「質をあわせよ」
第4話
「良くない状況から何かを引き出し利用せよ」「組み合わせたものを使え」
第5話
「同じものを作れ」「反応の起きにくいものでそこを満たせ」
第6話
「バランスをくずさせよ」「重要なところに保護を施せ」
第7話
「離せ」「振動を加えよ」
第8話
「反動を先につけよ」「出さなくさせるか出たものを戻させよ」
第9話
「吸いつく素材を加えよ」「色を変えよ」
第10話
「大雑把に解決せよ」「温度や柔軟性を変えよ」
第11話
「逆にせよ」「すぐ駄目になるものを大量に使え」
第12話
「同じ高さを利用せよ」「望む形にできる強い覆いを使え」
第13話
「環境に合わせて変えられるようにせよ」「短時間で終えよ」
第14話
「予測し仕掛けておけ」「水と空気の圧を利用せよ」
第15話
「2つをあわせよ」「触らずに動かせ」
第16話
「繰り返しを取り入れよ」「状況を入り口に知らしめよ」
第17話
「接するところに強いものを使え」「そこを満たしているもののずっと濃いものを使え」
第18話
「自ら行うように仕向けよ」「固体を気体・液体に変えよ」
第19話
「一部を変えよ」「活用している方向の垂直方向を利用せよ」
第20話(最終回)
「回転の動きを作り出せ」「良い状況を続けさせよ」
■ 毎回のテーマは、未来風ゴミ箱 ■

狙い:小型・高集積化など、通常のモノづくり企業(器具・機械・回路など)が抱える重要なテーマの範疇で、簡単な工夫を実際に発想する。それを読者が、自社の課題に振り返り、解決案を発想するためのヒントになれば幸いです。

題材を選定するに当り、次の2つの条件を加味した。
(1)多くの読者にとって、見たことのあるもの、手に取ったことのあるものが好ましい。(特定の技術製品の場合、当該分野にいない人にはテーマ共感性が低くなるため。)
(2)変化の比較的遅いもの(例えば、ここ10年来、大きな変化が無いもの)が好ましい。(早いものの場合、各人により対象物の今に対する認識がおおきくばらつくため。)

これらを踏まえると、業種を問わず大抵の事務所・工場にあるものとして「ゴミ箱」の改良アイデアをテーマとすることにした。特に「従来よりも小さくし、かつ、沢山入る」という特徴を要求することで、省スペース・高集積化という要素を持った課題に通じ、多様な局面に応用可能性が考えられる。

なお、ゴミ箱には、小型の装置モノの改良よりも難しい側面がある。ゴミ箱は「物を入れる容器」の一種である。しかし、入るものが非常に多様な素材・形状・状態・投入順序である点では、装置モノにおける「物を入れる容器」よりも実は高度な対象である。


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<TRIZ>って?
Q)読み方は?
A)英語のtreeの複数形と同じものが一般的です。カタカナで表記すると、「トゥリーズ」です。
「トリーズ」と発音するかたもおられます。

直訳すると、「発明的・問題・解決・理論」という意味をもった言葉の頭文字をつなげた言葉です。
もともとは、ロシアで開発された理論で、ロシア語で
「セオーリア・リシェーニア・イズブレタチェルスキフ・ザダーチェ」
といいます。
TRIZを意味するロシア語(キリル文字)はТРИЗです。
フルに書くと теория решения изобретательских задач です。
この言葉を英語表記でつづった頭文字がT・R・I・Zになります。

発明、という優れた知識は特許という形で世界中のものが形式知(書面)になっていて誰もが閲覧することができます。アルトシュラーというロシアの特許審査官(後にTRIZを開発する人物。本人も優れた発明家。)が膨大な特許を分析した際に特許には、分野をこえ、時代をこえ、繰り返し現れるパターンがある、と気がつきます。彼はそれらをエッセンスへと集約してゆき、有効な知識セット(TRIZ理論)を構築していきます。その知識セットによると、世の中の99%の発明は、40のパターンのいづれかもしくはその複合であるとされています(40の発明原理)。また、個別の技術の進化自体はイノベーションの繰り返しだとしても長期的に見ると技術進化トレンドには傾向がある、14(〜31)のパターンである。とされています。(技術進化トレンド)こうした発明のエッセンスを抽出した知識セットがTRIZ理論です。これらは技術課題のブレークスルーを望むときに強力な発想ツール(あるいは、開発コンセプト創出ツール)として活用することができます。

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