ふくおか・こどもの虐待防止センター 紹介

ふくおか・こどもの虐待防止センターは主として家庭内で起こる子どもの虐待を早期に発見し、必要なら介入、援助をするために創立された民間団体です。様々な職種の人が集まり、連携しあって少しずつではありますが、子どもを守ることに実際的な効果が上がってきました。しかし、虐待の問題は深刻であり、さらに活動を深めていく必要性を痛切に感じ、より一層の充実を今後も図っていきます。


2000年12月にF・CAPーC弁護団が発足しました。
福岡県弁護士会の弁護士46名が、F・CAPーCの活動に協力するために参加しています。
子どもの心や生命に危険が及びかねない重度の虐待の通報が寄せられた場合には、弁護団のメンバーが児童相談所や保健所などの公的機関と連携して、子どもを救出する方法を検討します。また、子どもに関わる専門職から、虐待されている子どもへの援助に行き詰まったので助言が欲しいと求められた場合にも、弁護団が情報提供や助言を行います。


平成9年11月17日  
  福岡児童虐待防止研究会が発足
  毎月、関係専門職種が集まり、事例検討等を重ねる
平成11年11月1日
  福岡児童虐待防止研究会が組織強化され、ふくおか・こどもの虐待防止センター(F・CAP-C)となる
平成11年12月4日
  「こども虐待防止ホットラインふくおか」を開始
平成12年9月30日
  「子どもの虐待防止研修講座」
  「F・CAP-C電話相談員養成講座」を開始
平成12年11月18日
  12時間電話相談実施
平成12年12月16日
  F・CAP-C弁護団結成
平成15年10月21日
  NPO法人として認証を受ける

活 動 内 容


F・CAP-Cの電話相談は1999年12月のスタート以来、育児不安や虐待に悩む声に耳を傾け、答えています。電話相談のスタッフは臨床心理士、保健婦、助産婦などの専門相談員とF・CAP-Cが行った専門研修を積んだボランティア相談員です。電話をかけて頂いた方の心にやさしく寄り添い、元気を取り戻すお手伝いをしたり、適切な情報提供をしていくために、学習会を開き研鑽を積んでいます。


全国各地の第一線で活躍している皆さんを講師に招き、研修会や講演会を開催しています。


新聞、テレビなどを通じて活動の紹介をするとともに、日本子どもの虐待防止研修会などへ参加して、活動を行います。


各方面からの依頼に応じて講師やパネリストなどを派遣しています。