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TOPページ >鉋裏金の研ぎ 

鉋裏金の研ぎ

鉋の裏金は直接材料を削る事はしません
又、裏金は押さえ金とも呼ばれ、木材を削った時に起こる坂目を止めるための鉋の一部品で
刃先を鈍角に砥ぎ、その部分に刃先で削られた鉋屑を当てて、木材の逆目(逆目=裂け目)を止める機能を持っています

新品の購入した鉋はまだ適切な状態とは言えず、二段研ぎ部分が多すぎるのが普通です。
二段研ぎが多すぎると、コッパ返しと干渉して、鉋を引いたとき、屑がその干渉した部分に詰まり引けなくなります。
このページではその適切な砥ぎ方を紹介いたします
鉋裏金の刃裏は、1000番程度の研磨剤や、1000番程度の砥石で研ぎ上げたぐらいで充分です

裏金は材料を直接削るのではありません

裏金の二段研ぎ部分は、理論的に、鉋屑の厚み分、研ぎ減らせば良いと言います
しかしながら、それでは、鉋刃先が鉋屑や節の当たる圧力に負けて、裏金の刃先がまくれてしまいます
ひどい場合は、裏金と、鉋刃の裏の間に入り込み、鉋刃まで、まくれてしまうことがありますので
裏金が、鉋屑の圧力に負けてしまわない程度、二段刃部分を研ぎ減らします

1000番砥石で、研ぎ減らす量は、往復20〜40回程度で、セラミック系の研磨力の強い砥石なら20回往復させれば充分でしょう。

二段研ぎ部分を付け過ぎますと、裏金を締めこんだ時、必要以上に引くのが重くなったり、鉋屑が詰まりやすくなってしまいます
新品の鉋の場合、必要以上に二段刃が落としてありますので、
一度、尖るまで刃を研ぎ減らす必要があります


下の画像では屑が詰まりやすいです
鉋、裏金の二段部分がきつい画像

裏金の二段研ぎを減らしましょう
鉋裏金二段研ぎの適切画像


新品の鉋では、刃口が狭く、裏金を締め込み過ぎると、屑が詰まりやすくなります

二段刃に落とす角度は、1000番砥石を使い、裏金を砥石に対して垂直に持ち、
目測で、1寸(約30ミリ)上がり手前に8分(24ミリ)倒した角度で、20〜40回往復研ぎます

この角度は、普通勾配(8分勾配)の鉋台に刃と裏金を仕込んだ時、二段刃の角度が垂直になる角度です

思ったよりも、角度が付いていると思われると思いますが、このくらいで、充分鉋の逆目は止まります



鉋台は、台は減ったり、動いたりしたら、そのつど台直しをしますので、台を直す度に台の刃口はじわじわ広がっていきます
新品の鉋を仕込んだ時、裏金を入れないで、スムーズに屑が出る時の刃と台との刃口巾が
丁度良い刃口巾と言って良いでしょう
その丁度良い刃口巾は、直ぐに台直しによって、直ぐにじわじわ広がるのです
誰が言った言葉か知りませんが、「金一枚(鉋1枚)、台10丁」、つまり昔の人は
鉋1枚使い切るまでに、台を10丁代えていたと言う話です

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