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玄能柄の仕込

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玄能柄の仕込

このコーナーでは玄能の柄の仕込を書いてみようと思います。
玄能は釘を打つ時や、鑿を叩く時、部材を組み立てる時など大工道具の中では使う頻度は多く、その作業によって何種類かを使い分けるのが一般的です。

柄の長さや、角度、握りの形など使う方の好みで仕込加減を変え、自分の好みに仕込む事によって手に馴染む大工道具になっていきます

基本的には真っ直ぐ柄を入れますが、少し手前を落としたり、人によっては大きく手前を落としたりもします。
ここでは、手前をやや落とした仕込み方を説明しますので、参考にして下さい
ここでは、クサビを使わ無い仕込ですが緩む事はありません、もし緩く仕込んでしまったら玄能コーナーのクサビを打ち込んで下さい。
大工道具、玄能柄の仕込

柄のサイズは、ここでは全体を好みに削りますので、一サイズ大きい片繰り柄の直を使用します
柄の仕込に使う大工道具は小鉋と、ヤスリ、サンドペーパーなどで、あると重宝するのが木工万力です。
両手で作業するには、柄や玄能を固定する方が上手く行き疲れません。
各部分の削る順番がありますので守って下さい

まず、玄能柄の全体バランスを決めます。柄の上端を削り玄能の頭に対して直角からどのくらい手元を下げるかを決めます。下げ過ぎると少し丸い面の上面側を使う方は反転した時、肘が上がり過ぎるので注意です
玄能柄の全体バランス

上のラインを基準に、下の矢印部分を削りヒツ(穴)に入る大きさが決まり、横から見たシルエットもだいたい決まってきます。
ここでヒツの高さでの硬さも決まりますので、鉋で良く観察しながら直角に注意し削って下さい
ヒツの高さに対しての硬さが決まる

次に中心線から左右に振り分けて同じ量を鉋で削り厚みを決める。上から見て緩い反り鉋で中間を絞り玄能柄をどれだけ反らせるかも決めます
緩い反り鉋での巾決め

先の先端断面は四角で、それが柄尻に行くに従い楕円のような形に削り出して形を完成させます
良く観察し少しずつ削って下さい
ここであなたの好みの握り具合になり、手放せない大工道具になって行きますので、楽しみながら削りましょう
玄能柄を好みに鉋で削る

柄を入れる前に玄能のヒツ(穴)にヤスリで面取りします
ヒツ穴よりやや大きい柄の先は、ヒツの面取りされた部分で絞り込まれて入っていきますので
ていねいに面取りしましょう
玄能ヒツの面取り

柄を入れる時は玄能本体を叩くのではなく、柄尻を叩きその反動で柄に入って行きます
まがりの強い柄は緩めにして玄能の頭に当て木をして叩き入れます、その後クサビを打ち込みます。


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