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ハイス鉋、酒壷の研ぎ方

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>ハイス鉋、酒壷

ハイス鉋、酒壷

通の鉋には安来鋼の青紙が一般的で手研ぎで刃を研ぐ事ができる鉋の鋼材として代表的です。
それに対しハイス鋼は高速回転する手押し鉋盤や超仕上げ鉋盤に使われ、磨耗し難いように青紙よりもかなり硬い鋼になっています。

そんな対磨耗性の高い鋼を使い、長切れを実現したのが、常三郎の酒壷(みき)です。ただそのままでは硬すぎて手研ぎができないので、手研ぎができるまで硬度を下げたのがハイス鋼の酒壷です。
それと、焼き戻りしにくい鋼のためグラインダーで下研ぎができるのも大きな特徴です。

ハイス鉋の研ぎDVD酒壷は機械鉋のように裏だしをしなくて良い、裏出し不要と従来と同じように刃の裏に裏透きがある裏だし必要の、2つのタイプがあるのも特徴。

又同じ鋼材を使った小鉋もあります。

プレゼントコーナーではをハイス鉋の研ぎをお選びください、店主がハイス鉋を研ぐ工程が動画で紹介されています。

こんな風に切れるんだとご理解頂けると思います。

 表示価格は税込です。

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特殊粉末鋼酒壷 特殊粉末鋼酒壷 (とくしゅふんまつこうみき)

寸四、寸六、寸八  32200円~32900円 通常在庫品


常三郎の粉末高速度鋼(パウダーハイス鋼)を使用した鉋が特殊粉末鋼酒壷で、薄削り長切れを実現した鋼を使用。熱に強くグラインダーにかけやすい。紙箱入り 裏だし必要、不要の二種類があります。

特殊粉末鋼酒壷小鉋 (とくしゅふんまつこうみき) 通常在庫。
50mm 13250円 在庫有
55mm 19550円 在庫有

その他サイズ入荷できます。

上記の品のサイズを小さくした小鉋で、造作作業、合板の削りなど多用途に使える品。刃持ちが良いのが自慢の品。

常三郎ハイス小鉋 (つねさぶろう、ハイスこがんな)
 なしや台入50ミリ 13650円 販売済

グラインダーでも研げるのが常三郎ハイス小鉋で、裏出し不要タイプの刃が付いて合板削りなどは青紙の鋼よりタフです。
ただし、刃先までグラインダーで研いではいけません。
刃先は砥石で。 酒壷との違いは酒壷が粉末ハイス鋼である点です。

ハイス鉋の酒壷を研ぐ

酒壷を買ってみたが鋼が硬く研ぎにくいと思われた方はおられませんか、そして大工道具箱の中で眠ってしまっていませんか。

そんな方やハイス鉋を買われた方はこのページを読んでみて研ぎを試してみてください。
それは他の鉋の研ぎにも役立ち、あなたの刃物の切れ味をワンランクUPさせる可能性があります。

杉を削ったがなかなか良い刃が付かず切れないと思う方もちょっと読んでみてください。

ここでは効率的に酒壷などハイス鋼の鉋を研ぐために効果的な砥石類を選んでみました。
他の選択もありますし、個人の好みもありますが、ここでは私の常三郎のハイス鋼を使った鉋、酒壷を研いでみましょう。

ハイス鋼の特徴

ハイス鋼の最大の特徴は熱に強いと言う事です、つまり焼き戻り温度が高いため、グラインダーで削る時、熱の負担をかけなければ焼き戻り温度を気にせずに削れることなのです。
ただ、過信は禁物でハイス鉋と言えども赤くなるような高温はいけません。やはり水を用意し冷やしながら切削するようにします。 刃先1~2ミリ手前でやめます。

それと同時にグラインダー砥石表面に目詰まりした金属をダイヤモンドブリックで削り取り、ハイス鉋との摩擦で生じる発熱を低減して削ります、こうすると焼き戻りが起こる温度以下でハイス鉋を削る事ができます。
グラインダーでの削り方は、手押し鉋盤や超仕上げ鉋盤の刃を研ぐ時の削り方と同じ方法なのです。

酒壷の裏押し

酒壷の裏押し不要の場合、叩いて裏を出す必要はありませんが、研ぎ上げる必要はあります。
新品の酒壷の場合、裏透きにあたる部分は、粗い透き目が入っており、先数ミリは研ぎ上げてあるように見えますがまだ、不完全と思います。

私の場合、ナニワの焼結ダイヤモンド砥石、#1000>#3000>#6000まで研ぎ上げます。
それ以上は研いでいません焼結#6000の威力は下手な天然砥石より格上と言えます。
ナニワ以外は???です。

酒壷を研ぐ手順
  • まず、鎬面(研ぎ面)の先端から1ミリぐらい残してグラインダーで間をすきとってしまいます。鎬の終わりも同じぐらい残すと良いでしょう。 すると、研がなければならない面積は1/10以下になるはずです。刃先と刃先の反対側の鎬面しか砥石に当たりませんから以降の研ぎで丸研ぎにはなりません。
  • 刃先の研ぎの角度は一般的な鉋もハイス鉋も同じの29度で良いでしょう。
  • ただ新品の常三郎の酒壷の裏出し不要を見ても同じような方法で研いでありますが機械で刃先を研いであるために、そのまま手研ぎに移った場合、刃先と刃先の反対側の鎬面に砥石を合わせて研いでも最初は29度にならず刃先は浅い角度のままです。研ぐ度に徐々に角度を起こして29度にもって行く必要があるでよう。
  • グラインダーは刃を当てても止まらないパワーは必要です。ハイスが熱に強いからと言って過信は禁物です、赤く赤熱するぐらいだと、800度は超えていますので、それはアウトです。ダイヤブリックを使ってできるだけ温度が上がらないようにしましょう。
  • 中研ぎは刃の黒幕の2000番で研ぎます。この時、勘違いが起こりやすいので気を付けて下さい。
    硬いから下りにくいと勘違いして力を入れて研いでしまうのです。力を入れるとハイスの硬い返りが厚く出てしまいます。
    こうなると仕上げ研ぎの時、硬い返りが外れにくくなります。ここでは力を抜いて研ぐのです。鎬面は透き取り面積は1/10以下、これなら研ぎに時間は要しませんし、力も要りません、短時間で研ぐので、研ぎ面の狂いも少ないのです。黒幕#2000は、2000番と言う中砥石では高めの粒度ですが、キングデラックスなどよりはるかに高い研磨力と平面維持力、それと2000番なので傷が浅いのです。これで、次のステップに移った時の楽な条件を作っておくのです。
  • 仕上げ研ぎはナニワのスーパー砥石#10000にWA#10000を振りかけて研ぎます。この組み合わせが一番早くハイス鉋を研ぎ上げる組み合わせです。この時は少し力を入れてかまいませんが、この砥石は軟らかいので、砥石に刃が突っ込んでしまうかもしれません。
    そんな時は刃を横に向けて、鉋刃の尻を少し上げて、先端だけ返りが取れるまで研いで下さい。
    返りが取れれば裏を研ぐ必要はありません。刃返りが研ぎで取れれば必ず切れます。
  • それと、使う砥石は必ず砥石面の平面を出しておいて下さい。平面修正にはアトマ中目がお勧めです。修正した砥石面は必ず荒れていますので、同じ位の粒度の砥石で擦って、荒れた面の筋を消しておいてください。
  • 杉のシラタも中研ぎ以降の研ぎで切れます。
  • ハイス研ぎのDVDも作っていますので、大工道具のご注文をする時にプレゼントでハイス研ぎのDVDと言ってください。


酒壷の研ぎに使った砥石

  • 最初の機械研ぎはグラインダーを使用。マキタGB801を私は使っています。角度冶具は自作
  • 発熱防止にダイヤブリックを使用
  • 中研ぎは、刃の黒幕#2000
  • 仕上げ研ぎは、ナニワスーパー砥石#10000とWA#10000の粉末の組み合わせ
  • 砥石面の平面修正にアトマ中目
  • 裏の仕上げ研ぎにナニワ焼結ダイヤ砥石#1000、#3000、#6000
  • 砥石面の修正で荒れて筋の立った面を整えるのに、天然名倉など


常三郎作、酒壷作里鉋21ミリ (つねさぶろう、みきさくりかんな)
販売済 (数量限定)

特殊粉末ハイス鋼の酒壷の作里鉋、現在は杯盤になって製造はされていません。数量限定の品物です。過酷な作業にも耐える摩耗性の高い粉末ハイス鋼を使っています、硬木、リフォームなどに最適でしょう。