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鉋選び基準

まずお話する事はネットの普及により鉋の情報が多すぎ、その基準からどう鉋を選ぶか迷われる方が多々おられます。
大工さんや木工職の方ならそれぞれの職種、作業に合わせてご自分でお選び頂けると思います。

このページは主に初めて鉋を買われる方やアマチュアのかたへのアドバイスになります。

鉋を買うために鋼の事まで調べている方も多くおられ益々迷われる方が多いですがネットが普及する前は青紙の鉋が主で、鋼の種類を言う方はあまりおられませんでした。青紙の鋼の鉋で何も問題ありません、オールマイティーな鋼です。艶も出ますし、長切れもします。私の削ろう会用の鉋でも6ミクロンぐらい薄く削れます。

青紙が研ぎにくいとか言いますが、白紙などに比べるとやや時間がかかるだけで、現在主流のセラミック系砥石でしたら、何も問題なく研げます。むしろ研ぎ方に問題があり研げていないことがほとんどです。

サイズはアマチュアの方や初めて鉋を買われるのなら、寸六か寸四サイズが良いでしょう、下記にサイズについても書いております。

曼陀羅屋の鉋はどれでも良く切れると好評です、お任せ下さい。迷った方はお尋ね下さい。

もっと詳しく鉋についてお聞きなさりたい方は下記をご覧下さい。

鉋のサイズについて

カンナはやっぱり寸8サイズと思っていらっしゃるかもしれませんが、刃の研ぐ面積や、カンナ台の下端の面積など調整する部分が広くなりますので大きくなるほど調整に手間がかかります。

小物を主に作る方、大工さんで内部造作作業なら寸8〜寸4でなく、小鉋コーナーの54ミリあたりが使いやすいでしょう。全体的な作りも小さくなり取り回しも良くメンテナンスも楽で価格が下がります。

女性の方なら寸6か寸4サイズが良いと思います。手で持った時寸8サイズは大きすぎ手が回りません、その結果、持つ力が入らずなかなか材料を引けないのです。

長時間の使用は体力的にも消耗しますので、そんな場合は狭い方が有利です。

硬い木を削る場合も寸6が良いでしょう。女性の方ならこの場合寸4が良いです。硬い木は引きが重く畳一畳もあるテーブルの天板などは、右から削ったり左から削ったりするため、腰を捻らなくてはなりませんし、引きが重いので腰を痛める原因になります。

面取りなど狭い面積にはそれなりに狭いサイズの鉋が良く36ミリあたりになります。
鉋コーナーサイズ表
鉋コーナー
呼称、呼び方
鉋刃の実寸
(横巾)
最大削り巾
(裏金、押金巾)
 下記は大鉋サイズ表    
二寸 (にすん) 80mm 70mm
寸八 (すんはち) 70mm 63mm
寸六 (すんろく) 65mm 57mm
寸四 (すんし) 60mm 54mm
 下記は小鉋(豆平)サイズ表
小鉋コーナー
呼称、呼び方
↓ 
鉋刃の実寸
(横巾) 
 最大削り巾
(裏金、押金巾)
54mm 54mm 48mm
48mm  48mm 43mm
42mm  42mm 36mm
36mm  36mm 30mm

鉋鋼について

迷った方は青紙や特別刃物鋼を選びください。選ぶ鉋の例は鉋コーナーの、彩華や、火神など。

青紙鋼、白紙鋼、スウェーデン鋼などと言いますが、まずは青紙鋼が無難。私も削ろう会で使う鉋は青紙鋼の鉋もあり、実際3〜4ミクロンの限界に近い数値を出す事は可能です。

青紙は研ぎ難いと言いますが、白紙などの炭素鋼と比べた場合の話で、最近のセラミック砥石で研げば、研ぎ難いと感じることは無いと思います。

針葉樹など軟質系の材料を削る鉋なら白紙やスウェーデン鋼が研ぎ易いので鋭い刃が付きますし、大工さんや軟質系の材料を削られる方はお選びください。ただ、長切れは基本的に青紙が上で、青紙でも針葉樹は問題なく削れます。

白木で艶を上げるのなら、まず青紙系の鉋で削り、最後の一引きを白紙や、スウェーデン鋼の物で仕上げ艶を上げられると良いと思います。青紙の鋼は長切れしますので白紙の耐久性を支えてくれます。

硬い、楢材や欅などを削られる片は、青紙や更に粘り強い元素の入った鋼の特別刃物鋼や、青紙スーパー鋼、燕鋼などの特殊鋼の鉋をお選びください。刃の黒幕シリーズなどのセラミック系の砥石で研げば難しくはありません。

価格帯

鉋の価格はピンからキリまで、さて幾らぐらいの鉋を買えば良いか迷われる事と思います。曼陀羅屋掲載の鉋ならどれでも切れます。

鉋を車に例えて言うなら、高速道路はクラウンもカローラも100キロで快適に走れます。それと同じで実用的に考えるとある程度の価格帯ならどれでも切れるのです。

高い鉋は無論良く鍛えられたりレアな鋼を使ったり、手間をかけて丁寧な仕上げをしたりしています。高いほど仕上がり、削りが良いと言えますが、削りに大きな差が出る品はそう多くは無いと思います。

又、故人の鉋や希少な鉋はプレミアが付いて価格は高くなります。

堅木に向く鉋の問い合わせ

お客様から堅木に向く鉋の鋼について問い合わせが有りました。その回答です。
堅木の家具製作の場合、鋼は青紙よりスウェーデン鋼の方が仕上げには向いているのでしょうか?
青紙だと艶はでにくいでしょうか?
逆に、スウェーデン鋼での天板の平面だしは不向きなのでしょうか?
青紙スーパーもふくめて一番堅木の家具製作に向いてる鋼はどれでしょうか?

上記に対する答え
私は木工歴35年以上になり、鉋も若いころから使い続けています。
以前はネットの情報も無く、ほとんどの方が青紙1号の鉋を使っていましたが、
何も問題なく使っていました。

堅木の家具の場合、ほぼ、塗装するのではないでしょか?その場合、塗装前には生地調整のため、ペーパーがけを行うので、鉋がけの艶は関係ないと思いますよ。それとどの鋼でも艶は出ます。

鋼は、鍛冶屋がどう使いこなすかで決まります。
鍛冶屋には得意、不得意な鋼もあり、どの鋼が鉋に向くかと決められない部分もあります。
鋼で選ぶのではなく、その鍛冶屋が得意とする鋼が一番切れるとも言えます。

堅木に向いているかを大きく分けて言えば、
スウェーデン鋼の炭素鋼、白紙系を除いた鋼であれば良いと思います。

白紙以外の鉋なら良いと思います。

上記があなたと同じ、堅木で家具を作る私が販売する鉋に言えることです。