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鉋の押さえ棒調整

鉋の裏金を固定する金属の棒が押さえ棒で圧着力を利用して鉋刃裏先と裏金裏先を密着させます
このページでは、その押さえ棒の調整法の一つでヤスリで削る方法を書きます。

裏金は先の方と頭で厚みが違い、浅い角度のクサビのような断面をしています
クサビ状の断面をしているため鉋刃と押さえ棒の間に入り込ませ、隙間と裏金の厚みの合ったところで止まります
止まった裏金は、裏金の弾力性と、押さえ棒の弾力性で裏金の頭を叩くことにより硬くなりながらも刃先の方へ進み、
鉋刃の刃先と隙間無く合わせる事ができます

押さえ棒の穴を開ける位置はとても微妙で、ある程度の誤差が生じる場合があります
鉋刃裏と平行に棒が入っても硬い場合、緩い場合もありますし、鉋刃裏と許容範囲内で平行でない場合がありますので調整しなければなりません。



お気に入り内では、こんな風に表示されます
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鉋の裏金の利き(硬さ)を調整するのは、基本的に裏金の耳で行います。
利きが硬ければ伸ばし、緩ければ耳の立てます

しかし小鉋の場合、裏金の弾力性、押さえ棒の弾力性が通常サイズの鉋よりも少なく、
裏金の利き具合(調整許容)範囲が狭いのです
押さえ棒が緩めの場合は、耳を立てたり、押さえ棒の中ほどを叩いたりして調整でき容易と言えます

押さえ棒は裏金の作り、台屋さんの棒の開け方によっては硬めに入れたりします
硬めに入った棒の場合、耳を伸ばしたりすれば良いのですが、それでも硬い場合は、押さえ棒の方で調整します
硬過ぎる場合は、鉋刃と裏金の刃先がきつく叩いても揃わず、下記画像のように押さえ棒が点線のように反ります

きつく叩いても揃わない場合は、押さえ棒の当たっている矢印部分を削れば良いのです
裏金が片利きする場合も有効です
通常サイズの鉋では、片利きの調整方法は他にもあり方法の選択順番がありますので、
小鉋の場合は、この方法と考えて下さい
鉋の押さえ棒調整


押さえ棒を抜いてみると、きつく当たっている部分が摩擦で擦れていますので目で確認できます
裏金の幅に擦れていますので、ヤスリで擦る幅が良く確認できます
鉋の押さえ棒調整、擦る部分

ヤスリをかける場合は、丸い物を擦りますので、万力などに挟まないと擦る事は難しいです
バイスグリップなどで挟み、それを左手に持ち、右側を適当(穴を開けた木に通し、木を固定)に固定させて擦ります

鉋の調整、台打ちにも万力は便利ですのである程度大きい物をお勧めします
ヤスリは平ヤスリの中目を使用
玄能コーナー玄能関連用品にある、ヒツ面取り用ヤスリ(平ヤスリ)を使用、一本あると何かと便利
鉋の押さえ棒調整、ヤスリで擦る様子

利き具合をみるために、少しづつ擦っては鉋台に入れて利き具合をみて下さい
台に差し込んだら、裏金と擦った分が当たるように、ペンチなどで押さえ棒を回し、ピッタリ合わせて下さい

下記画像は、この鉋の場合の擦り込みの量です
裏金の利き方によっては、擦る面積も違いますのでご注意下さい
鉋の押さえ棒調整、擦り込み量

片利きの場合は、きつい方だけ同じように擦ります、手順は同じです


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