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鉋の刃研ぎ

このコーナーは、私の鉋の刃の研ぎ方について説明しますが、書きかけの部分もありますので、ご了承下さい。
このページの鉋の研ぎ方は基本的な方法です、他にも砥石の組み合わせ次第で工程を変えた鉋の研ぎ方もあります。
まずは基本的な研ぎ方を覚え、その研ぎ方を元に鉋の研ぎ方を発展してください。



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鉋研ぎに使う砥石類
  • 左から油坪 刃物を錆から守るため、研ぎあがった刃物に直ぐ塗ります。成分は手っ取り早くシリコンスプレーを注入しています。これを行うと鉋裏もいつまでもピカピカです。無論刃も錆びません。
  • ポリエチレン製の1リットル洗浄ボトルです。ホームセンターに売っています。仕上げ砥石の水に使います。仕上げ砥石の面に荒い粒子があると研ぎを妨げ、時間をかけても傷は取れません。岐阜の削ろう会で、私も感じていたのですが、共同で使う水は荒い粒子が混ざっているはずです。圧力をかけて水を出せますので、砥石面の洗浄にも使えます。削ろう会の大会会場で研ぐ際はこの洗浄ボトル、つまりマイウォ―タ―を持参するべきです。
  • 仕上げ用合わせ砥石です。山は奥殿です、奥殿の近くには、中山、大突など最高級の石の出る山があります。硬めで、滑るように滑らか、直ぐに黒々とした砥粒が湧き出てきます。研磨面も小さな傷まで取れて良い艶が出ています。
  • 名倉は対馬黒名倉、三河白名倉、画像にはありませんが三河コマ名倉などを持っています。普通に使うならどれを使っても問題ないと思います。  たまに硬く突っ張るような石には名倉を変えるとおさまる場合が良くあり、使いにくい石も一変して良い研ぎ心地になります、無論鋼、地金の組み合わせでも名倉の選択が変わる場合があります。まずは一つあれば良いのではないでしょうか。
  • 仕上げ砥石の右  セラミック中砥石。 ホワイトアルミナを研磨粒子に使ってあるセラミック製の砥石です。普通は一般に販売されている物を使いますが、最高の研ぎをする時は、一般にはあまり販売されていない、硬口の物を使用します。一般の物より硬く、使っているうちに目詰まりを起こし砥石の研磨材の番手が上がった状態になり、傷が浅くなります。
  • セラミック中砥石の上  セラミック中砥石の木端です。
  • 白っぽく写っている細い砥石はセラミック中砥石の平面修正、目詰まり取りに使う、グリーンカーボン(GC)の荒砥石です。
  • 一番右は、砥石の平面制度を見るステンレスの定規です。
鉋研ぎに使う砥石類
鉋を研ぐ前の確認
  • 鉋刃の研ぎはここから始まっていると言えます。
  • 切れ止んだ刃を研ぐ前に鉋台の押さえ溝の左右の隙間の間隔を見ておきます。
  • 刃が片研ぎになり、どちらかが減ったまま使うと、矢印の隙間の間隔が変わります。
  • 新品の時は同じ間隔に仕込んでおくので、片研ぎになるとわかります。
  • 右利きの人は右の押さえる力が強く右側が先に減りますので、若干左に力をかけるつもりで研ぎます。
  • 片研ぎに気づいた時は、一度に直さず研ぐ度に少しづつ直します。一度に直すと時間がかかりすぎます。方研ぎにならないように日頃から隙間は確認しておきましょう。
研ぐ前の確認
下研ぎ(中砥石)
  • 中砥石での研削作業で気を付けなければならない事は、次の仕上げ砥石に乗せる事を考え、できるだけ平面に研ぎ上げる事です。
  • ここで丸刃に研ぐと、仕上げ砥石に乗せた時も、刃先を研ごうとするためしゃくって研ぎ刃先を研いでいるようでも、実際は地金の部分を多く研いでいることになり、研いだ割には刃先は研ぎあがっていない状態になります。
  • 又、丸刃になっている事を意識するため、刃先に力が入り過ぎ、砥粒で研ぎ上げると言うより砥石表面で研ぎ上げることになり、せっかく砥石からすり減らされて小さくなった研磨粒子の砥粒を生かせなくなります。
  • 研ぐ時は手前から、ストロークを短くして研ぎ、少しずつストロークは変えず、前進して行きます、先に行き着いたら今度はストロークは変えず、少しづつ戻ります、これの繰り返しです。
  • もし手前ばかりで研ぎ、後になって使っていない先の方で研ぐと研磨面が変わって砥石と直ぐには合わなくなります。
  • 微妙に前進し、先に行き着いた時点でバックすると、鉋刃の研磨面の減りと砥石の減りが常に合った状態になります。
  • この状態で研ぎ続け、返りが出るまで研ぎ続けます。
  • 最初は力は入れても良いと思いますが、中ば以降は力は抜きます、これは刃に深い傷をつけないためと、出た返りの厚みをできるだけ薄くするためです。力を入れると返りも厚くなり、仕上げ砥石にかけた時、研磨しても取れにくくなります。できるだけ力は抜きましよう。
  • 研削途中、刃返りが出たあと刃先が持ち上がった時は、中砥での研削を1からやり直しです、返りを手で取り去り最初から行ってください。スキーの板の先のように刃先が反りあがったのと同じ事になります。いくら仕上げ砥石で研磨しても刃先は研ぎあがりません。
  • 平面に研削する自信のない方は、研削治具に固定して研削する事をお薦めします。
  • 手で触って微妙に返りの出ている事が確認できるまで研ぎます。
  • ポケット顕微鏡、ピークワイドスコープなど、欠けの完全に取れている事を確認しておきましょう。
下研ぎ(中砥石)
仕上げ研ぎ
  • 仕上げ砥ぎに移りますが、この仕上げ研ぎの最終段階になっても地金に傷が残るようなら、中砥石での研削作業の次に中間の研ぎに当たる砥石での研削作業を入れます。砥石は2000番程度が良いと思います。砥石の番手を上げすぎるとなかなか傷は取れません。
  • 仕上げ研ぎの方法は上の画像のように2通りあります。
  • 中砥での研削と同じように刃に直角に研ぐやり方と、右のように横研ぎをする方法のの2通りです。
  • この奥殿の石は研磨粒子の石英が細かく、角もまろやかなようで刃の艶も非常に綺麗に研ぎあがる石です。
  • 研磨力も強いので名倉は使いません。おそらく名倉の方が粗いと思います。
  • お手持ちの砥石によっては名倉の併用をします。普通は名倉を使った方が研ぎ上がりは良いと思います。このような砥石を手に入れるのはなかなか難しいです。価格はと言えば大きさもかなり大きいので、かなりな金額と言えます。
  • 硬めの石が良いですが、硬目の石は水を極少なく使うか、名倉で先に砥粒を先に出しておきます。
  • 左右のどちらの研ぎにせよ、水はとにかく綺麗な水を使います。地金に光る傷が入れば、砥粒を洗い流し又最初から研ぎます。水の入れ物は1の画像にもある実験用洗浄ボトルをお薦めします。
  • 力は抜き砥粒で研ぐように軽く持ちます。
  • 長時間研ぐとこれがきついです。時間で言えば最低30分は研ぎます。
  • 刃が砥石に吸い付き、持ち上がるぐらいは研ぎますが、持ち上がるからと言って研ぎ上がったとは言えませんので勘違いしない方が良いと思います。
  • 刃先を顕微鏡で見ながら研ぎを確認しますが最終的には削って見ないとわからないように思います。
仕上げ研ぎ
鉋刃の刃先の返りを取る
  • 鉋の刃先のが研ぎあがってくるに連れ、中砥での研削行程でできた、刃返りが自然に外れてきます。
  • その時点で刃の裏を研ぎ上げます。余り使っていない端の平面の狂っていない部分を使用し、裏透き全体を砥石にかけ、軽く研ぎます。
  • その後13の研ぎを行い、又裏を研ぐ事を繰り返します。
  • 後は自分がどこで研ぎを終わるかです。
返りを取る
砥石の平面
  • 仕上げ砥石の研磨面は下右の画像のように真ん中が下がっていてはいけません。
  • 鉋刃は金属、砥石は石です、真ん中が下がった石では右下画像のように接点は黄緑色の点になります。
  • 先に緑の点部分から研磨されて減り、裏が丸くなって行きます。次第に裏の平面も狂ってきます。
  • これは金盤でも言える事で、薄い金盤に体重をかけて裏押しする方、同じ金盤を長年使っている方はなお更です。一度定規を当ててみてください。かならず中心部分が下がっています。
  • 左下画像のように砥石の中心部分が高かったら(微妙に。)鉋刃の裏は、前後に天秤しながら綺麗に研ぎあがると思います。微妙に上がっているぐらいが、下がっているよりましです
  • 画像でわかると思いますが、砥石研磨面と、鉋刃の裏の接している所は真中付近が浮いている事がわかるとはずです。つまり、当たっている所は先端と、カエザキ(裏透きと銘の切ってある部分の境)の所です。
  • 研ぎ上げるのは先端だけで良いのです。
刃の防錆
  • 研ぎ上がった刃はよく水で洗いよく拭き上げる。
  • その後防錆のため油を挽く。
刃の防錆
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