ノミのカツラは新品の状態では下がっていない場合もあります。内側に面を取った物もあれば、角が立った品物もあります
カツラが柄から出た状態で使い始めた場合、直接叩くと最初は気づかないのですが、
表面は、叩かれる事により反動で伸ばされ、内側と、外側に潰れて広がっていきます
内側に広がって、柄にかぶさると、そのうちに緩んで必ず抜け落ちます
使い始めは、最低でも柄から沈めてて、柄から少し出た状態で使い始めてください
できれば、新品の鑿は一度カツラを外し、下側内側に浅い角度でヤスリで面を取ります、
浅い角度でクサビ状に入り込むように面を取ります、少しで良いのです
柄を木殺しするよりも、しっかりはまり込みます
カツラに面が取っていないと、カツラの角で、硬い分柄を削り、結果適に緩む原因にもなります
面を取り、クサビ状にして入れると、面を取っているので、この部分が木殺しの役目をして絞り込まれ、硬く入ります
この状態で柄の頭よりややカツラが下がるとベストです
カツラから出た柄の頭は、玄能の角を使いなどで、柄の頭角が外に広がるように回しながら少しづつ叩きます
カツラに柄がかぶればOKです、これで絶対外れません
最低、柄の角を叩き、カツラにかぶせましょう
外し方
硬くはまったノミのカツラは外しにくく、柄にも傷が付きやすいです
身近な物で外す方法を紹介します
準備する物は、モンキースパナ、カツラ(下がり輪)の内径よりやや小さい円柱状の木片など、下記画像に写っているもの
モンキースパナは、ノミぴったりに調整し締める事ができ、DIYセンターなどでも意外と安価で販売されています
奥まで挟むと、三方向から挟む事ができます
作業台にモンキースパナをFクランプなどで固定します

モンキースパナは金属製ですので、柄に傷が付く恐れがある場合は、厚紙を巻きつけテープで固定してから挟むと良い
挟んで、カツラの上に円柱状の木片を置き、木片を置き、木片を手で持って(画像では細く短いので、指をたたかない程度長く、そして太く)
玄能で少しづつ叩きますと、柄が少しづつ外れていきます
ノミの柄が沈んできたら、木片を持った手を、ノミに持ち替えます
木片はカツラにはまっていますので、木片は落ちませんから、さらに上から玄能で叩くと、外れます
スパナの傷が付きそうでしたら、厚紙の巻き方など工夫してください
下記画像の木片はちょと直径が小さく、短い

一番鑿の柄にも、カツラにも傷を付けず、柄を外す方法は、
硬い厚みの決まった木片を用意し、柄と同じ直径の穴を貫通して穴を開けます
その木片を穴の中心から、左右に二つ輪割します
二つ割りした、木片の間に柄を挟み、木片が左右に離れないようにネジなどで締めます
その後は、上記画像の手順の通りです
木片は樫など硬い木が良く、開ける穴の直径はぴったりの方が良い