新潟の椛沢貞雄(かばさわさだお)作、熟練の鉋鍛冶が作る貞時(さだとき)、見栄えはプロ向きのシンプルな作りだが
時間をかけ丁寧に鍛えられた切れ味重視、研ぎ味重視の鉋
。
刃物を科学的に研究し日本の刃物を世界に広めた岩崎航介にも認められ、炭素鋼の扱いが上手くその切れ味の評価は高い。
二度ほど削ろう会の会場でもお会いした事があり、少しお話も伺ったがおだやかな口調で話され、会場を見渡しながら微笑んでおられた事を覚えている。おだやかな口調から丁寧な仕事をなさるんだろうなと推察される鍛冶屋さん。
削ろう会会報54号に椛沢貞雄さんと、この貞時も紹介されている。
高炭素鋼貞時は故左市弘が使っておられた鋼材を分けてもらい制作されており、通常の鋼より炭素量が多い、炭素1.32パーセントが含まれている。
鋼材はの厚みは2分厚、つまり6ミリ以上あり、それを鉋地金に鍛接する厚みの8厘にまで鍛造で伸ばして行く、その過程で打ち鍛えられ不純物を追い出し粘り強い鋼になっている。
平成23年のミニ削ろう会にて、炭素鋼ながら、檜を代わる代わる削られた高炭素鋼使用の左市弘モデルは1200尺以上の長切れを発揮しその場に居合わせてた人々を唸らせたパワーのある鉋。
杉のシラタ削りでもその力強さと仕上り具合の良さを実感下さい。
手持ちの鋼材には限りがありますので高炭素鋼タイプの鉋は作れる数に限りがあります、また、丁寧な仕事をなさるので入荷に時間がかかる場合もあります。 |