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天然砥石の使い方や知っておきたい事

千差万別な天然砥石は同じような研ぎ方では上手く刃が付かない事もあります、また形状も個々で違いますので形状に合わせた固定の仕方、使い方もあります。このページは項目を少しづつ増やしていきたいと思います、ご質問などある時はメールで質問をお聞かせください。

裏側がぐらぐらする時

天然砥石の裏側は皮付きの場合、そのままではぐらぐらして研ぎにくくなります。砥石台に固定しやすくするためには裏側を擦って平面にします。

用意するものは、塀に使うブロックと研磨材コーナーのエメリ40を用意します。ブロックに水を流し、そこに適度にエメリ40を振って砥石を擦って見てください、何度か繰り返すと簡単に平面になります。

層が剥離して上下に剥がれた時も同じ方法で表面に造り直す事ができます、さほど手間はかかりません。同じ方法で巣板の荒れた層に来たとき、一気に擦り減らすのにも有効です。

当たる筋があるとき

筋が当たらなければ何もしなくて良いのですが、筋の上に乗った時、ひどく当たる天然砥石なら研ぎに難いです。

筋はその部分を彫ってしまうと、硬い部分がなくなり研ぎやすくなります。特に直線的な筋は彫りやすく簡単に処理できます。
筋を彫る時は釘などよりも、ダイヤモンド砥石の角を使って直線的にV溝を作ります。

ベニヤ板などを定規として使うと真っ直ぐなV溝が出来上がり見た目も綺麗です。

釘は溝の周りにヒビを入れる事になり、研ぐときにその部分が壊れて、天然砥石表面に粒が乗ってしまい、刃先の欠ける原因になり、違和感を感じます。

浅い角度でV溝を作るとまったくそこに筋がある事を感じません。

巾の広い筋は研ぐ時に分かるかもしれません

注意点は、彫る筋が多くなると筋が交差する事も多くなります、その場合、交差した部分の減りが早いため、交差部分を通る回数を減らすようにします。

硬い天然砥石なら、筋の交差による減りも気にならないと思います。

綺麗にV溝を彫ると見た目も綺麗で、研ぐ気分も上がると思います。

硬い天然砥石や地を引く時

硬い天然砥石の中には「地を引く」と言う現象が起こる石があります。これが起きると研ぎ面をガリガリと削って筋が何本も入ってしまいます。まれに起こるぐらいなら我慢できますが、直ぐに何度も起こるなら研ぐ事がいやになってしまいます。
これは天然砥石の研磨剤である石英が磨り減らずに塊のまま脱落し、柔らかい鉋の地金に刺さり込み砥石面に傷を付けるためでこの症状を完全に止める事は難しいのですが緩和する方法をご紹介します。

緩和するには
  • まずは歪みのない平面をダイヤモンド砥石で出しておきます。
  • タオルなどの上には置かずに砥石台などで動かないように固定しておきます。
  • 名倉を使って砥汁を作りそれを使って研ぎます、アトマで擦って砥汁を作っても地を引く現象を緩和できます。地を引く前に名倉やアトマで擦る事を繰り返します。
  • 地を引いた瞬間に研ぐ事を止めて円を描くように研いで刺さった塊を抜きます。
  • 天然砥石を使う前に一日、二日水に漬けっぱなしにします。そうすると意外と地を引きません。そのためには前もって側面ををカシュウで固め側面から余分に水が吸わないようにしておきます。側面にヒビがあると染み込みすぎて割れる原因になるかも知れません。寒い地域ではそこが凍ることにより割れます。効果大です。
  • もう一つ理に適う方法として、地金は研がずに鋼ぶぶんだけ研ぐ方法、研ぎに慣れない方には難しいかもしれませんが、当然地を引かずに刃先を仕上げることはできます。
  • 裏押しと同じ、横研ぎで研ぐと縦よりも地を引きにくくなります。

硬さが柔らかい時と硬い時

硬い天然砥石はなかなか砥汁が出ずに刃が付きにくい、柔らかいものは鋭利な刃が付きにくいそんな時は水は多めに研ぎます、砥泥が多いと鋭利な刃になりにくいのです。

硬い時は、砥汁が出にくいので、名倉を使い砥汁を出すとか、最初隅で円を描くように研いで砥汁を出してから研いだりします。又、アトマ(ダイヤモンド砥石)で擦り砥汁を出して研ぎます。

砥石台について

天然砥石の裏は完全な平面が出ておらず、そのまま研ぐとぐらつきやすく研ぎにくい場合があります。
ぐらつきを緩和する方法は、木で砥石台を作り、砥石の裏面に合わせて掘り込むと良いです。
そのままですと、ひっくり返った時落ちますので、砥石と、砥石台の隙間を砥石を入れ込んだ後でシリコンコーキングすると良いです。

木の台の底には水抜きの穴を開けておきます.、完全に接着剤で固定すると、砥石が薄くなった時、木の反りで割れてしまいます。弾力性のあるシリコンコーキングなどで固定するのが最適です。
シリコンコーキングなら、カッターナイフで外せます。

砥石の規格サイズ

天然砥石のサイズは、昔は一梱(こうり)「一梱包」を十六貫(一貫=3.75キログラム)で60キロとし
その中に天然砥石30個入る寸法を30切りとし、天然砥石100個入る物を100切りとしました。
だから小さい物の方がが表示の数が多くなっています。
現在の人造砥石も昔の天然砥石を元にサイズを決められています
  • 40切り、60切り、80切り、100切りの下にはそれぞれ、角の落ちた、「抜き」と言う砥石サイズが入る
  • 例 40抜き(四十切りの角の落ちた物)
  • 二十四切りを、尺長と言う場合もある。
  • 厚みは、ばらつきもあり掲載はしなかった。
  • ランク付けは砥石の天然業者によっても言い回しが違う場合もあり、統一感がない。
  • サン、昆布屋用は一般販売店ではほとんど見かけない。
サイズ名 長さ(mm) 巾(mm)
大判 230 90以上
二十四切り(型) 218 78
三十切り(型) 205 75
四十切り(型) 205 75
六十切り(型) 195 70
八十切り(型) 180 63
百切り(型) 160 58
サン四十入り 20.5 不定
サン六十入り 19.5 不定
レザー型 136 82
昆布屋包丁用 14.5 10.5
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