圭三郎鉋
播州三播州三木の鉋鍛冶、代々の鍛冶ではなく自分の道具を作りたくて鍛冶に弟子入りし現在は独立して作品を作っています。圭三郎が作る品はどこまでも丁寧に作られた品物と言っても過言ではありません、本人が鍛え焼入れをし研ぎまですべて作者が行う逸品で、その完成度の高さと切れ味を堪能下さい。鍛冶屋の少ないこの時代に将来が期待される若手の職人です。
彼の作り出す裏透きは独特で、直線に叩きだされ細く真っ直ぐな糸裏です。この糸裏を見れば一目で彼の作る品と分かるでしょう、鉋刃の刃先角度は理想の角度に近く研ぎだされています。
私も削ろう会で記録に挑む鉋は圭三郎で、二十二年の福岡の削ろう会では3〜4ミクロンで1位優勝でした。何丁か使いましたが頼りになる相棒と言えます。
ただ、初めて買われる方には、裏透きが浅いので少し難しいかもしれません。逆に叩き出しに慣れた方は直ぐ裏が出るので楽でしょう。圭三郎鉋は叩きだしを行わないと直ぐにべた裏になってしまいます、初めて鉋を買われる方には難しいかもしれません。
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