屋根の軒先折れ復旧工事

屋根の塗装が劣化して雪滑りが悪くなり、冬季の降雪全てを屋根で受け止め

軒先に溜まった氷やツララや雪の重みで軒先が折れ曲がってしまいました。


 

玄関側の南屋根には、雪割三角が付いていて、北側屋根には、集合煙突が付いており屋根塗装が

結構風化しており、赤錆が多数点在しております。

 

 

問題は、建物から飛び出た軒先屋根が、積雪によりへの字に折れ曲がってしまい多少グラグラ揺れ

ており、軒先中心部が、重症です。

    

屋根鉄板、黒い色の弾水フエルト、野地板を撤去し屋根垂木(たるき)を出し、地面からジャッキーを

使い軒先を持ち上げておいて、折れた垂木は、両側垂木補強、ヒビの入った垂木は、片側補強しました。

    

今まで貼らさっていた野地板を再度復旧し木工事終了です。屋根鉄板を剥がし、緑色弾水シートの

カラーフェルトを貼り、新しい成型材を貼ります。各継ぎ手には、黒色の防水テープを挟み継ぎ足して

一枚の屋根に仕上げます。

 

 

塗装も剥げ、風化していた集合煙突も鉄板で包み込み北側屋根の完成です。

 

 

玄関雪割も積雪の重みで軒先垂木が折れ継ぎ手が5cmほど段ちにずれています。

北側屋根同様、野地板を剥ぎ垂木補強をします。

 

 

雪割補強をして野地板復旧です。余談ですがここには、小さな蜂の巣が三個ありました。

 

 

屋根鉄板を剥がし、緑色弾水シートのカラーフェルトを貼り、新しい成型材を貼ります。

雪割 谷継ぎ手には、マスキングテープを貼りシリコンコーキング防水です。

 

            

                   玄関側屋根完成です。

 

 

玄関雪割の破風継ぎ手もピッタリ元通りになり、折れ曲がり波をうっていた軒先も水平に元通りです。

 


製作 2004/5/10         工事日  2004/3月