ある一部分の補修には、現在普及している材料を使わず、過去に使っていた材料を探して
きて、補修した形跡を極力残さないょうにしたり、現在使われている材料を綺麗に剥がし
補修後に、同じ材料を使い、辺りとの色合いをそろえて補修作業をしてみました。
2F屋根の雪が融け氷のツララとなって、1Fの屋根に一冬に数度と落ちてきて木下地
ベニヤが割れてしまい凸凹状態になってしまいました。
屋根鉄板を剥ぐと、やはりベニヤが割れておりました。
ベニヤを支えている垂木は、折れていませんのでそのまま復旧です。
今まで貼ってあったベニヤよりも3ミリ厚い、12ミリベニヤに取替え強度を上げました。
屋根下地に、カラーフェルトを貼り
屋根続きの為、今まで同様の長尺蟻掛けを葺いて、補修の形跡を残さず仕上げました。
軒先からの雨水進入により、木下地が腐ってしまい、全ての釘が抜けてしまい、
ばらばらになる寸前です。
破風に貼ってあるゴールド色スパン(屋外天助や看板によく使われる)は、使えます
ので綺麗に外し、下地の骨組みからの修理になりますので、大工さんの手に任せました。
木下地の完成し鉄板役物は、取替えて、今まで貼ってあったスパンは、そのまま使います。
別な屋根面と、色合いや仕上げ方を全く同じく復旧いたしました。
2005/1/18作成