ニセコ イワオヌプリ 登山スキー

今日は、朝から雨が降っておりましたが、日本海側に近い倶知安方面から晴れ間が見れる

天気予報を信じ、千歳を朝8時に出発しゆっくりとニセコへ向かいました。

ルスツ経由で細川たかしの真狩村に入り、羊蹄山麓の湧水をペットボトルに汲みニセコ町へ

向いました。ニセコ町に入ると突然青空が顔を出し真っ白なニセコ連峰が青空に、くっきりと

浮かびあがっておりました。駐車場には、すでに10台ほどの車が着ており、スキーヤー

ボーダー、山スキー、登山と様々な人がアンヌプリとイワオヌプリへと消えていきました。

 


      

各ニセコのスキー場の有るアンヌプリ真裏の山イワオヌプリです。登山道を無視して、いきなりトラバース

しながら滑りたい斜面を捜し、まつすぐ垂直に頂上へ目掛けて登りました。

前半の1/3は、それなりの斜度で登りやすかったですが、残りの2/3は、レースイのカービーングコース

43度もしくは、それ以上の斜度をトオーキックで永遠の登りです。登山道を経由しれば良かったかと、

頭に過ぎりましたが今更戻れません。イトウ君は、身体の熱りで、Tシャツのままの登山です。

 

  

休憩場所には、木の生えた場所の雪をブーツで平らにならし撮影などしておりましたが、真横を向いた

時に、雪を踏み外し転倒。1mほど尻滑りで落下してビンチに至りましたが、イトウ君がリックを掴んでくれ

たおかげで停止し、惨事を免れました。イトウ君有難う。メガネが変形いたしましたが、手で形を整え復旧です。

山頂が近づくと雪面が岩場にふさがられ荷物を手渡しで移動し滑るスキーブーツとストックで岩場を何とか

クリヤーして頂上へ目指しました。

 

  

荷物を頂上直下のはい松群生地の風の当たらない平らな場所に置き、頂上の岩場へ雪壁を登って

行きます。???    山頂付近は、なだらかな斜面でした。

 

  

今回リックの中には、道中に寄った真狩村の羊蹄山の湧水をペットボトルに詰め込み、コンロとヤカン

も背負って上げ昼食中に、コンソメスープとコーヒーを賞味いたしました。

右の写真は、ニセコ ワイス スキー場のコースが見えます。隣の山でかなり近くにあります。

 

  

目の前には、アンヌプリ、その後には、羊蹄山が顔を出しております。昨年のこの時期には、アンヌプリ

の山頂付近から左下へ雪がつながっている一枚バーンを滑走いたしました。駐車場とは、全く別方向でしたが

この長い距離の一枚バーンは、魅力的です。駐車場へもどるのに冬季閉鎖中の道路を20分ほど歩いて

駐車場へやっと戻りました。 右の写真は、イワオヌプリ中腹を障害物を除けながら滑るイトウ君です。

この日も下に見える道路を15分歩いて駐車場へと帰りました。

 

         

下山です。私の後を山頂から真っ直ぐに、滑走して降りてきました。岩石でゴロゴロのこの山は、

外国にいる錯覚がするロケーションです。この時期でも、4mほどの雪壁を見る事ができます。

帰りに、五色温泉に寄り、露天風呂で次回の作戦会議で終了です。

 


2006/5/15