長尺角波は、鋼板で出来た壁材です。働き巾745oで長さは、80cmから1cm刻みで20mまで
建物の長さに合わせて作る事ができます。形は、3タイプあり、フラットタイプ、リブタイプ、Hタイプと
有りますが基本の形は、全て同じです。鉄骨下地によく使われますが、木下地でも使えます。
使用鋼板厚みは、0.27o、0.35o、0.4oの3タイプが一般的ですが、色の種類で選びますと0.35o
を使うケースが多いです。
この現場は、下地鉄骨の腐食により角波鉄板が剥がれてしまい、鉄骨下地を新たにやり直して
角波鉄板を貼る事になりました。土台コンクリートと鉄骨の間に水切り加工鉄板を取り付けます。
このタイプは、リブ型で上に浮き出た6山の中心には、紐出しの線が入っております。下へ下がった7つの
小さな山にビスや釘で止めます。
使用ビスは、6角HAXです。キリで下地穴開け不要で、6角ネジ先端にキリ先が付いており、ビスを直接ドリルで
回しC型鋼に穴を空けて刺さって行きます。黒いゴムパッキンとザガネが付いて一組となっております。
角波材の上下と開口部周りは、低い山に全個所ビス留で、中間部分は、一山おきにビス留めが基本です。
完成
2007/1/1