支笏湖 紋別岳 冬山モノスキー登山

 

           

自宅から車で35分この辺りの山並なら、そろそろスキーブーツでのツボ足登山が出来そうな感じの

気候となり登ってきました。登山道兼、アンテナ点検用車道を8合目まで登り、山の裏をぐるりと回る登山道

を避け尾根を山頂へ目掛けて直登いたしましたが登るのに3時間かかりました。

降りの滑走は、蛍光緑の線です。赤丸は、雪崩の跡が有った場所です。滑走の第1候補地7合目付近の

障害物が無い雪原は、雪崩の跡で直径50cmほどの雪球がゴロゴロしていたので止め、雪に埋もれ障害物が

無い美味しそうな一番長い沢地を滑走候補地と考えながらの登頂いたしました。この時期は、雪が締まっており

沢地を滑走しても大丈夫な感じの雪質なので決断いたしました。


   

登り始めは、青空が見え日差しが強く快適な出だしです。登山道も硬く締まった雪の上に10cmほどの柔らかい

湿雪が乗っており歩きやすく、先に入山している登山者の数名の足跡で、更に歩きやすくなっておりました。

 

   

左の写真は、ガードレールに覆われた登山道ですが、縦に4枚も並べて付いているガードレール板が雪に埋もれて

上部の一部ほどしか見えません。昔に、夏場登った時は、高さ2mの頑丈な塀の役割となり支笏湖や対岸の山並みが

見えず、いらだつガードレールでした。右の写真は、登山道中間点付近から見た山頂です。

途中駐車場で見かけた男性は、シールを貼った山スキーで抜いて行き、一人で来ているおばさんは、15cmほどの

深雪をトレッキングシューズで追い越して行きました。下山して来たおじさんは、長靴でした。私達の前方を歩いている方は、

スノーシューの足跡を残して進んでおります。私達は、スキーブーツと様々な履物での山登りのようです。

 

   

6合目付近で日差しが無くなり本格的な降雪に変わり、急遽ウエアーなど着て冬支度です。この辺りから柔らかな

積雪量が20cmほどに変わり、足に絡み付き時折、埋まるようになり登山スピードも落ちました。見晴らしの良い

尾根には、吹き溜まりや小さなセッビを崩して階段状に作り変え登って進みました。

 

    

山の裏側へ向かう8合目からの登山道には、足跡が一切無くなり山頂目掛けて急勾配の尾根を皆さん直登している

足跡へ変わっており、私達も皆さんと同じコースを進みました。右の写真には、樽前山と風不死岳(ふっぷし)が

私の後に写っております。

 

   

3時間登り、やっとPM12:30に、山頂到着です。山頂には、私達を追い抜いて行った二人がおり、昼食を食べておりました。

山頂は、まだ完璧な真冬です。また雪も本格的に、また降り始めましたが、スキーブーツで雪を踏み固めて座る場所を

作り降雪の中で私達も昼食をたべました。

 

  

                      樽前山と風不死岳(ふっぷし)

20分後には、また晴れ上がり、支笏湖周辺の景色は、もちろん苫小牧王子製紙の煙突から太平洋に浮かぶ

大型船もクッキリと見えました。後ろを振り向くと真駒内スキー場その先には、藻岩山スキー場も見えました。

千歳方面は、恵庭市内が見えましたが、千歳とその後の夕張方面は、灰色の雲に隠れて見えませんでした。

 

   

食後には、アンテナ群に付いた霧氷を眺めながらポットに入れて来たお湯で、コーヒータイムです。

右の写真の奥にそびえる恵庭岳です。正面に当たる南斜面の7合目まで、札幌オリンピック滑降競技のみに

使われたスキー場がありましたが、オリンピック終了後、植林をして現在の山肌に変わったそうです。

ちなみに、妻の父は、滑降コース作りのお手伝いをしていたそうです。斜面は、アイスバーンに近いほど

硬く踏み固め、仕事中に転倒すると何10mも落下して止まらないほど急斜面だったそうです。

手前に見える山肌も美味しそうな所だらけですが、帰って来れなくなる所だらけです。

 

   

休憩後、アンテナ群の山頂を後に、登って来たコースとは、別に尾根を下り目的地の山頂から二番目の沢へ

向います。私の頭上には、先週散策したモーラップ山が見えます。植林済みで以前スキー場だった面影が

段々消えかけて来ております。

 

   

林の中を滑り降りて行くと、スキー場のコースのような雪に埋もれた広々とした沢地です。沢地右側上部には、小規模

な雪崩の跡がありましたが、かなりの日数が経過している様子でした。広い沢地を滑って行くにつれ段々狭くなり

最後には、天然のハーフパイプに変わりそこから先は、水の気配は、ありませんがVの字に彫れた小川化して

おりました。

 

               

そこから先は、木々の生えた森の中を感を頼りに、登山道入口方面へ向かいます。滑走跡が無かった雪面も

幾つかの沢と合流するたびにスキーヤーの滑走跡やスノーシュー跡が増えて行き最後は、登山道入口のゲート

前へドンピシャに出てこれました。凄い。

あまり転ぶ事の無いイトウくんは、雪面が20cmほど柔らかい湿雪に足を取られ3回ほど転倒いたしましたが

3回共に、両足のビンディングが外れ大転倒です。一度急斜面で転倒後に、立ち木へ向かって滑落いたしましたが

見事スキーブーツでブロックして怪我なし。スキーが脱げてもテクニシャンでした。

 

   

コースを探し出口を探し30分の滑走で、この場所へ出てこれました。今年もまたバカげた伝説が一つ増えました。

山頂に、アンテナが建つこの山を見るたびに、今日の出来事が脳裏に蘇るはずです。私もイトウ君も同じバカ道へ

向けて行進中です。 次ぎは、何処かな。


2007/3/21