車庫アーチ型屋根

同じ用なタイプの車庫が有りますが、メーカーによって、屋根の小波トタンの抑え方が様々ですが

共通点は、両サイドの軒先のみで止めております。また下地の鉄骨も定価を下げる為に、かなり

細く肉薄の材料を使っているタイプが多いです。


    

軒先のトタンが腐食しネジ止め箇所から剥がれております。腐食付近にネジ止めしょうと考えても下地の

C型鋼やアングルが水上へ向かって60cmおきに入っているのでネジの止めようが無い車庫が95%です。

一枚物の材料で左右の軒先の出寸法をそろえて貼るのは、本職の私達でも難易度が高いです。

スタートの1枚目が数ミリのネジレた状態で貼らされると10枚も並べると両サイドの軒先の出が左右で

2cmほど狂ってきます。また、建物のネジレによっても軒先の出が狂ってきます。

 

    

軒先のネジ止め箇所は、一山おきに細かく止めます。今回は、軒先のみのネジ止めですが中段や上段の

小波材料の継手に補強程度にネジを打つ事もあります。左の写真では、軒先の出がピッタリと真っ直ぐに

仕上がりました。


2007/12/31