支笏湖 樽前山 登山

 

      朝焼けの冬季樽前山

樽前山は、登山の初級入門編で、私は、小学生の時と、中学1年の時に、父と子供兄弟で2度ほど

登った事があります。今回も幼稚園児や小学低学年の子供達が、必死に登ってくる姿を見ました。

また、今回は、息子と12年振りの樽前登山となりました。息子が9ヶ月の時に、アルミ製の背負子で

妻と3人で登りましたが、本人は、覚えていないはずです。息子は、先月学校行事で、私が今年の冬に

3時間かかって登った紋別岳を夏場1時間30分で登ったそうです。頂上手前からは、10名ほどで走って

一番乗りを争ったと言ってました。

           

春山スキーの視察を兼ねてましたが、山岳滑走には、最適の場所ですが、モーラップ冬季閉鎖ゲートから

登山開始場所までの距離が車で15分ほどあり、徒歩では、体力的に登山開始前にヘタバッテしまうでしょう。

 


モーラップゲートから車でかなりの距離の林道を進み7合目ヒユッテ駐車場へ到着です。

駐車場は、車30台ほど駐車出来る大きなスペースとトイレが有りますが、風不死岳(ふっぷし)駐車場も

兼ねており、常に混み合っているので、自宅を7時50分に出発し樽前には、8時30分に到着いたしま

したが、私の車が、駐車場へ入れた最後の1台となりました。

   

森林に覆われた登山道入口を8時40分に出発いたしました。15分ほど登ると森林限界地点を過ぎ

荒れた火山灰地に、小さな高山植物が群生しております。登山道は、大量の火山灰軽石と多少の溶岩レキ

で、石車に乗りやすく登りずらいです。

 

   

今回は、春山スキー登山の下調べを兼ねており、森林限界地点から上の外輪山は、リフト2本分位の

距離を360度何処を降りても障害物が無い真っ白なゲレンデに変わる山です。登山道を登り外輪山へ

抜けると、山頂のカール地帯(皿のような場所)に、ポッコリ溶岩ドームが突き出ております。

樽前山は、何度もの噴火で山の山頂が吹っ飛び、山頂が丼茶碗のように形成しており茶碗の渕のみが

登山が出来ます。噴火口や溶岩ドームのある内側は、現在、有毒ガスや地盤の変動で危険な為に、

立ち入り禁止区域となっております。

 

   

この場所から外輪山東山へと登り現在の樽前山山頂です。本当の山頂は、溶岩ドーム上ですが毎年

数m上へ下へ現在も変動しているそうです。駐車場から山頂まで1時間で到着です。冬場のスキーブーツ

を履いておりませんし、リックにモノスキーも背負っていないので、軽々と足が前へと進みます。登山は、苦しい

ですが樂に登れました。冬場だと倍の2時間は、かかると思います。この場所から登山道経由を無視して、

真っ直ぐ下へ滑走して降りると、5分で駐車場へ行ける感じでしょう。樹木も駐車場周辺にしか見当たりません。

 

   

   東山山頂から見た支笏湖                    東山山頂から見た溶岩ドーム

 

   

東山から30分外輪を西側へ歩くと、樽前神社がコンクリートのほこらと、積み上げた岩で風雪から守られて

おりました。30分しか歩いていませんが山頂からは、かなりの距離があります。

 

   

樽前神社から見た溶岩ドームです。こちら側からは、噴火口や溶岩ドームからの噴煙が見えます。

私が小学生の頃に、噴火口を一週する散策路から火口めがけて石を投げ入れれる ほぼ平らな地形

の記憶がありますが、現在まで、隆起しているようで、火口も丘のような場所に変化しておりました。

樽前山は、六十数年おきに、噴火しており、現在は、六十数年を十年から二十年経過しておりますが噴火

しておりません。その間26年間に、近くの洞爺湖有珠山が2度噴火しておりエネルギーが有珠山の方へ

吸いあげられたのでしょうか、有珠山噴火のさいに、樽前山頂も微動地震の回数が増えるそうです。

 

   

帰りの登山道には、溶岩石が登山道にあります。多分過去に山頂から転げて落ちて来た物なのでしょう。

帰りは、樽前神社から駐車場まで、1時間で到着です。駐車場を出ると予想道理に、林道の両脇に駐車して

行った車で一杯でした。ここからモーラップ冬季閉鎖ゲートまでの距離が長く、除雪が入らない為、春の自然

雪解けまでゲートが開きません。徒歩だと何時間かかるのでしょう。山スキーの方達は、七合目ヒユッテで

1泊してから樽前山スキーを滑って帰るそうです。


2007/7/29