ニセコアンヌプリぐるっと一周回ったぞー。

   (北斜面、見返り坂、3スキー場)

今日は、雲一つ無く風も微風で絶好の晴天。この計画を実行するには、今日しかありません。

ニセコヒラフのバススターミナル前へ車を置き、ニセコ全山12ポイント券を購入し、リフト3本乗り継いで

キング第4リフト降り場からアンヌプリ山頂へ登って行きます。山頂からは、スキー場真裏の北斜面を

滑走して谷底にある五色温泉〜ワイス、花園方面に抜ける冬季閉鎖の道路を歩いて宿泊施設 山の家

から電気の供給経路モイワ山の方へ電線に沿って緩やかに登っていきます。アンヌプリスキー場とモイワ

スキー場の中間の尾根を真っ直ぐに滑り降りて、(多分見返り坂) 小川にかかる林道橋を渡りアンヌプリスキー

場へやっと出ました。ここでは、倶知安町スポーツたきぐちのニューモデル試乗会で試乗後、ゴンドラで

スキー場上部へ移動し東山スキー場を横切り、ヒラフスキー場へ戻ってきました。帰りには、東山プリンス

ホテルの温泉に入り、ルスツ経由で帰宅です。


    

昨年の5月に、ITO君が提案した謎の見返り坂山スキーコース。モイワスキー場山頂からアンヌプリスキー場へ

抜けるルートが有るので使えそうですよと、言うのでネットで色々調べると写真付き案内体験談が3本ほど引っ掛かって

きました。夏場に、何度もこのルートを使った構想案で盛り上がり、最終的にアンヌプリをぐるっと一周する事になり

ました。ちなみに、アイヌ語で崖状の沢に向かう川の意味が短縮され、アン、 ヌプリは、山。北海道の地名の半数は、

アイヌ語から付けられております。左の写真、当日は、絶好の好天で、ニセコへ向かう途中に、この場所から羊蹄山が

クッキリと見えると、ニセコの山も雲が無いはずだと察知できる場所です。 右の写真は、ヒラフスキー場正面です。

赤いがアンヌプリ山頂(1308.5m)です。

 

    

    第4リフトから山頂を眺める                山頂目指して登るITO君

全山共通12ポイント券を購入し、エースセンター4から上がり、キング第三フード付き、そして最上部リフト

キング第4を降りて右側にある山頂目掛けて登り始めます。今日は、天候が良いので色々な板を手で抱え山頂へと

登る人が多数いました。駐車場では、スキーウエアーを着ていると熱いですが、ここまで上がるとかなり気温が低いです。

 

              

休憩を挟んで45分の登りで、山頂到着です。山頂には、避難小屋。金属に赤い布が巻かれた碑。そして写真は、

岩石をコンクリートで固めた基礎の上に気象観測所跡碑。この場所に戦時中は、戦闘機ゼロ戦の機体を据付け

北海道上空の気象が戦闘機に及ぼす影響を調べていたそうです。当時のゼロ戦は、終戦後谷間の笹薮に投げ込まれ

ましたが、近年捜索回収が終わり、倶知安町郷土博物館に展示してあります。 それにしても羊蹄山は、美しい山です。

 

    

山頂からのスキー場裏斜面の景色は、正面にイワオヌプリ、私が写った右写真のは、ワイスホルンCAT終点場所です。

山の2つ後で肉眼で使用停止中のリフト降り場などが見えました。山の向こうには、日本海の海、岩内町の一部と泊村

の町並みも見え絶景を楽しむ事ができました。

 

               

滑走する北斜面の最上部の雪の状態は、アイスバーンの上に、風雪で出来た小さなエビの尻尾を並べたザラザラした

サンゴ礁を滑る感じです。想定外でした。この急斜面を数ターンして行くと突然エッヂが外れ落下して行きます。慌てて

ストックを持つた手で雪面を押し上げるとエッヂがハマリ何事も無かったように同じスピードで滑走が続きました。

先に滑って行ったITO君の所へ行くと、彼も私と同じくエッヂが一度抜け滑落中に雪面を押して通常の滑走スピードへと

戻ったそうです。登山スキーの時は、登の時も滑走の時もけして転倒は、禁物です。急斜面が多く転倒後滑落すると止まり

ません。極力転倒を避ける行動を心かけております。

 

    

中斜面から下は、アイスバーンの上に2cmほどの新しい雪が付いており滑りが安定し快調です。木のほとんど無い

北斜面の醍醐味を満喫できる場所です。ITO君の身体の傾き方がカッコイイです。

 

    

私も高い姿勢からの体軸を傾けたターン。写真最上部には、太陽光線カッコイイ写真です。こう言う場所を滑ると

ゲレンデの滑り方とは違い、自然とこの用な滑り方が出てくる物です。

 

              

滑走中に、谷底のゴールデンウィーク開通する道路が除雪済みで見えておりましたが、道路側まで滑り降りると

3mほどの落差で道路へは、降りられず五色温泉側へトラバースしていると後ろに居たITO君が誰かと話しています。

後を振り向くと何時の間にか外人と日本人のコンビが後におり、道路へ降りれる場所が有るので付いていきました。

除雪が階段状になった場所です。この場所を知っている彼らは、今年数度目と思われ、ここから道路を挟んで反対側の

イワオヌプリへ山スキーで上がって行きました。彼らは、五色温泉側に1台車を置いて有りイワオ滑走後、車で、登り

始めたスキー場側帰るそうです。私達は、この道を五色温泉へと20分ほど歩きゲートへでました。

行き止まりの道路には、15台ほど車が駐車してあり、皆さんイワオヌプリへ、ボードやスキーで登っておりました。

 

              

私達は、五色温泉向いの山の家から始る電線直下を電柱頼りにまた登り始めました。この場所に電気を供給する為、

道路沿いとは、関係のない山中を一番近いモイワスキー場リフト終点から電線が続いております。30分ほど緩やかな

斜面を登ると電線がLの字に曲がる場所から見返り坂の始まりだと思います。

 

               

この場所にもスキーブーツのツボ足でこれました。雪質は、締ったザラメ雪で表面には、薄い氷のまくが張り

パリパリしてますが、私のモノスキー、ITO君の太いスキーだと支障なく普通に滑走できるはずです。また今日も

リックに入れて持って来たカンジキは、使われずじまいです。 この丘の見返り坂始まりと思わしき場所で

昼ご飯のパンを食べました。私の後の山は、アンヌプリです。先ほどまで居た山頂から1時間30分ほどで、

かなりの移動距離を稼いで、この場所におります。

 

    

昼食のパンを食べながら左側を見るとヒラフでは、正面に見えていた羊蹄山が側面に頭だけが見えております。

また、尾根2つ先には、------ のアンヌプリスキー場のコースと、ゴンドラ、リフトが肉眼で確認できました。

右側の尾根2つ目には、 のモイワスキー場の最上部のクワット降り場が見えております。

 

    

この尾根には、真っ直ぐに木が無く通路状態で過去に何本もの滑走跡が薄ら見えております。ここがやはり

見返り坂と思われます。尾根を外れ谷側方面を見に行くと雪崩に、セッピが深さ2mの亀裂と入れる余地が

ないのでやはり尾根伝いに真っ直ぐ何処までもウエーデルンして行きます。  最後に尾根も無くなり

アンヌプリスキー場下部のコースが目の前に見えておりますが、巾2mほどの雪解け水で勢いよく流れる小川

が邪魔してスキー場側へ近寄れません。スノーブリッヂを探しますが雪が少ない山の下部には、絶対ありません。

不安が過ぎります。このまま小川に沿って道路まで下っていくか。それともITO君の考案カンジキをシャベル代わりに

ジャンプ台を作り、上からスピードをつけて飛び超えるか。小川の渡れそうな所を探しながら一番平らな場所に出ると

林道があり小川に巾3mほどの橋が掛かっておりピンチを逃れました。橋から20mほどストックでこいで

進むと子供達が滑る初級コースへ出てこれました。右の写真がアンヌプリスキー場へ出れた場所です。

 

    

ゴンドラ乗り場付近では、倶知安町スポーツたきぐちのニューモデルスキー試乗会が行なわれており、

各メーカーの100台勢揃いとDMに書かれていた通りメーカーブースに分かれドーンと勢揃いしておりました。

試乗会も予定していたので、免許書持参しております。私は、K2のツインチップの板、ITOくんもK2の極太板と、

どちらの板も重量があり重たいです。試乗後、ゴンドラでスキー場上部へ移動しました。

 

    

アンヌプリゴンドラ乗車に、リフト券4ポイントを使い12ポイント券を使いはたしてしまいました。後、1ポイント有ると

最上部のリフトへ乗れ楽々斜め下へトラバースして東山を経てヒラフへ帰れたのですが、ゴンドラ下車後2分ほど

上部へ登り谷に入らないギリギリのラインを東山へと高度を落とさずにトラーバースしていき、ボードパークを横切り

1分ほどまた登り、東山ゴンドラ下車ステーションへ滑り降りてきました。ここからは、ヒラフへとつながる連絡通路を

歩き、ヒラフ1.000mヒユッテ付近へやっと到着です。今回二人の外国人の方から別々に、モノスキーの言葉をいただき

ました。現在の日本人のモノスキー知名度より外国のモノスキー知名度の方が断然あるようです。

 

             

アンヌプリ最上部には、3社4本のリフトが隣接しておりますが、山麓では、ヒラフスキー場からアンヌプリスキー場

へは、車で30分ほど走らなければ到着できません。3社共通フリーパスポートの当日有効券を持っていると

各スキー場巡回バスに乗車できます。


2008/3/30