春の樽前山 山頂からのモノスキー滑走

今回の登山スキーの計画は、太平洋側の道路から樽前山方面へと進み分岐点まで来ましたが、

7合目ヒユッテ管理人さんからの厳重注意を受けております。この計画は、実現できません。

けしてマネをしないでください。ヒユッテ管理人さんは、樽前山道のパトロールも行なっています。

正規モーラップゲートから徒歩で登りましょう。


                

千歳からトラックで、1時間20分太平洋側の入口となる付近には、全く雪が有りません。樽前山方面へ向かう

冬季閉鎖の道路は、除雪済みで乾いた舗装道路が出ており、ここからスクーターとなります。前部の買い物ネット

には、スキーブーツ。後部の小さな荷台には、イスなどをゴムバンドで縛り、背中のリックには、モノスキーを

背負ってスクーターへまたがります。飛行機のようです。今日は、日差しが全くなく気温が低く、スキーウエャー

の上へウインドブレーカー上下を着て、顔の口回りには、ネックウオーマー、これは、絶対必要です。

下界のバイクは、郵便局か新聞配達の方しかまだバイクの使用は、しておりません。一般人のバイク使用は、

今年まだ見た事がありません。首回りから入る隙間風がとても寒いです。

 

    

分岐点へ到着すると前回歩いて来た支笏湖モーラップ側も除雪済みでしたが舗装の上には、かなりの量の

氷が残ってます。ここから登り坂を歩いて1時間でヒユッテに到着です。モーラップ側より徒歩1時間短縮です。

途中モービルで下山して行く管理人さんと遭遇し、今日は、チヨット硬いけどエッヂ刺さるから滑れるよと

教えてくれました。今日は、日差しも無く気温が低いので、ザラメ雪の表面3cmほどが柔らかくスキーブーツ

のツボ足でドンドン登れますが、時折ズッポリと足が沈みます。登りは、登山道経由から近道の直登です。

青い線が登り経路で、オレンジ線が滑走ラインです。

 

    

見晴台で、セルフタイマーを使い記念撮影。シヤッターを押して定位置に行くとズッポリ太ももまで足が刺さりました。

後には、支笏湖が見えてますが薄雲ではっきりしません。所々軽石と高山植物が顔を出しているので気おつけて

雪の厚みのある場所を進みます。

 

    

山頂までの近道の直登は、ブーツの先っぽしか刺さらない急斜面を慎重に必死に登り、山頂直下付近に

来ると突然、濃い雲が急降下し始め山下のヒユッテが見えなくなりました。ここで引き返すか迷いましたが

ヒユッテの方向だけ頭に入れて、後5分ほどの山頂へ向かいました。山頂尾根には、雪が無く軽石と溶岩石

のゴロゴロ地帯をスキーブーツで上がり登頂です。山頂から見えるすり鉢から突き出た溶岩ドームや太平洋側

の海、苫小牧の町並み、支笏湖周辺の山々など何も見えず真っ白です。(夏場の樽前登山を参考にして下さい)

通常ここで休憩をして栄養補給しますが濃霧の中なので慌ててモノスキー滑走の用意をして、高山植物

地帯を避けて雪面の繋がりをトラバースして行きます。高度が少し下がるとヒユッテの方向が見えて

きました。露出した溶岩石を避けながら横長のズラシターンでスピードを押えて降りて来ると、横じま凹凸風紋地帯

に入ってしまい何とか低速ターンして下部に来ると、また平らな良いバーンに当りました。今日は、思い道理のターン

を一切させてもらえなかったコースです。右の写真は、滑走した場所を下から上を写しました。

分岐点からヒユッテまで1時間歩く、ヒユッテから山頂まで1時間30分登る、山頂からヒユッテまで滑走15分。

               

ヒユッテに到着して、ホット一息です。屋外のイスで休憩をしていると、管理人さんが、この板真中から離れないのと

言ってます。以前山スキーボードの板で来た人がいるそうです。登りは、2枚の板でシールを付けて上がり、滑走の

時に板が合体しスノーボードになったそうです。手作りではなく、市販製品だったと言ってました。謎の板です。

ここから分岐点までも滑走できます。初心者迂回通路並でスピードが出てウエーデルンして15分で分岐点到着です。

降りをモノスキーで降りれると、もの凄く樂です。下山に歩く体力を残さずに、登りに80%の体力を使ってスキーがあれば

楽に下山できます。 モノスキー道具を片付けスクーターで20分ほどで車に到着、ここからトラックで1時間20分で

千歳到着です。徒歩時間を1時間短縮し山頂まで行けましたが、モーラップゲートとは違い、大変な道のりでした。

 

 


 

    積雪季の樽前山7合目ヒユッテへ

今日は、何時ものITO君と支笏湖周辺の山を登山スキーへ行く予定でしたが天候が悪く、連日の濃霧(気温が

高いので雪面から霧が発生しているのでしょうか)予定を変え樽前山登山スキーが可能か、どれだけの時間と

体力がいるか7合目ヒユッテまで行く事にしました。


    

[モーラップゲートからの樽前山 帰りに撮影]

ネットで検索すると、積雪表面が固まった昨年のこの時期に、モーラップゲートからマウンテンバイクにスキーを

縛りつけて7合目ヒユッテまで4人で自転車で行って樽前山に、登ったプログを発見し実験に行ってみました。

朝、トラックに自転車を2台積んで、支笏湖方面に向かうと、支笏湖の山々全てが雲の中で何も見えません。

30分でモーラップゲート駐車場へ到着し早速ゲート内の雪の硬さを足踏みして確かめます。昨日の雨も気になり

ますが、林道の中央は、皆さんがスキーやスノーシューで何度も踏み固めてあり長靴でも平気で歩けます。

林道中央の巾1mの範囲を超え端に行くと長靴では、雪が柔くずっぽりと足がはまります。

これは、自転車で行けると思い二人で走行テストです。自転車のギアー比を軽くしてペダルをこぐと幾分前へ進みますが

タイヤが空回りして雪面を掘り始め停止します。10mほど走行実験しましたが、今日の雪質が柔らかく自転車では、無理

と判断して徒歩で、ここから7kほどの7合目ヒユッテへ行こうと ITO君を説得し長靴でも沈まない林道中央部を歩いて

出発となりました。

 

    

モーラップゲートから微妙な登りを歩いて1時間中間地点T字路の分岐点へ来ました。右の写真方面は、

モーラップゲートから歩いて来た方面です。

 

    

左の写真は、これから進む樽前山方面。 注目は、右の写真の苫小牧市方面ゲートに、かなり長い

距離続く道路が除雪済みです。近年全線舗装化が終了しているはずです。管理人さんの話では、3日前に

除雪が終わったそうです。今年は、雪が少なく順調に、ここまで来れたと除雪関係者が言っていたそうです。

 

    

分岐点から樽前山へ進む林道は、傾斜が幾分強くなりますが、雪は、とても白く何本ものスキー滑走跡が

残っております。分岐点から歩く事1時間、合計2時間で7合目ヒユッテに到着です。夏場ですとここまで車で

上がれて駐車場になる場所です。

 

         

ヒユッテ付近から見た斜面の起伏の高い場所は、いたる所に、火山灰の地肌がすでに出ておりました。

管理人さんから山の色々の情報を教えてもらいました。10日間前までの山は、氷のバーンでアイゼン使用

の世界だったのが、一週間で急激な春の訪れとなりました。また、昨日の雨と重なり今日は、雪下深くまで

ザクザクとなっており山スキーだと上がれますが、スノーシューだと雪が柔過ぎて、結構厳しく、ツボ足では、

沈んで無理です。と言っておりました。数日前に、山の表面が10cmほど解け、雪下が硬い良い時期が

有ったそうですが、それも数日で一気に陽気が強くなり春が急速に進んだそうです。

例年ですと、1m70cmほどの雪が残っているそうですが、今年は、降った雪が風でかなりの量が飛ばされ

何処かへ行ったり、好天の陽気で融け春が近づいたそうです。

この管理人さん最近は、数社の新聞記事に写真入りで載っており2000年から苫小牧市7合目ヒユッテの

管理人となり、あと2週間後の3月末で退職するそうです。カッイイサングラスを掛けておりますが、風貌と

喋り方がまさしく元 小泉首相そのままの方でした。 モーラップゲートから徒歩2時間ここから登山する体力は、

少ししか残っておりません。今日の帰りの道のりは、1時間30分すれ違った二組には、長靴ですかと驚いて

おりました。ほとんどが山スキーの跡が残っており、少数のスノーシュー。

ツボ足の長靴跡は、一切見あたらなかったので、多分今年初めてのツボ足のようでした。


2008/3/16     追加 2008/3/20