チセヌプリスキー場 モノスキー祭り2日目

埼玉のモノスキーヤーbirdさんが来道しレンタカーで各スキー場を転戦するのに合わせて例年のモノスキー祭りを

開催する事になりました。1日目は、キロロスキー場。2日目は、ニセコチセヌプリスキー場です。千歳に飛行機が

到着後、低気圧が急速に発達し爆弾低気圧となり2日間千歳空港がマヒいたしました。昨年も今年も冬季に一度の

最大の大荒れ日に、ピンポイント来道となりました。しかし、悪天候の後は、最高の深雪がbirdさんを待っておりました。


1日目は、キロロのスペシャリストIGAさんの案内で、じょじょに動き出したリフトを待ちbirdさんと、パウダーラインを

滑ったそうです。当日参加予定の他のモノスキーヤーは、自宅付近の物凄い吹雪で断念したそうです。


2日目のチセヌプリでは、軽く雪が降っておりましたが、風が収まり4名でのモノスキー祭りとなりました。

前日の運休もあり全面真っ平らな深雪の期待が高なります。

    
9時からのリフト営業でしたが、点検や除雪で10分ほど遅れて、関係者からの今日の雪状況の説明が口頭で

告げられました。雪面を圧雪車を進めると圧雪車が真っ直ぐに進まず雪面をズリ落ちながら進むので圧雪出来ない

との報告と山を登る人は、雪崩になりやすいので気おつけての意味合いの説明後、運行開始です。もともと深雪に

興味の無い人の為に1コースのみ圧雪を掛けているようなもので、他の元4コース+森全部が深雪林間コースと

なっており全コース深雪でお客さんの9割が歓迎でしよう。小さななお子さんがいるファミリーには、過酷な地獄かも

しれません。今日参加者のモノスキーです。一時期トランソニックの同じデザインモノスキーが多かった時もありましたが

最近は、個人輸入やボード改造で色々なデザインや形状の板が見受けられます。


    
写真は、スキー場右奥の林間です。木がまばらで、ひざ下の深雪には、最高です。次から次へとサラサラの雪を

割いてシュプールの溝を刻んでいきます。立ち入り禁止の雪面に埋もれたロープより下へ滑り下りると巾2m

雪面から深さ3mの深い凹の温泉川へ落ち長いハシゴなしでは、這い上がれないでしょう。この辺からリフト小屋

目指してトラバースして帰りましょう。


    
スキー場裏方面をトラバースして軽い丘を登ると、スキー場左奥の尾根です。この尾根の後ろへ滑り下りると自衛隊

のスキー施設が有ったと、I君が言ってますので、けして行かないでください。捕獲され捕虜になります。

尾根には、永遠と続くセッピが出来ており、セッピの落差の小さな場所を見つけて飛び降りる感じで皆さん滑りおりて

行きます。流石です。と言う前に、ここ以外滑り下りれる場所がなく皆さん仕方がなく飛び降りました。


    
最後に、スノーマンに催眠術にかけられ目が覚めると飛んでもない場所に立っておりました。スキー場目指して、

戻っても戻っても戻れず、一本のボード跡に導かれら温泉川に架かる橋にドンピシャで出てこれました。

硫黄匂い煙が風で流され目の前に池が現れました。オーここは、国民宿舎雪秩父裏手の大湯沼(温泉池)です。

硫黄臭の水蒸気がもくもくと上がってます。橋を渡り、夏場の遊歩道を歩き国民宿舎雪秩父の駐車場へ出て道路を

歩いてスキー場へ帰ってこれました。帰りに4人で雪秩父の温泉に浸かって解散です。


2日間のモノスキー祭りへ参加してくれた北海道のモノスキーヤーの方や、参加したくても悪天候で参加出来なかった

方、お疲れ様です。有難う御座います。また埼玉のbirdさんレンタカーを借りてパックのスキーツアーでは、味わえない

北海道モノスキーの旅は、楽しめたでしょうか。苦痛でしたか。


birdさんの09年北海道モノスキー道中記

NAKさんモノスキー祭り2日目のプログ

IGAさんモノスキー祭り1日目のプログ

過去のチセヌプリへ訪れた時のまるたけ記事



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2009/2/23