取り寄せで、ワンタッチタイプ 亜鉛鍍金使用 (ネジ締めではなく、カナヅチでたたき込むタイプ)
図は、縦葺きの例です。縦の青い線は、縦葺き普及型の継手ハゼです。45.5p(1尺5寸)と決まっていますが、
40cm、38cmなどのまれな例もあります。 雪止めの取り付け向きですが、図のようにボルトが付いている
方が、水上となります。特殊な例で、ボルトの使わないワンタッチ式きは、逆の取り付けとなります。
軒先から一列目の雪止め位置は、建物の壁 縦柱が並ぶ位置で、屋根勾配によって違いますが、だいたい
軒先から50cmから60cmの位置になります。屋根の軒先、先端部に取り付けますと、壁から突き出た50cm
ほどの軒先部分の木下地が雪の重みと下へズレ落ちる力で折れ曲がりへの字になる確率が高いです。
2列目は、6尺の182cm。 3列目は、6尺の182cmと増えていきます。
横幅は、3尺の91cmおきに取り付け1列目と2列目は、図のように段違いに、2列目と3列目も
段違いに取り付けます。 雪止めが1段の場合は、屋根の水勾配に対しての長さが3mで受け止め容量が
一杯です。雪止めが2段の場合は、屋根の水勾配に対しての長さが5mで受け止め容量が一杯です。
雪止めが3段の場合は、屋根の水勾配に対しての長さが8mで受け止め容量が一杯です。
このめあす例は、千歳市近郊の降雪量で平均的勾配屋根の場合例で約当社の基本例です。
軒先に、1段しか付けない場合は、45.5pおきに取り付ける場合がおおいです。
太平洋側の苫小牧地区では、雪が少ないので軒先に1段のみで45.5cmおきに、取り付ける例が多いです。
屋根の水勾配方向に長さが8mなのに軒先に1段のみ取り付けの場合や煙突の支柱代わりに1個か2個の取り付け
玄関の真上に2個か3個。アンテナの支えに1個針金で縛ってある。などの取り付け例や屋根の雪が下へズリ落ちる
力に対して雪止めの個数が足りない場合に、ボルト2本をギッチリ締めていても屋根鉄板を切り裂きながら雪止が
雪の力で下へ押されて行き屋根にかなりのダメージを与えます。雪が下へズリ落ちる力は、その年の気候や雪の量
屋根の塗装の艶などによって毎年違います。
緑円内に取り付けた雪止め金具が、雪が下へ落ちる力に押されハゼを裂きながら最後に鉄板をチギリ
取り雪止め金具が外れた様子です。
緑円内に取り付けた雪止め金具の羽ねの部分を前方に曲げられ、下へ押されたので屋根鉄板に
刺さり込み大きく穴を空けた例です。
雪の重みで軒先下地が折れた例 屋根軒先折れ 復旧工事
2003/12/18 2005/6/17 2006/4/12